俳優の井上真央が主演を務めるTBSドラマ「100万回言えばよかった」が2023年1月13日(金)22時にスタート。
本作は主人公の相馬悠依(井上真央)と幽霊になってしまった恋人の鳥野直木(佐藤健)、その2人をつなぐ刑事の魚住譲(松山ケンイチ)の3人が描くファンタジーラブストーリー。共演はシム・ウンギョン、平岩紙、春風亭昇太、荒川良々ら。脚本は安達奈緒子が担当する。
本記事では、第4話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
「100万回言えばよかった」第4話レビュー
直木(佐藤健)の携帯が橋の下から見つかったが、いまだに直木の身体は見つからない。
幽霊として悠依(井上真央)の近くにいることはできるが、もどかしさは募る一方だ。
しかし、第4話では大きな進展があった。
これまで悠依と直木は魚住(松山ケンイチ)を通じてコミュニケーションを取っていたが、幽霊先輩の樋口(板倉俊之)のお陰で“口笛”によって一気に距離が縮まった。
「YES」の時は口笛を1回鳴らす、「NO」の時は2回と2人のルールができた。
微かでも直木の存在を感じられるようになった悠依の頬が緩む。
そして、直木が口笛を吹くために目を瞑って唇を尖らせる“キス顔”はSNSを中心に話題に!
前半はほんわかとした雰囲気で進行していたものの、後半では直木の身体が見つかった。
しかしそれは、森の中でブルーシートにくるまれた”死体“だった——。
「やっぱオレ死んでたわ……。」
と絶望に近い表情で魚住に話す直木。
警察の霊安室に来た悠依も冷たくなった直木に対面。
もう一度直木に触りたいと思っていた悠依の願いは叶ったが、こんな形で再会するなんて思いもよらなかっただろう。
あぁ、ため息しか出ない。
ありきたりな展開だが、どこか山の中の病院で昏睡状態で入院中、もしくは記憶喪失で生存していてほしかった。
とにかく直木には生きて悠依の元に帰ってほしかったのに、こんな結果になるなんて。
「絶対に許さない。こんなのおかしい。誰かに殺されるとか……そんなのひどい。絶対に許さないっ!!!」
と魚住の前で絶叫した悠依。
これは辛すぎる……。
直木の死に絶望した悠依だったが、直木の下手な口笛の音色が癒してくれる。
しかし、逆にその2人の姿が辛いんだが。
なんとかしてこの2人がハッピーになるような終わり方になって欲しいと願うばかりだ。
ラストシーン。
“2人”は中学生時代に過ごした里親の自宅を訪問することに。
そこには直木の死体が握っていた花が植えられており、その花を目にした直木は苦しみだし、倒れてしまった。
え?
どういうこと?
直木は里親の自宅で殺されたのだろうか?
悠依が最後に見ていた写真に写る女の子は、誰?
まだまだ謎だらけで次週が今から待ち遠しい!!!
(文:駒子)
–{「100万回言えばよかった」第4話ストーリー}–
「100万回言えばよかった」第4話ストーリー
悠依(井上真央)の独白とも言える直木(佐藤健)への思いを聞いた譲(松山ケンイチ)は、力になりたいと考えるも、今の自分に何ができるか思い悩んでいた。
そんな中、河川から直木の携帯電話が発見される。依然、殺人事件の容疑者にされたままの直木は、自分の遺体が見つかっていないことを不審に思い、行方不明の自分の身体を捜し始める。
一方、悠依の元に英介(荒川良々)から、こども食堂に来ていた子の一人が行方不明だという電話が。直木も協力し、とある山間部に子どもを捜しに行くが、そこにはさらなる衝撃が待ち受けていて…!?
–{「100万回言えばよかった」作品情報}–
「100万回言えばよかった」作品情報
放送日時
2023年1月13日スタート。毎週金曜22:00~(TBS系)
出演
井上真央/佐藤健/シム・ウンギョン/板倉俊之(インパルス)/少路勇介/穂志もえか/近藤千尋/桜一花/平岩紙/春風亭昇太/荒川良々/松山ケンイチ
脚本
安達奈緒子
音楽
河野伸
主題歌
マカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」(TOY’S FACTORY)
警察監修
志保澤利一郎
里親監修
岩朝しのぶ
医療監修
冨田泰彦
藤田浩
プロデュース
磯山晶
杉田彩佳
演出
金子文紀
山室大輔
古林淳太郎
編成
中西真央
吉藤芽衣
製作
TBSスパークル
TBS