映画ビジネスコラム

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ハリウッド脚本家のストライキで米映画業界はどうなる?諸外国にとってはチャンスの面も

ハリウッドの脚本家組合であるWriters Guild of America(WGA)が、5月2日より大規模なストライキを決行しました。WGAは、アメリカの映像産業で活動するほとんどの脚本家が所属する組合で、今回のストはメンバーのほとんどの...
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新海誠の言う「日本のアニメ映画が別のフェーズに入った」とはどういうことなのか?

少し前に、新海誠監督がこんなことをツイートしていました。 国内で興収100億を超えた作品で、海外一国がそれをさらに上回るというのは史上初です。また『すずめ』は、全ての日本映画の中で海外興収一位となりました。個人的には、日本のアニメーションの...
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<興行分析>『名探偵コナン 黒鉄の魚影』悲願の100億円へロケットスタート!

▶︎『名探偵コナン 黒鉄の魚影』画像を全て見る4月中旬恒例(といっても2020年はコロナ禍で延期……)の『名探偵コナン』の劇場版最新作『黒鉄の魚影(サブマリン)』が公開初日だけで観客動員58万人、興行収入8.5億円という破格のロケットスター...
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『シン・仮面ライダー』公開劇場情勢&興行分析|今後の粘り強い興行がカギに?

1971年に放映開始となった特撮ドラマシリーズ「仮面ライダー」。1号(本郷猛)と2号(一文字隼人)が悪の秘密結社ショッカーが放つ怪人と戦うヒーロー譚。その生誕50周年記念企画の大本命として、庵野秀明監督が手掛けた『シン・仮面ライダー』がつい...
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『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』“映画館”は映画・配信・テレビの垣根がなくなる?

▶︎『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』画像を全て見る2月3日(金)から公開された『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が、初日3日間で興行収入11億円を超える大ヒットスタートを記録しました。『劇場版「鬼滅の...
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2022年映画産業分析:明暗分かれた邦画アニメと洋画アニメ。東宝一強時代は終わりを告げるか?

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会1月31日(火)、2022年の日本映画産業統計が日本映画製作者連盟(映連)から発表されました。過去2年コロナ禍で苦境に立たされた映画産業、今年は本格的な回復の兆しが見えた年となりました。年間の興...