久保田和馬

映画コラム

『BFG』『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールは007の脚本も手掛けていた?

(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.ロアルド・ダールといえば、やはり児童文学のイメージが強いだろうか。今回はそんな彼の少し意外な作品と、王道をいく傑作...
映画ビジネスコラム

今夏全米でヒットした映画たちと、敗者となった映画たち

日本では新海誠の『君の名は。』が歴史的な大ヒットとなっている夏の終わり。庵野秀明の『シン・ゴジラ』が興収65億円を超えるヒットとなり、抜群のオープニングを飾った『ONE PIECE FILM GOLD』は初動の勢いこそ失速したものの、シリー...
映画ビジネスコラム

ヴェネツィア映画祭の受賞結果と来年アカデミー賞への展望

Photo via VisualHunt第73回ヴェネツィア国際映画祭が終わり、今年の受賞結果が発表された。今回は受賞結果を振り返りつつ、来年のアカデミー賞へとつながるかどうか検討してみたい。まずは、今年のコンペティション部門の受賞結果から...
映画ビジネスコラム

『母と暮せば』が日本代表、アカデミー外国語映画賞についてのあれこれ

(C)2015「母と暮せば」製作委員会 今週、日本映画製作者連盟が、第89回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表として、山田洋次監督の『母と暮せば』を選出した。昨年の12月に公開された同作は、井上ひさしの戯曲『父と暮らせば』(黒木和雄が200...
俳優・映画人コラム

大女優イザベル・ユペールの原点、ジャン=リュック・ゴダールが商業映画に回帰した2つの冒険作。

今週末から東京で公開、全国順次ロードショーされる『アスファルト』。サミュエル・ベンシェトリ監督の久々の日本公開作である本作は、郊外の団地を舞台にしたヒューマンドラマだ。男女3組、6人の日常に突然訪れる、些細なドラマがユーモラスに描かれる。(...
映画ビジネスコラム

ヴェネツィア映画祭の歴史と選りすぐりの傑作2選

Photo via VisualHunt現地時間8月31日から9月10日まで開催される第73回ヴェネツィア国際映画祭。最高賞である金獅子賞を争うコンペティション部門の出品作は、以前当コラムでも紹介した通り。(参照:) 今回は、ヴェネツィア国...