キネマニア共和国~レインボー通りの映画街~

映画コラム

『アイヌモシリ』レビュー:民族のアイデンティティと対峙する少年の想いとは?

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project『鬼滅の刃』の一大ブームもそうですが、漫画やアニメーション、即ち文化の力とは恐ろしい(=面白い)もので、野田さとる原作のコミック&アニメ『ゴールデンカムイ』の大ヒットもまた、...
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『博士と狂人』レビュー:学者と殺人犯が共闘して作り上げたものとは?

(C)2018 Definition Delaware, LLC. All Rights Reserved. 一見地道に見える作業に対して、コツコツと、真摯に従事し続ける人々がいます。辞書作りもそのひとつに入れられるかもしれません。三浦しを...
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『本気のしるし〈劇場版〉』レビュー:どダメ女にはまったクール男の顛末とは?

(C)星里もちる・小学館/メ~テレまずはストレートに、深田晃司監督の最新作『本気のしるし〈劇場版〉』は2020年度の日本映画を代表する屈指の1本であると断言しておきます。もともとは星里もちるの同名コミックを原作に、2019年にめ~てれ(名古...
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『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』レビュー:“家”にこだわる“人”から窺える“今”

(C)2019 A24 DISTRIBUTION LLC.ALL RIGHTS RESERVED. コロナ禍も災いして不況の続く日本ではありますが、まだ大抵の人は大なり小なりの住まいがあるかと思われます。ただ、アパートやマンションとかではな...
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『ある画家の数奇な運命』レビュー:邦題に偽りなしの、個人とドイツの激動史!

(C)2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG 今回は秋の到来にふさわしい、芸術性と娯楽性の双方を併せ持つドイツ映画の傑作『ある画家の数奇な...
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『浅田家!』レビュー:ファンが映画で見たかった二宮和也の魅力がここに!

(C)2020「浅田家!」製作委員会 二宮和也といえば「嵐」としての秀逸なパフォーマンス活動はもちろんのこと、俳優としても数々の作品で印象深い演技を披露し続けています。映画だけでもクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』(06)で...