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映画コラム

『新解釈・三國志』と真逆?硬派な歴史スペクタクル大作『墨攻』

(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会 2020年12月11日より公開の『新解釈・三國志』はご存じ中国の名作『三國志』を原作に日本映画界が総力を挙げて壮大に描いたもの……ではありません。これは『銀魂』や『今日から俺は!』などで知られる福...
映画コラム

SMが妻を亡くした男の生きる希望…映画『ブレスレス』3つの見どころ

2020年12月11日より、フィンランド・ラトビア合作の映画『ブレスレス』が公開されています。フィンランドのアカデミー賞と称される2020年ユッシ賞で主演男優賞ほか6部門を受賞するなど、高評価で迎えられている本作が題材としているのは“SM”...
映画コラム

『天外者』レビュー:三浦春馬が演じる五代友厚の駆け抜ける幕末の青春

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」自分の出身地を舞台にした映画やドラマなどがあると、妙に張り切ってその作品に見参したくなることってありませんか?(私はあります)自分の場合は鹿児島県出身で、最近ではNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん...
国内ドラマ

Netflix『今際の国のアリス』レビュー:世界基準を目指す破格のスケール邦画

Netflixは2019年のアカデミー賞で『ROMA/ローマ』が監督賞含む3冠を獲得、2020年のアカデミー賞ではさらに勢力を拡大、合計24ノミネートを記録。配給会社別に見たとき、この数字はディズニーの23ノミネートを抑えて堂々の一位となり...
映画コラム

『花束みたいな恋をした』は、元恋人との精神的対話|東紗友美の”映画の読みかた”

『東京ラブストーリー』(91年)、『Mother』(10年)、『最高の離婚』(13年)など多くの連続ドラマを手掛けている脚本家・坂元裕二氏が“2020年の東京”を舞台に書き下ろしたオリジナルラブストーリー。今回は、映画を観て、その余韻に浸か...
映画コラム

「自分の記事で店が潰れた」映画に学ぶネットでの発言責任について

映画の予告編を見た時は、やたらと肉を焼くシーンばかりがクローズアップされていた『フード・ラック!食運』(寺門ジモン監督作品)。焼肉に始まり焼肉に終わる映画なのか……。そう思いつつ映画館へ赴いてみたら、まったく印象の違う映画でした。私自身、ラ...