二宮和也主演のTBS系日曜劇「マイファミリー」が2022年4月10日にスタートした。
本作は、突如娘が誘拐されてしまったゲーム会社の社長を主人公に、最悪の事態に巻き込まれて浮き彫りになる様々な感情や人間模様を描くノンストップファミリーエンターテインメント。主役の二宮和也と妻を演じる多部未華子の「山田太郎ものがたり」以来の共演も話題となっている。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「マイファミリー」第4話レビュー
温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)のもとに友果(大島美優)が戻ってきた。身代金は奪われた。犯人も捕まっていない。しかし、温人たちは友果が戻ってくれば、それで十分だった。
しかし、警察側はそうはいかない。葛城(玉木宏)らが友果に事情聴取を行うが、傷は深く、ままならない。当然、温人たちはそれを受け入れることはできず……。
そして、誘拐事件から1年。
友果は中学に進学。温人の会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」からは新しいゲームが発表された。ゲーム内の料理の監修として未知留が関わっていた。さらに、未知留のおなかには新しい命が。友果にはまだ事件の深い傷跡が残っているが、それでも家族の関係は修復されていた。このまま何も起こらずに……そう思っていた矢先、温人のもとに再びあの犯人から電話がかかってくる。今度は、三輪(賀来賢人)の娘を誘拐したという……。
温人と未知留、そして三輪、東堂(濱田岳)は大学時代からの友人だった。ただ、疎遠になっている間に、それぞれにはさまざまな出来事が起こっていた。三輪には娘がいるが、実は離婚していた。法律事務所を開いたと言っていたが、大繁盛というわけではない。
そして東堂も結婚して、子どもがいた。葛城が執着している心晴ちゃん誘拐事件。心晴ちゃんの父は東堂だったのだ。
温人たちは、友果の誘拐事件に関する暴露本が発売され怒りをあらわにしていたが、これを書いたのも東堂。心晴を誘拐した犯人と、友果を誘拐した犯人は同一犯だと踏んで、本を出版することで犯人を刺激できないかと考えていたのだ。
犯人は再び、交渉人として温人を指名する。一度は拒否する温人だったが、かつて自分を助けてくれた東堂や三輪のことを見捨てられるはずがなかったのだ。
一方警察では誘拐事件の犯人捜索を続けていた。葛城が目をつけたのは、阿久津晃(松本幸四郎)。ハルカナ・オンライン・ゲームズの社外取締役で、鳴沢家とは家族ぐるみの付き合いだ。友果も阿久津の娘・実咲と同じ学校に通っている。そして、心晴ちゃんもかつて、同じ学校に通っていた。共通点を見つけた葛城は阿久津に迫ろうと考えるが……。
確かに阿久津はめちゃくちゃ怪しい。ただ、温人を困らせるために誘拐事件を起こすには少しリスクが高すぎるような。共通点から犯人を推測しているけれど、動機が見えない。まだまだ怪しい人だらけである。もしかしたら、東堂の妻・亜希(珠城りょう)が逆恨みで温人と三輪の娘を誘拐する可能性だってあるわけで……(例えばの話である)。
三輪の娘は無事に戻ってくるのか。犯人の目的は? また次回、新たな事実が明らかになるのだろうか。
(文:ふくだりょうこ)
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–{「マイファミリー」第4話ストーリー}–
「マイファミリー」第4話ストーリー
娘・友果(大島美優)を救出した、温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)。このまま、普段の生活に戻っていくのだと思っていたのだが、温人の心には葛城(玉木宏)の言葉が不気味に刻まれていた。「ホシを野放しにしたことを、あなたは必ず後悔する」
「犯人が誰であるかなんて関係ない、友果が無事に戻ってきてくれた、それだけでいい」そう思っていた、温人にまたしてもとんでもない困難が襲いかかる。
そして、未知留は、友果は、三輪(賀来賢人)は、東堂(濱田岳)は、そして葛城は……。
翻弄されていく彼らに訪れる未来とは……。
物語は一気に加速していく。
–{「マイファミリー」作品情報}–
「マイファミリー」作品情報
二宮和也&多部未華子
夫婦役で15年ぶり共演!!
そんな二人に襲いかかる
前代未聞の“完全誘拐”
娘を助ける唯一の方法は警察排除!?
夫婦だけで娘を取り返せ!!
誘拐事件で試される“家族の絆”
一瞬たりとも目が離せない
ノンストップファミリーエンターテインメント!
出演
二宮和也/多部未華子/賀来賢人/高橋メアリージュン/迫田孝也/那須雄登(美 少年/ジャニーズJr./)山田キヌヲ/渡辺邦斗/藤間爽子/松本幸四郎/富澤たけし(サンドウィッチマン)/大友康平/神野三鈴/大島美優/濱田 岳/玉木 宏
脚本
黒岩 勉
主題歌
Uru「それを愛と呼ぶなら」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽
大間々 昂
プロデューサー
飯田和孝
渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー
那須田 淳
協力プロデューサー
大形美佑葵
演出
平野俊一
田中健太
宮崎陽平
富田和成
製作著作
TBS