『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』史上最高のピッコロさんが爆誕した「7つ」の理由

映画コラム

『ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー』が2022年6月11日より公開されている。細かいことはいいので、これだけは初めに告げておきたい。ピッコロさんが好きな人は観に行け。ピッコロさんを知らない人もピッコロさんの大ファンになるから観に行け。

今回の主人公はピッコロさん。超強くてカッコいいピッコロさん、生真面目だからこそかわいいピッコロさん、それ以外のあらゆるベクトルでの史上最高のピッコロさんが観られた。全編でピッコロさん好き…好き…ああっ…ああっ…大好き…!となった。

なんだこれは。ピッコロさんファンにとっての桃源郷じゃないか。ピッコロさんファンの巨大妄想を全てスクリーンにぶちまけた夢小説じゃないか。ありがとう…ありがとう!

お伝えたいしたいことは以上である。もはやピッコロさん以外のことはもうどうだっていい……という気持ちにすらなりかけるが、それだけを取り上げるのもまたもったいない。本作は『ドラゴンボール』という作品への愛に溢れていて、かつ一本のアニメ映画としても素晴らしい出来栄えなのだから。まずは内容に触れない範囲で、観る前に(後でも)知ってほしい情報を記していこう。

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前置き1:パンフは子ども向けと大人向けの2種類&最後まで観よう!

劇場で販売されているパンフレットは通常版と豪華版があり、通常版が子ども向け、豪華版が大人向けと断言できる内容だった。前者は800円、後者は1300円、正直に言ってボリュームからすれば決して安くはない。だが、その「棲み分け」ができていることは良いと思うし、その特徴をもっとアピールして欲しいと願いたくなる。

通常版の漢字にはルビつき、キャラクター紹介がメインで、クイズや過去作の振り返りも載っている。しかも子どもが大好きなシールとすごろくが付録になっている。ぜひ、お子さんをお連れの方にはおすすめしておきたい。

一方、豪華版はスタッフやキャストのインタビューがメイン(通常盤とは異なるレイアウトでキャラ紹介も載っている)で、漢字にはルビが振られていない。原作者であり脚本も手がけた鳥山明のインタビューや、映像の製作過程など、とても興味深い内容になっている。

そして、これから観る方にもう1つお伝えしておきたいのは、本編の最後におまけがあるので、エンドロールが始まっても最後まで席に座っていてほしいということだ。小さなお子さんがぐずってしまうかもしれないが、可能であればなんとか持ち堪えるように、前もって親御さんは言っておくといいかもしれない。

前置き2:子どもから大人まで楽しめる「これぞドラゴンボール!」

本作は「これこそがドラゴンボールだ!」という魅力を突き詰めていていた。超ハイスピードバトル、かわいくてカッコいいキャラクターの関係性など、大人から子どもまで楽しめるエンターテインメント要素が見事に揃っているからだ。

また、実はドラゴンボール初心者でも存分に楽しめる内容なのではないか。原作者であり今回の脚本も担当した鳥山明は通常版パンフレットの初めに「初めてドラゴンボールを観る皆さんには、ちょっと人間関係がわかりにくく、予備知識が必要かも知れませんが…」などと一見さんへの心配を語ってはいたが、実際は何も知らなくても大きな問題はないと思う。

何しろ、筆者がドラゴンボールをほとんど知らない5歳と6歳の甥っ子を連れて行ったところ、ふたりとも大いに楽しんでいて、好きなキャラ(特にピッコロさんとパンちゃん)の強さを語ったり、カメハメ波のマネをしたり、通常版パンフを熱心に読んでいたりと、『ドラゴンボール』そのものに大いにハマっていたようだった。

今回からでも最低限の説明はされているし、キャラクターの関係性は今回だけでもわかるし、今回から初登場となるキャラもまた魅力的。何より、本作だけで起承転結のある物語としてしっかり完結していることは大きい。それでも、最低限の予習をしておきたいという方は『ドラゴンボール 神と神』(2013)と『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018)だけでも観ておくといいだろう。

もちろん、ドラゴンボールを追ってきたファンだからこそわかる、とびっきりのサービスもふんだんに込められている。冒頭から「おおっ!」と思える画から始まるし、「あの時のアレだ!」的な記憶を呼び覚まされる感覚はファンの特権。もちろんそれらはネタバレ厳禁のサプライズでもあるので、知ってしまう前に早めに観にいくのをおすすめする。その「ご褒美感」も期待してほしい。

前置き3:セルルック3DCGの表現&キャラ萌えが進化!

本作でさらに絶賛を浴びているのは、全編でのセルルック(手描き風)3DCGの素晴らしさだだからこその奥行き表現もある、ド迫力かつハイスピードのバトルに目が釘付けになる。しかも、日常的なシーンでのキャラクターの表情や一挙一動も違和感がなく、それぞれのカッコ良さやかわいいらしさもとんでもないことなっていた。特に3歳なのに超強いパンちゃんがめちゃくちゃかわいい(重要)

前作に当たる2018年の『ドラゴンボール超 ブロリー』も超ハイスピードのバトルの迫力が凄まじかったが、今回はセルルック3DCGによる、それに匹敵する迫力の映像を作り出すだけでなく、キャラクターの関係性、もっと言えばキャラ萌えを主眼に置いた内容になっていたことに感服した。特にピッコロさんと孫悟飯との関係性にはドラゴンボールの長年のファンこそが萌え萌え&感動するのではないか。

劇場版『名探偵コナン』もそうなのだが、今までは出番が少なかったり、ぞんざいな扱われ方をしたキャラクターの活躍を描いていくことは、長期にわたって人気を誇るシリーズにおける、ファンの期待に応える真っ当なアプローチなのではないか。原作者の鳥山明自身が「いちばん好きなキャラクター」だと公言し、多くのファンを持つピッコロさん(と悟飯)をフィーチャーしてくれたことが改めて嬉しいし、今後の劇場版『ドラゴンボール』シリーズももっともっと楽しみになった。

本題:ピッコロさんの魅力とは何か?

前置きがすっかり長くなったが、ここからが本題。今回の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の最大の魅力はピッコロさん。”最高 OF 最高”のピッコロさん。やはりそこに帰結する。

公式サイト掲載の鳥山明のコメントにて「悟飯とピッコロ、そしてレッドリボン軍にフィチャーした狙いは何でしょうか?」「悟飯一家において『ピッコロ』とはどのような存在だと思いますか?」などのQ&Aがあるのだが、さすがは原作者、実にピッコロさんの本質をわかってるではないか…と大納得できるので、ぜひ読んでいただきたい。その思いが実際に出来上がった映画から溢れ出ているのだから、公開日初日からファンが大熱狂してTwitterのトレンドに「ピッコロさん」が上がることも当然である。



さてさて、そんなピッコロさんの魅力とは何か?もちろん、とても一言でまとめられるものではないが、あえて下世話な言い方をすればツンデレな世話好きおじさんである

原作では、表向きには敵であるサイヤ人と戦わせるために悟飯に厳しすぎるスパルタ教育を施し、「立派な魔族にしてやる」と言っていたこともあったが、なんだかんだで親身に接してくれるし、(一度)死ぬ間際には悟飯への正直な「俺とまともにしゃべってくれたのはお前だけだった」「貴様といたこの一年、悪くなかったぜ…」と涙ながらに口にしていたこともあった。詳しくは後述もするが、ずっと孤独に生きてきたピッコロさんにとって、悟飯がメンター的な役割になっていたことも、その関係を語るにおいては外せないポイントだ。

その後のピッコロさんは“ネイル”や”神様”と同化し、落ち着きのある大人っぽいキャラになったようにも思えた一方、魔神ブウ編ではツッコミ気質的な面も見せてきて、さらに親しみやすくなった。良い意味で極端な性格のキャラばかりの『ドラゴンボール』の中では、最終的に常識人ポジションに落ち着いたと言ってもいいだろう。

そして、そんなツンデレな世話好きおじさんでツッコミ気質で常識人なピッコロさんだが、今回の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ではそれらのピッコロさんの魅力を濃縮還元してくれるだけでなく、新たな魅力もトッピングしてくれたので、もう惚れ死ぬかと思ったし、なんなら求婚したくなった。

さて、これから『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の中でピッコロさん萌え萌えになったシーンを記していこう。決定的なネタバレはしていないつもりだが、何も知らずにピッコロさんに萌え狂いたい方は先に映画をご覧になってほしい。

※これより、決定的なネタバレはありませんが、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の一部展開に触れています

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–{「ここが好きだよピッコロさん」ポイントがたくさん!}–

ここが好きだよピッコロさん 1:幼稚園のお迎えをなんだかんだで引き受ける

今回のピッコロさんは、悟飯の3歳の娘であるパンちゃんに戦い方を教えている。悟飯へのスパルタ教育というか虐待を超えて普通は死ぬ教え方をしていたあの頃のようなものではなく、愛情も節度もある教え方だった。それだけでもああ〜!好き〜!大好き〜!なのに、さらにピッコロさんはパンちゃんの幼稚園のお迎えを頼まれているのである。

ここでの注目ポイントは、母親であるビーデルに「今日の午後、空いてます?」と聞かれて、ピッコロさんが「ま、まあ…修行があるから、忙しいと言えば忙しいが…」と返していることである。明らかに、ここでピッコロさんはパンのお迎えを頼まれると気づいていて、ちょっと用事があることを匂わせつつも、「しょうがねえな」な感じで受けるつもりでいる。正しいツンデレの在り方であるし、もはや親切なおじさんを超えて家族の一員である。

ここが好きだよピッコロさん 2:ぬいぐるみをもらい続けていたのはなぜか?

この幼稚園のお迎えで付随するさらなるピッコロさんの萌えポイント、それはお迎えの対価として「ペネンコ」というぬいぐるみをずっと悟飯夫婦から貰い続けていたことである。今回は「なぜぬいぐるみ?」「いらん!いつ俺がそんなものを好きだと言った!?」とツッコミをしているが、裏を返せばここまでぬいぐるみがたくさん溜まるまで言い出せなかったということである。かわいいよピッコロさんピッコロさんかわいいよ。

その「なぜぬいぐるみ?」という疑問の答えは本編の中では語られなかったが、豪華版パンフにおける鳥山明の言葉で氷解した。ピッコロさんはパンちゃんからぬいぐるみをもらったことがあり、その時に気を遣って喜んだそぶりをしていたため、それを見た悟飯とビーデルにピッコロさんはぬいぐるみを好きだと勘違いされたそうなのだ。パンちゃんが大好きだからこそ、好きでもないぬいぐるみをもらって喜んであげるピッコロさんは本当にいい人だよ!

あと、ピッコロさんのスマホカバーもよくみると、このぬいぐるみと同じ「ペネンコ」である(スマホを指でつまんで離して会話をしているのはたぶんナメック星人の聴力が敏感だから)。このスマホカバーも、鳥山明によるとビーデルから強引にプレゼントされたものだそう。なんだかんだで使っているんだねピッコロさん!俺もピッコロさんに何かあげたいよ!

さらに、このシーン以外でもピッコロさんは、ブルマのしょうもない願いごとにもツッコミを入れているし、その後には「なんで気づかないんだよ!」的なボケボケな面も見せている。ピッコロさんとブルマの漫才も一生見ていられる気がする。

ここが好きだよピッコロさん 3:子どものお迎えよりも研究を優先する悟飯にマジギレした理由は…

前述した通り、今回のピッコロさんは「しょうがねえな」な感じでパンちゃんの幼稚園のお迎えを引き受けるが、父親の悟飯のところに先に行き「子どもの迎えにいけないくらい、研究が大事かって聞いているんだ!」とマジギレしている。

また、原作においてピッコロさんと同化することになる神様は、子どもの頃に両親が残した「あとでいくから待っててくれ」と書かれた手紙だけを頼りに、食べるものもろくにない場所で20年、いや30年も待ち続けていたという過去もあった。ピッコロさん(マジュニア)自身も、生まれた時にはすでに父と言えるピッコロ大魔王は死んでいて、悟空への復讐心も植え付けられていた。

何十年も親が迎えに来ないという辛い経験をした、または親の顔さえも知らないピッコロさんだからこそ、たかが仕事で幼稚園のお迎えに行かない悟飯には憤りを隠せなかったのだろう。もちろん、だからこそ、同じような辛い思いをさせないため、パンちゃんのお迎えに自分が行かなければならないという責任感も持っていたのだろう。そんなピッコロさんが愛おしくて仕方がないし、幸せになってほしいと心から思う。

ここが好きだよピッコロさん 4:悟飯に自分と同じ服を強制的に着させる

そんな風に悟飯にマジギレしたピッコロさんは、仕事中の悟飯に強制的に自分と同じ服を強制的に着させていて、悟飯に「この格好じゃあ仕事しにくいですよ〜」とまあまあウザがられていた。

思い返してみれば、原作でフリーザ星に向かう時に悟飯は、自主的にピッコロさんと同じ「おかあさんにないしょでつくった服」を着ていた。この時にクリリンは「おまえ、ほんとうにピッコロを尊敬してんだなあ…」と言い、悟飯は「はい!おとうさんとおなじくらい」と返していたのだが、今の悟飯は子どもの迎えよりも研究を優先してピッコロさんに任せるまでになりやがったのだ。

ここでピッコロさんが悟飯に自分と同じ服を着させたのは、俺へのリスペクトを忘れるんじゃねえ!ということだったのかもしれない。

ここが好きだよピッコロさん 5:変装した自分に気づかない悟飯にショックを受ける

その後にピッコロさんはレッドリボン軍の一兵士に変装する。周りに気づかれないよう、お腹を下すフリをして心配されたり、下っ端だからこそ敬語を使うピッコロさんもレアでかわいい

その後に変装したままで悟飯に会うシーンで、「俺に気づかないだと…!?パンでさえすぐに気づいたのに!」というピッコロさん、めちゃくちゃショックを受けていてかわいい。かわいいよ。もう辛抱たまらん。

あと、悟飯の家に来たときに、普通にインタホーンを鳴らしてもムダであることを告げ、仕事場の窓のところに来るピッコロさんもかわいい。今まで玄関から来ても無反応でイライラしていたであろうピッコロさんの苦労もよりわかった。

ここが好きだよピッコロさん 6:「ただのピッコロ」と主張する

今回のピッコロさんは「ピッコロ大魔王か」などと言われても、「今はただのピッコロだ」「いろいろと複雑なんだよ」と自分を称する。説明が面倒ということももちろんだが、ただピッコロという個人として認知されている存在なんだ、ということも主張していたのかもしれない。

ピッコロ大魔王の生まれ変わりであり、かつ神様と融合したりといった出自と関係なく、今のピッコロさんは悟飯夫婦にとってかけがえのない、家族の一員になっている。そして、3歳のパンちゃんからも心から慕われているのだから。「ただのピッコロ」でいいと、本人も思っているに違いない。

ここが好きだよピッコロさん 7:ありがとう…それしか言う言葉が見つからないクライマックス

もうこればっかりはネタバレになるので、詳細は言及しないでおこう。これまで原作でずっとピッコロさんと悟飯の関係を追ってきたファンが観たかった、とびっきりのご褒美が待っていたのだから。これが、ありがとう…それしか言う言葉が見つからないクライマックスでないなら、なんだというのか。

おまけ:ピッコロさんが赤ちゃんのパンちゃんへの愛を示す『超』43話も要チェック

この『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』でピッコロさんとパンちゃんの関係にメロメロになった方には、現在はAmazonプライムビデオやU-NEXTなどで見られる、テレビアニメシリーズ『ドラゴンボール超』の43話「悟空の気が制御不能!?パンのお世話で四苦八苦」をおすすめしたい。

こちらでは、ピッコロさんがパンちゃんが好きな離乳食を熟知していたり、他の人間には人見知りするが自分には懐いていることを誇らしげに語るなど、パンちゃんがめちゃくちゃ大好きなピッコロさんの姿を堪能できるからだ。そんなピッコロさんのことがめちゃくちゃ大好きだよ!

まとめ:ピッコロさんが新たな家族像も示してくれる

本作のピッコロさんは新しい時代の家族像を示しているとも取れないだろうか。それは細田守監督が『バケモノの子』で示した価値観にも近い。

【関連記事】『バケモノの子』細田守監督の“狙い”がわかる5つのこと【解説/考察】

『バケモノの子』の劇中には「親がダメ人間でも、彼と子どもを支えてくれる友人がいれば良いのかもしれない」という家族像がある。もちろん悟飯とビーデルは真っ当な親である(ただしおじいちゃんの悟空はよく父親失格となじられている)が、そうでなくとも現代社会の親は共働きが多いため、ピッコロさんのような「もしもの時に子どもの面倒を見てあげられる」存在はとても助けになると思うからだ。

また、そんなピッコロさんだって常に正しい保護者というわけでもない。中盤でパンちゃんに「あること」を協力させる様は、いくら彼女が超強いからと言って「ええっ…それはいいの?」と思う方もいるだろう。

だが、終盤でとある活躍を見せたクリリン(と人造人間18号)が「なあ、俺がいて良かっただろ?」と言うなど、ピッコロさん以外もパンちゃんを助ける様も描かれていたりする。誰か1人の親だけが正しいというわけではない。でも、実の親以外の誰かが、子どもをためにできることがあると、さりげなく示されているように思えるのだ。

もっと言えば、今回のピッコロさんは独身者に希望を与えてくれる存在でもあると思う。結婚しない人も増えてきた現代で、ピッコロさんのように独身者が、知り合い夫婦や親戚の子どもの面倒を見たりすれば、その夫婦の助けになるだけでなく、独身者本人にとっても子どもに慕われることが喜びになるだろう。

どうでもいいことだが、筆者(30代独身)もたたまに甥っ子2人と姪っ子の面倒を見ていたり、保育園のお迎えに行ったりしているので、今回のピッコロさんを見て「俺も…俺もピッコロさんみたいにカッコいい存在なんだ!」という自己肯定感が生まれた。実際の筆者の戦闘力はラディッツに秒殺されたおっさん以下だが、独身者のみんながピッコロさんみたいになれば、世界はちょっと平和になると思う。

(文:ヒナタカ)

–{『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』作品情報}–

『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』作品情報

【あらすじ】
かつて悟空(声:野沢雅子)により壊滅した悪の組織・レッドリボン軍だったが、その意志は生きていた。復活した彼らは復讐のため、人造人間ガンマ1号(神谷浩史)&2号(宮野真守)を生み出す。ピッコロ(古川登志夫)は不穏な動きをいち早く察知し、レッドリボン軍基地へと潜入するが、そこでまさかの最凶兵器の存在を知ってしまう。パン(皆口裕子)をさらわれ、基地へとおびき出された悟飯(野沢雅子)も参戦し、かつてない戦闘の火蓋が切って落とされる……。 

【予告編】

【基本情報】
出演:野沢雅子/古川登志夫/久川綾/堀川りょう/田中真弓/草尾毅/皆口裕子/入野自由/神谷浩史/宮野真守/ボルケーノ太田/竹内良太 ほか

監督:児玉徹郎

配給:東映

ジャンル:アニメ

製作国:日本