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山田涼介主演のオシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」が2022年4月16日より放送スタートする。
山田涼介演じる”あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる”ロボット女”真田和泉の、不器用な大人同士の胸キュンラブコメディ。あざとかわいさで何でも乗り切ってきた男子の”消費期限”が近づきつつあるなか、恋愛経験ゼロのロボット女と出会うことで、変化が起きていく……?
本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第2話レビュー
自分の未来の姿である謎の男(古田新太)に遭遇した丸谷(山田涼介)。これまで仕事もプライベートも、自分の”可愛さ”で乗り切ってきた自覚のある丸谷は、予想以上に変貌している己の姿を見て、恐れ慄く。
彼女にもフラれ、お得意様は後輩に取られ、新しく下について後輩・和泉(芳根京子)とは反りが合わず……。何をやっても上手くいかない、負のループに陥ってしまっている。
未来からやってきたという謎の男の存在が気になるところだが、2話では一切登場しない。丸谷と和泉のコンビで、山奥に本社のある新しい取引先へ挨拶に行くことになるが、車のバッテリーが上がって取り残されてしまう……といった流れに。
果たして、次に謎の男が登場し、タイムリープに関する真実が明らかになるのはいつなのだろうか?
SF要素の伏線回収も気になるが、丸谷と和泉の間に生まれそうな恋のフラグについても、見逃せないところだ。
バッテリーの上がった車をなんとかするため、ロードサービスを依頼するが、待てど暮らせど一向にやってこない。かといって、徒歩で最寄り駅を目指そうにも3時間かかってしまう状況。近くにコンビニやスーパーなどもなく、通りかかる車もない……。絶体絶命とはこのことだ。
痺れを切らした二人は、なんとか徒歩で駅を目指そうとするが……パンプスで歩き続けた和泉が、足に傷をつけてしまう。ふと見上げると、頭上にはラブホテルの看板が……。
今の丸谷にとって、心身にストレスをかけるのはご法度。自分の”可愛さ”を死守するためには、入浴や肌のケア、ベッドでの睡眠は欠かせないのである。それを察してか、和泉は「ベッドで寝たいんですよね。私は(ラブホテルでも)構いません」と率先して中に入ろうとする。
ラブコメ的展開としては王道の流れだが、丸谷はそれに乗らなかった。足を怪我した和泉のために、ホテルからスリッパを拝借し、元来た道を戻って車内で夜を明かす選択をする。
実はこの日、和泉は元上司から食事に誘われていた(須藤周平(津田健次郎))。帰りが遅くなるといった理由で、和泉がその誘いを断る電話をかけているのを、たまたま聞いてしまった丸谷。「もし大切に思う人がいるなら、例え理由があろうとも、ホテルに入っちゃうのは良くない」と伝えた様子が、なんとも紳士だった。
結果、その翌朝に親切な人が近くを通りかかってくれ、バッテリーが復活。無事に帰ることができた丸谷と和泉。
二人の間に芽生えそうな恋の予感、そして、ロボット女だと思っていた和泉の”憧れの上司”の存在が浮かび上がった第2話。次回以降、どのように恋愛模様が動いていくのか、楽しみに見守りたい。
(文:北村有)
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–{「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」2話ストーリー}–
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」2話のストーリー
“未来からやってきた30年後の自分”を名乗るおっさん(古田新太)と出会った弥生ビールの営業マン・丸谷康介(山田涼介)。自分とは似ても似つかないおっさんが30年後の自分の姿とはにわかに信じられない康介だが、まったく同じ場所に同じ形のヤケドの跡があったことを思い出し、イヤな予感にガクブル…。さらに康介は、そのおっさんが発した「可愛い人生もここまで。この可愛いももうすぐ終わっちゃう」という予言めいた言葉どおり、取引先から異動してきたばかりの若手社員・一ノ瀬圭(大橋和也)に担当を替えてほしいと言われたり、恋人・森保莉子(鞘師里保)にフラれるなど、次から次へと不穏な事態に見舞われる。
翌日、すべての歯車が狂い始めたことに激しく動揺、モヤモヤしたまま出社した康介は、部長・山室つかさ(西田尚美)から新たに「せいかつドラッグ」という取引先を担当するよう指示される。コンビを組む真田和泉(芳根京子)とともに、せいかつドラッグの本社に向かった康介だが、山の中にポツンと佇む倉庫のような建物を前にぼう然としてしまう…。しかし、あいさつをした社長(きたろう)から、「可愛い」とベタぼめされ、少し自信を取り戻す。まだ自分の“可愛いバイアス”が失われていないことにホッとする康介だが…!?
【作品情報】
出演
山田涼介
芳根京子
西田尚美
古田新太
大橋和也
迫田孝也
鞘師里保
監督
新城毅彦
中前勇児
飛田一樹
脚本
田辺茂範
ゼネラルプロデューサー
中川慎子(テレビ朝日)
音楽
井筒昭雄
主題歌
『恋をするんだ』
Hey! Say! JUMP
(ジェイ・ストーム)
プロデューサー
峰島あゆみ(テレビ朝日)
尾花典子(ジェイ・ストーム)
森田美桜(AOI Pro.)
制作協力
AOI Pro.
製作著作
テレビ朝日
ジェイ・ストーム