増當竜也

映画コラム

タランティーノも愛した和製SFホラー『吸血鬼ゴケミドロ』

(C)1968 松竹株式会社日本時間の2020年2月10日(月)に第92回アカデミー賞授賞式が開催されます。今年度の本命は『ジョーカー』で、対抗馬として『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が挙げられますが、アカデミー賞の行方を占...
映画コラム

『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』レビュー:チョウ・ユンファの面目躍如! これぞ香港ノワールだ!

(C)2018 Bona Entertainment Company Limited 1970年代初頭のブルース・リーから後半のジャッキー・チェンの台頭など、当時の香港映画といえばクンフー映画のイメージが定着していましたが、80年代半ばにな...
映画コラム

映画『淪落の人』レビュー:人生のどん底にいると絶望する弱者を優しく前に誘う人間ドラマの秀作

NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED (C) 2018長く生きていると人間もいろいろで、いかにも健康そうだった人が急死したり不慮の事故に遭ってしまったり、大病を患っていた人がかなり長生きしてみたりと、美輪明宏...
映画コラム

『AI崩壊』と、合わせて観たい地味にすごいAI系SF映画たち

(C)2019「AI崩壊」製作委員会2020年1月31日より公開となる大沢たかお主演の映画『AI崩壊』は、今から10年後の2030年の近未来を舞台に、国家として崩壊寸前の日本のライフラインとなって久しいAI(人工知能)が突如暴走し、人間の生...
映画コラム

『前田建設ファンタジー営業部』レビュー:マジンガーZの格納庫をマジに見積もった人々の奮闘を描いた一大快作!

(C)前田建設/Team F (C)ダイナミック企画・東映アニメーション 2020年も1か月経ったばかりではありますが、結論から先に申すと早くも今年度屈指のケッ作の登場です!というか、この映画を試写で見たのは昨年の秋で、実は2019年度のベ...
映画コラム

映画『彼らは生きていた』レビュー:現代の映像技術で再現された第1次世界大戦=戦争の地獄

(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved映画は映像技術の発展とともに、その歴史を歩み続けています。サイレントからトーキーヘ、モノクロからカラーへ、フィルムからデジタルへ、スタンダードからシネ...