Ⓒ「メンタル強め美女白川さん」製作委員会
井桁弘恵主演のテレビ東京ドラマ「メンタル強め美女白川さん」が2022年4月6日より放送スタート。Paraviでは先行配信中。
Twitterで公開されるや人気を集めた、獅子による同名漫画が原作。主人公のメンタル強め美女・白川さんが、妬みや僻み、マウントをものともせず、自身の笑顔と自己肯定力で跳ね返していく姿が、現代を生きる私たちの活力につながる。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「メンタル強め美女白川さん」第4話レビュー
今回フィーチャーされるのは、新入社員・朝比奈林檎(東野絢香)。存在感が薄く声も小さい彼女は、社内でも上手く立ち回れず、取引先にも名前を覚えてもらえないことに悩んでいた。
Ⓒ「メンタル強め美女白川さん」製作委員会
挨拶も満足に返してもらえず、仕事でわからないことがあって声を上げても、誰にも気づいてもらえない……。ああ、新入社員だった頃を思い出して、つらくなる。親切な先輩や上司もいたけれど、それ以上に、自分の不甲斐なさに打ちのめされるのだ。すごくすごく、気持ちがわかる。
朝比奈さんは思う。「白川さんみたいになれたら……」と。挨拶を無視されても何のその、白川さん流の仕事術で日々を明るく楽しく乗り切っている様子は、ダークサイドにいる側からすると、眩しく見えて仕方がないのだろう。
Ⓒ「メンタル強め美女白川さん」製作委員会
白川さんのすごいところは、相手の良いところや素敵なところを見つけ、躊躇いなく伝えられるところだ。普通なら照れくさいことを、平気でやってのけてしまう。
朝比奈さんに対しても「難しい資料なのに、ここまでは一人でできたんだね、すごいよ!」「もっとみんなに朝比奈さんが素敵な子だってことを知ってほしいな」など、自己肯定感を上げてくれるワードを連発。
少しずつ、朝比奈さんの気持ちも変化していく。
ハキハキとものが言えず「もっと大きい声で!」と叱られていたけれど、大きい声で挨拶ができるようになった。
ダメな社員だと思われたくなくて仕事を抱えていたけれど、わからないところは「わからない」と言えるようになった。
白川さんみたいになろうとすべてを真似るのではなく、良いところを取り入れて自分らしくいようと思えるようになった。
Ⓒ「メンタル強め美女白川さん」製作委員会
白川さんもすごいけれど、変わろうと思って実行した朝比奈さんもすごい。彼女が変わったことで、後輩への接し方に悩んでいた梅本さん(秋元才加)も少しずつ変わってきている。まだまだ感情表現は苦手なようだけれど……。
次回は、佐藤龍我演じる倉橋くんのフィーチャー回! さまざまな意味で世間の話題にのぼっている、セクハラ・パワハラ問題に喝をいれる内容のよう。今から楽しみだ。
(文:北村有)
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–{「メンタル強め美女白川さん」4話ストーリー}–
「メンタル強め美女白川さん」4話のストーリー
いつも笑顔で輝く白川さん(井桁弘恵)に後輩の朝比奈林檎(東野絢香)は密かに憧れを抱いていた。気弱な性格で印象の薄い自分とは正反対の白川さんになろうと慣れないファッションやメイクに挑戦してみるが上手くいかず…。コンプレックスだらけの自分を「頑張り屋さんのステキな子」と褒めてくれた白川さんに背中を押された朝比奈さん。少しずつ前向きになった朝比奈さんは白川さんのようなポジティブマインドになれるのか…?
–{「メンタル強め美女白川さん」作品情報}–
【作品情報】
出演
井桁弘恵
野呂佳代
秋元才加
原作
獅子『メンタル強め美女白川さん』(KADOKAWA刊)
脚本
狗飼恭子、下田悠子
監督
池田千尋
ナレーション
小林星蘭
音楽
羽深由理
オープニングテーマ
こはならむ「私の幸せは私が決めるの!」(avex trax)
エンディングテーマ
Anna「私の道」(UNIVERSAL J)
チーフプロデューサー
山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー
木下真梨子(テレビ東京)、鈴木麻央、藤掛匡史
制作
テレビ東京、テレビ東京制作
製作著作
「メンタル強め美女白川さん」製作委員会