ニューシネマ・アナリティクス

映画コラム

『あのこは貴族』レビュー:現代女性の自立を軽やかに綴る本年度屈指の秀作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」現代社会の中で女性の自立を促す映画やドラマは今に始まったわけではありませんが、本作『あのこは貴族』は従来のものを優に超越した魅力に満ちた作品です。先ごろ終了したばかりのNHK大河ドラマ「麒麟がく...
映画コラム

『モンテッソーリ 子どもの家』レビュー:斬新な教育メソッドの本質を探るドキュメント

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTイタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案し、今では世界中に普及している《モンテッソーリ教育》。日本では棋士の藤井聡太王位も受けていたという、このメソッドの本質を探るべく...
デフォルト

『ベイビーティース』レビュー:難病少女と不良少年と少女の両親が織り成す愛の刺激的葛藤

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT難病を抱える16歳の少女ミラ(エリザ・スカントン)と、孤独な不良少年モーゼス(トビー・ウォレス)の恋。そしてふたりの交際に気が気ではないミラの母(エシー・デイヴィス)と父(ベン・メンデ...
デフォルト

『ある人質 生還までの398日』レビュー:ISに誘拐された若者の地獄と奇跡の救出劇

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT2013年にシリアの非戦闘地域に赴くも、現地の情勢が急変してIS(イスラム国)に誘拐され、398日間にわたって人質となったデンマークの若き写真家ダニエル・リュー(エスベン・スメド)。彼...
映画コラム

『痛くない死に方』『けったいな町医者』レビュー:在宅医療についての2本の秀作

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」人生の最期をあなたはどのように過ごしたいと思われますか?医学が発達し、延命治療が可能になった現在ではあります。しかし一方では、自宅で家族に看取られながら自然に死んでいく在宅医療を選ぶ人もいます。...
映画コラム

『世界で一番しあわせな食堂』レビュー:北欧と中華料理が魅せる幸せランデブー!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」世界幸福度ランキング第1位の国フィンランドは、そこで作られる映画もまた人々を幸せにしてくれることが多々あります。フィンランドの名匠ミカ・カウリスマキ監督がの新作『世界で一番しあわせな食堂』のモチ...