テレビアニメ「呪術廻戦」第1期「呪胎戴天編」が2022年4月3日(日)より放送スタート。
『劇場版 呪術廻戦 0』は大ヒットし、2023年にはテレビアニメ第2期の放送が予定されている。
本記事では、第7話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。
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「呪術廻戦」呪胎戴天編 第7話「急襲」レビュー
移動中に何かを察知し、車から降りた五条先生。
現れたのは特級呪霊・漏瑚(じょうご)だった。五条先生によると今の宿儺よりも強いらしい。炎を使った攻撃を次々と繰り出す漏瑚だが、五条先生はまったく堪えていない。いや、当たっていないのだ。
「君が触れたのは僕との間にあった無限だよ」
五条は術式によって「無限」を現実化し、彼に近づくほどスピードが遅くなっていき、距離を0にすることはできないという。そりゃ強いわけだ……。
漏瑚、使う言葉が渋い。虎杖も驚いていたが、呪霊だが知性が高く普通に言葉を交わせる。それどころか、プライドや誇りのようなものも持っているようだ。自身も「呪いこそ本物の人間」というようなことを言っているが、どこか人間らしい。前回の一般人への攻撃を思い出すと許せないが、100%嫌いにもなれない感じがある。
序盤で五条の実力をわかっていないときに「危機感の欠如」と言うが、五条にそっくりそのまま返されてしまう。さらに虎杖を連れてきた五条に「わざわざ足手まといを連れてくるとは」と言うが、「大丈夫、だって君、弱いもん」と煽られて激昂する。
決して漏瑚が弱いわけではないのだが、相手が悪すぎた。
五条先生の領域展開は圧倒的だったし、初めて見せた六眼、綺麗……!
まつ毛ばっさばさやん。いろいろと規格外の虎杖も「生き物としての格が違う」と感じるほどだ。
強いし美形だし声もいいし、難点は性格くらいだな(五条先生の性格嫌いじゃないけど)。
漏瑚の首を引っこ抜き、頭を踏みつけて尋問している最中、同じく呪霊の花御が助けに入り、逃げていった。
五条先生は、虎杖たちに今日会った呪霊たちと戦えるくらい強くなってほしいという。「目標を設定したら、後はひたすら駆け上がるだけ」というのは現実世界にも活かせそう。
呪霊たちと行動をともにする夏油だが、呪霊に仲間意識を感じてはいないどころか、見下しているようだ。単に利用できるから一緒にいるのだろうか。
彼らのアジト(?)で待っていた真人は「呪いらしく、人間らしく」と言う。
見た目は人間に見えるが身体はツギハギ、彼はどちらなのだろう。
「五条悟は然るべき時、然るべき場所、こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む」「決行は10月31日渋谷。詳細は追って連絡する」
五条先生を封印……こんなに強いからそんなことされないよね? と思いたい。
「呪術廻戦」呪胎戴天編 第7話「急襲」ストーリー
移動中だった五条は、特級呪霊・漏瑚の奇襲を受ける。攻撃を重ねても決して当たらない――漏瑚は、すぐに五条の強さを目の当たりにする。一瞬で高専に戻り、修行中の虎杖まで連れてくる余裕の五条に、漏瑚は怒りを爆発させ、ある手段に出るが、対して五条は――。
(文:ぐみ)
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–{アニメ「呪術廻戦」作品情報}–
アニメ「呪術廻戦」作品情報
テレビアニメ「呪術廻戦」が2022年4月3日(日)より再放送される。また2023年にはテレビアニメ第2期の放送も予定されている。
基本情報
声の出演:榎木淳弥/内田雄馬/瀬戸麻沙美/小松未可子/内山昂輝/関智一/木村昴/日野聡/釘宮理恵/井上麻里奈/赤﨑千夏/松岡禎丞/中村悠一/黒田崇矢/津田健次郎/岩田光央/遠藤 綾/日笠陽子/麦人/櫻井孝宏/千葉 繁/田中敦子/山谷祥生/島﨑信長/諏訪部順一
原作:芥見下々「呪術廻戦」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:朴 性厚
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史
副監督:梅本 唯
美術監督:金 廷連
色彩設計:鎌田千賀子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:兼田美希・木村謙太郎
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:堤博明・照井順政・桶狭間ありさ
音響監督:藤田亜紀子
音響制作:dugout
制作:MAPPA