ニューシネマ・アナリティクス 『護られなかった者たちへ』レビュー:佐藤健が追われ、阿部寛が追う!東日本大震災がもたらした殺人事件と社会の闇 ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」 SHORT東日本大震災が引き金となっての悲劇の連続殺人事件の実態を暴いた作品です。ただし犯人は誰か?といったミステリ色もさながら、それ以上に本作の大きなモチーフとなっていくのは、社会の闇。それ... 2021.09.30 ニューシネマ・アナリティクス
ニューシネマ・アナリティクス 『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』レビュー:難聴を患ったドラマーの聴覚体験を映画館でリアルに再現! ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」 SHORT邦題の印象から、見る前はメタル・バンドのドラマーのアナーキーな生きざまでも描いた音楽映画かと思っていましたが、いざ見始めると、なるほど冒頭の10分ほどは主人公ルーベン(リズ・アーメッ... 2021.09.30 ニューシネマ・アナリティクス
ニューシネマ・アナリティクス 『HHH:侯孝賢』レビュー:台湾映画界の名匠ホウ・シャオシェン監督の映画とそのキャリアを紐解く絶好のテキスト! ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」台湾映画界が生んだ世界的名匠の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)。そして彼のイニシャル“HOU HSIAO-HSIEN”の頭文字を採ってタイトルが紡がれた『HHH:侯孝賢』は、当然ながら彼のキャリアに... 2021.09.23 ニューシネマ・アナリティクス
ニューシネマ・アナリティクス 『にじいろトリップ:少女は虹を渡る』レビュー:才人いまおかしんじ監督が両親の復縁を願う少女の心を描出するミュージカル映画 ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」「ピンク七福神」の異名も今は昔、最近はジャンル分け不能の作品を連打し、特に昨年は『れいこいるか』が2020年度「映画芸術」誌ベスト1に輝き、今年も『農家の嫁は、取り扱い注意』2部作と『葵ちゃんは... 2021.09.23 ニューシネマ・アナリティクス
ニューシネマ・アナリティクス 『殺人鬼から逃げる夜』レビュー:聴覚障害者が殺人鬼に狙われる!音のない悪夢のサスペンス映画の秀作! ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」 視覚障害者が犯罪に巻き込まれるサスペンス映画だと、古くはオードリー・ヘプバーン主演の『暗くなるまで待って』(67)が有名で、最近でも『見えない目撃者』として中国(15)と日本(19)でリメイ... 2021.09.23 ニューシネマ・アナリティクス
ニューシネマ・アナリティクス 『ディナー・イン・アメリカ』レビュー:ビッチ!アナーキー!クレイジー!エモーショナルな青春ラブストーリーが誕生! ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」いやはや、冒頭からラストまで徹頭徹尾ビッチでクレイジーな映画です。開巻早々ゲロ吐くは、悪態つくは、いけないHしちゃうは、ちゃぶ台ひっくり返すは、放火するは……などなど、アナーキーといえば聞こえは... 2021.09.23 ニューシネマ・アナリティクス