爆発寸前の油田に取り残された家族が伝説の超巨大ザメに襲われるという極限状態を描く、海洋ノンストップ・サバイバル・スリラー『ブラック・デーモン 絶体絶命』(原題:THE BLACK DEMON)が松竹配給にて全国公開中だ。
「巨大ザメの攻撃が怖く、脱出にかけての家族の結束にグっときた」、「これは社会派サメ映画だ!」、「環境問題のメッセージもあり見応えがあった」といった声がSNSに寄せられているように、本作で自然の代弁者として人間に報復するブラック・デーモンの姿は、従来のサメ映画とは一線を画したものになっている。
今回は、そんな本作をはじめとした、この夏にぴったりの極限状態を描いたサバイバル・スリラー作品をご紹介。人は思わぬアクシデントで絶体絶命の状況に陥ってしまったら、何を思い、どのように行動したら良いのか。さぁ、あなたなら、どうする?
『127時間』(2011)
『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督が、アーロン・ラルストンの自伝を映画化。山中で断崖に腕を挟まれた状態のまま、生と死のはざまで127時間を過ごした登山家を襲う絶望と希望を描いた作品。『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコの迫真の演技と圧倒的な映像は必見。
『海底47m』(2017)
海底で檻に閉じ込められた姉妹が巨大なホオジロザメに襲われるパニック・スリラー。酸素がなくなっていく絶望、潜水病など現実でも起こりうるシチュエーションが観る者の恐怖を誘う。2019年には続編となる『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が公開された。
『ビースト』(2022)
アフリカの広大なサバンナを舞台に、凶暴なライオンに襲われた一家の父親が娘を守るために戦う姿を描く。主演は『ワイルド・スピード スーパーコンボ』のイドリス・エルバ。『エベレスト 3D』などのバルタザール・コルマウクル監督による圧巻のアクションシーンが見所だ。
『ブラック・デーモン 絶体絶命』(公開中)
『ランボー ラスト・ブラッド』のエイドリアン・グランバーグ監督と『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のプロデューサーがタッグを組んだ海洋サバイバル・スリラー。爆発寸前の油田に取り残された家族が、アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメに襲われるという極限状態を描く。爆発か?喰われるか?タイムリミットが迫る極限状態の中、家族は生き残ることができるのか!?