映画コラム 『天国にちがいない』レビュー:オシャレ・ユーモア・皮肉さはまるで現代のチャップリン 吉本隆明はエッセイで、孤独な時間こそが人の価値を高めると書いた。自身の娘が小さいころ、一人で没頭している様子を見かけたら、タバコの調達を頼むことも控えたのだそうだ。 パレスチナの映画監督、エリア・スレイマンによる『天国にちがいない』は繊細... 2021.02.25 映画コラム