映画コラム 雨を意識するフェリーニの名作とユ・ヒョンモクの名作 夏が進むにつれて、突然の雨に見舞われることが多くなった。毎年のことである。現実の世界でいきなり雨が降ってくれば、どこか避けられる場所に逃げたくなるのだが、これがスクリーンの中だと、なぜこうも魅力的に見えるのだろうか。個人的に「雨の映画」とい... 2016.07.17 映画コラム