久保田和馬

映画コラム

『愛の記念に』から『92歳のパリジェンヌ』。女優サンドリーヌ・ボネールの軌跡

■「〜幻影は映画に乗って旅をする〜」(C)2015 FIDELITE FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINEMA - FANTAISIE FILMSフランスを代表する女優とは誰か。イザベル・ユペールやソフィー・...
映画コラム

封印が解かれた伝説の映画『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』

■「〜幻影は映画に乗って旅をする〜」長いこと観る機会が失われていた映画が、再びスクリーンで日の目を見るというのは、映画ファンにとって何より嬉しいことだ。ここ数年、TSUTAYAの発掘良品を始め、見られなかった映画が簡単にDVDでレンタルでき...
映画コラム

『何者』と『大学は出たけれど』、不況時代の就活という妥協

■「〜幻影は映画に乗って旅をする〜」(C)2016映画「何者」製作委員会15日より全国ロードショーされている『何者』。『桐島、部活やめるってよ』の原作者・朝井リョウの直木賞受賞作を映画化した本作は、就職活動を通して自分自身が「何者」なのかを...
映画コラム

『レッドタートル ある島の物語』と〝しゃべること〟をやめたアニメーション

現在公開中の『レッドタートル ある島の物語』。2000年にアカデミー短編アニメーション賞に輝いた『岸辺のふたり』を観たスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、同作の監督であるマイケル・デュドク・ド・ヴィットに直接オファーし、約8年の歳月を...
映画コラム

90年代邦画を代表する名作が劇場に帰ってくる!映画屋<カツドウヤ>平山秀幸・特集上映開催!

10月8日より、池袋の新文芸座で行なわれる特集上映、『「呑むか撮るか 平山秀幸映画屋街道」刊行記念上映会・人間っておもしれえなぁ 緻密にして大胆な映画術 平山秀幸映画屋街道40年記念祭り』。ここ最近、一段と名画座の特集上映のラインナップが充...
映画コラム

『将軍様、あなたのために映画を撮ります』シン・サンオク監督の歩み

今週24日から東京・渋谷のユーロスペースで公開されたのを皮切りに、全国順次ロードショーとなるドキュメンタリー映画『将軍様、あなたのために映画を撮ります』。1978年に韓国の国民的女優とその夫である映画監督の二人が北朝鮮に拉致され、映画を作る...