黒沢清

映画コラム

【開催中!】第81回ヴェネツィア国際映画祭:映画ライター注目作“10選”

8月28日より、三大映画祭のひとつであるヴェネツィア国際映画祭が開催されている。今年もティム・バートン最新作『ビートルジュース ビートルジュース』や『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』などの話題作が多数出品されている。日本からは北野武による60...
映画コラム

『Chime』不純物なし、クロサワ成分100%の不条理ホラー

「脈絡がない」という表現は、往々にして否定的な意味で使われることが多い。筋の繋がりがない。行き当たりばったり。意味不明。散漫。だがある種の映画にとっては、それがプラスに作用することがある。ストーリーテリングの段取りを踏むことなく、純然たるビ...
その他

『蛇の道』オリジナル版の脚本家・高橋洋はリメイク作をどう見た?

▶︎『蛇の道』画像を全て見る『岸辺の旅』(14)で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞に輝き、『スパイの妻 劇場版』(20)では第77回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞、『Chime』(24)のワールド・プレミアを第74回ベル...
映画コラム

日本映画激動の1997年を締めくくり、濱口竜介に大きな影響を与えた黒沢清監督『CURE』

濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が、日本映画初の米国アカデミー賞作品賞部門へのノミネートの快挙を成し遂げました。商業映画デビュー以前から恐るべき才能と評価されていた濱口監督ですが、これで名実とともに世界的な巨匠と認識されることになるで...
映画コラム

『スパイの妻』レビュー:そこに生きていると感じさせる高橋一生の美しい一挙手一投足に目が釘付け

■橋本淳の「おこがまシネマ」どうも、橋本淳です。68回目の更新、今回もよろしくお願いします。映画観賞後、ここまで各シーンが脳内に滞留しているのも珍しい、そんな状態のわたしです。いまだに新型コロナウイルスが蔓延している世界で、それとずっと隣り...
デフォルト

『スパイの妻』ヴェネチア国際映画祭「銀獅子賞」受賞!キャスト・監督からコメント到着

黒沢清監督『スパイの妻』が、第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞。出演の蒼井優、高橋一生、黒沢監督から喜びのコメントが到着した。ヴェネチア国際映画祭の最優秀監督賞にあたる銀獅子賞の受賞は、日本映画としては2003年の北野武...