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ニューシネマ・アナリティクス

『ベイビーわるきゅーれ』レビュー:アクションと日常のギャップが絶妙な殺し屋少女映画の明るく楽しい革命!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT殺し屋少女をモチーフにした映画そのものは今や目新しくも何ともありませんが、本作に関しては「まだまだこういう手があったか!」と快哉したくなるほどの革命的な楽しさが満喫しています。女子高生...
ニューシネマ・アナリティクス

『アウシュヴィッツ・レポート』レビュー:ホロコーストを過去のものとして揶揄する意識を芽生えさせないための映画の効能

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT本作品は「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」なるジョージ・サンタヤナの文言から始まります。現在公開中の『復讐者たち』もそうですが、今から75年以上も前にナチスドイツがユダヤ人に対...
ニューシネマ・アナリティクス

『名もなき歌』レビュー:我が子を奪われた母と事件の謎を追う記者を通して浮かび上がる社会の諸問題

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT1988年の政情不安な南米ペルーを舞台に、だまされて生まれたばかりの赤ん坊を謎の組織に奪い去られた20歳の貧しい先住民の女性ヘオルヒナ(パメラ・メンドーサ)と、その事件を追う白人と先住...
人生を学べる名画座

弘兼憲史人生を学べる名画座 Vol.15| 『シャイニング』|「仕事ばかりで遊ばない」

スティーブン・キング原作の映画は数多くありますが、どちらかといえばB級ホラー作品が多い。ところが監督が違うと、ここまで格調の高いホラー映画になるのかという、一番のいい例がこの『シャイニング』です。名匠・スタンリー・キューブリックの手にかかっ...
ニューシネマ・アナリティクス

『GのレコンギスタⅢ 宇宙からの遺産』レビュー:富野由悠季監督ならではの“映画”を濃縮させた世界観

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」2021年7月22日より『GのレコンギスタⅢ 宇宙からの遺産』の全国ロードショーが始まりました。1979年のTV「機動戦士ガンダム」に始まる壮大なガンダムシリーズの中、ガンダムの原作者である富野...
金曜映画ナビ

林遣都の魅力を知らしめる5本の映画|『犬部!』公開記念

2021年7月22日より公開された篠原哲雄監督作品『犬部!』は、三度の飯より動物が好きな獣医学生たちが、犬の殺処分などから犬を護るために青春を駆け抜けた16年間の軌跡を描いた感動作です。単にワンちゃんが可愛いカワイイの世界ではなく、シビアな...