加藤 広大

映画コラム

語りたい、素晴らしき映画ポスター“5選”

紙媒体が少なくなった今でも、映画ポスターやチラシの力は顕在で、映画館ではポスターが貼られ、チラシがずらりと並べてある。以前なら持ち帰って一人で眺めたり、誰かに見せて話のネタにしたりするくらいだったが、現在はネットでもチェックや保存ができるの...
映画コラム

『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は「映画が観たくなる」ドキュメンタリーだった

▶︎『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』画像を全て見る[※本記事は広告リンクを含みます。]「映画に愛された男」というよりは「映画を愛する男」や「映画に救われた男」とか「映画バカ一代」などと表現したほうが的のど真ん中をピストルで...
映画コラム

『Pearl パール』農場に囚われたファイナル・ガール、ミア・ゴスの映画史に残る地獄の顔面

世の中にホラー映画は数あれど、今後の人生で何度もスクリーン上の光景がフラッシュバックするほど印象に残る作品はそれほど多くない。だが、『Pearl パール』は間違いなく心に刻まれる1本だろう。画面の中で優雅に苦悩し、映画史に残るであろう顔芸を...
映画コラム

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』変な作品だって?こんなに誠実な映画ないだろ

▶︎『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』画像を全て見るいきなりの私事で恐縮だが、本原稿は締切をとっくに過ぎている。だが「締切を飛ばした宇宙」があるのならば「締切を守って提出した宇宙」もある筈だ。マルチバース上に存在する筆者...
映画コラム

『別れる決心』考察:パク・チャヌクが引いた「こちら側」との境界線〜チャヌクを100%支持する〜

▶︎『別れる決心』画像を全て見る「新作」が待望されている映画作家は数多くいる。そのなかでもパク・チャヌクは特別な存在だろう。なんせ前作が『お嬢さん』である。日帝統治時代の韓国を舞台に、エロ・グロ・ナンセンスを彫刻でもするかのように画面に刻み...
映画コラム

『呪呪呪/死者をあやつるもの』チキチキ異能バトル“呪術廻戦”韓国版!とか言っていられない、原初のゾンビに近似した驚くべき快作

▶︎『呪呪呪/死者をあやつるもの』画像を全て見る韓国映画とゾンビ映画には共通点がある。好きな人は観る。興味の無い人は全く観ない。そして、ちょっと気になっている人は大体観ない。今や「梨泰院クラス」や「愛の不時着」「イカゲーム」などのドラマが世...