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映画『キャロル』のすすめ:私たちの人生には永遠の夜明けが待つ

私たちの人生には永遠の夜明けが待つ 「私の天使、まるで天から落ちた人」『キャロル』の主演は2人の女性。離婚を考えるキャロルと、恋人に結婚を迫られるテレーズ。「写真家があなたの夢なの?」「わたしに、才能があるなら」写真家になる夢を抱いているテ...
映画コラム

メキシコの女性画家・フリーダ・カーロ、彼女をめぐる2つの映画の見どころ

一度目にすると、釘付けになる。痛みを感じて目を逸らしたいのに、なぜか吸い寄せられるようにまた見てしまう。メキシコを代表する現代美術の女性画家・フリーダ・カーロの絵には、人の感情をえぐる何かが凝縮されている。芸術家を一人ずつピックアップし、作...
映画コラム

『天国にちがいない』レビュー:“現代のチャップリン”の旅から窺えるパレスチナと世界

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」パレスチナ問題とは、実に複雑怪奇で、とても簡単に語ることなどできないものでもあります。しかし、そのパレスチナ問題を常にユニークな視点で描き上げ、“現代のチャップリン”と称される映画監督がいます。”...
映画コラム

『羊飼いと風船』レビュー:風船=コンドームが示唆するチベットの女たちの悲劇

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」どこの国にも独自の文化と、世界中どこも変わることのない普遍的な営みがあります。そこに電気や車などの文明が入り込み、それぞれはせめぎあい、軋みあっていきます。チベット映画界の名匠ペマ・ツェテン監督の...
映画コラム

コロナ禍の今こそ観たい最新「格差社会映画」5選

アカデミー賞で作品賞を含む4部門に輝き、金曜ロードショーで地上波放送もされた『パラサイト 半地下の家族』。その超高評価の理由はさまざまですが、格差社会を痛烈に風刺したことにもあるのは間違いありません。その『パラサイト』が公開された2019年...
映画コラム

『どん底作家の人生に幸あれ!』レビュー:英国文豪のユニークな人生讃歌!

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」チャールズ・デイケンズといえばイギリスの偉大なる文豪としてあまりにも著名な存在で、その映画化も数多くなされています。彼が自伝的小説として1850年に発表した『デイヴィッド・コパーフィールド』もその...