キネマニア共和国~レインボー通りの映画街~

映画コラム

夏をエモーショナルに染める国産JK映画3本と海外少女映画2本

昔も今も少女をモチーフにした映画は後を絶ちませんが、「少女と自転車とキャメラがあれば、誰でも映画を撮れる」なんて言葉があるように、そもそも映画と少女は相性がいいのかもしれません。さて、2019年=令和元年の夏も立て続けに少女を主人公に据えた...
映画コラム

大躍進のインド映画、また新たに社会の変革をエンタメの力を用いて訴える!

『バーフバリ』2部作(17)のクリーンヒットあたりがきっかけとなったのか、最近インド映画の日本公開がかなり増えてきているように感じます。特に今年の下半期は毎月のように新作がお目見えといった感じですが、その中で興味深いのは、従来の歌って踊って...
映画コラム

令和の夏に改めて訴える!戦争とその傷跡を描いた3本の映画

先週『アルキメデスの大戦』をご紹介させていただいたばかりではありますが、やはり戦争の惨禍に関する映画は夏に限らず定期的に取り扱っていきたいもの。とはいえ、やはり夏にその手の作品が多くなるのも必定なので、せっかくのこの機会を逃す手はないでしょ...
映画コラム

『マーウェン』は『BTTF』ロバート・ゼメキス監督の集大成的快作!

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS ロバート・ゼメキス監督といえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作(85・89・90)で知られる名匠のひとりで、最近も『マリアンヌ』などジャンルの枠を超えたユニークな活動を続けている映...
映画コラム

『二宮金次郎』って、実はブットビの革命的ヒーローだった!

(C)映画「二宮金次郎」製作委員会二宮金次郎(二宮金治郎と表記されることもありますね)と聞くと、おそらくはみなさん学校などに置かれてある銅像を思い起こすのではないでしょうか。薪の束を背負いながら本を読んで歩くその姿は、今の歩きスマホの原点の...
映画コラム

『僕はイエス様が嫌い』が示唆する日本インディーズ映画の更なる飛躍!

(C)2019 閉会宣言先月AIによる犯罪の裁判を描いた『センターライン』を紹介したときにも感じたことですが、日本のインディペンデント映画がどんどん面白いことになってきています。それにはデジタル時代の幕開けとともにみんなが自由に映画制作でき...