キネマニア共和国~レインボー通りの映画街~

映画コラム

『家族を想うとき』フランチャイズに翻弄される家族の絆を描く名匠ケン・ローチ

(C)Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and...
俳優・映画人コラム

橋本環奈、女優として躍進。『午前0時、キスしに来てよ』『シグナル100』

2013年の秋、1枚の写真がインターネットで拡散されたことで“1000年に一人の美少女!”として注目され、地元・福岡から一気に全国区に躍り出ることになった橋本環奈(このときまだ中学3年生)。その可愛らしさは今更こちらがどうこう言うものではな...
映画コラム

『台湾、街かどの人形劇』と『幸福路のチー』が訴える伝統と人生の機微

(C)2016-2019 Thunderbolt Fantasy Project 先月『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』という台湾と日本の合作映画を見てきました。これは『魔法少女まどか☆マギカ』(11)やアニメ版『GODZ...
映画コラム

“殺カレ死カノ” “地獄少女”など脱キラキラ化し始めた日本の青春映画たち

(C)2019「羊とオオカミの恋と殺人」製作委員会 (C)裸村/講談社 少女漫画やアニメなどを原作にティーンを中心にした可愛らしい恋愛ドラマを繰り広げていくキラキラ映画のジャンルは、日本映画の主流の一つとなって久しいものがあります。もっとも...
映画コラム

『i-新聞記者ドキュメント』と『ベル・カント』が導く現代社会への懸念と希望

©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ  2019年もそろそろ終わりに近づいてきて、映画マスコミでは本年度の映画賞やらベスト・テンなどの話題が持ち上がり始めています。その中で注目されている1本が『新聞記者』で、本欄でも公開時に紹介さ...
映画コラム

『ひとよ』は、佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子らが織り成す反骨の人間ドラマ

(c)2019「ひとよ」製作委員会これまでにも数本紹介してきましたが、2019年の秋の日本映画は『楽園』『閉鎖病棟』など重量級の人間ドラマが目白押しで、たまにはノーテンキなものも見たいかなとも思いつつ、それでもやはり見逃し厳禁と訴えざるを得...