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テレビアニメ「名探偵コナン ゼロの日常」が2022年4月4日(月)より放送スタート。
「名探偵コナン ゼロの日常」は、「名探偵コナン」原作者・青山剛昌の完全監修、新井隆広が描く公式スピンオフ作品であり、公安・探偵・黒ずくめの組織と、3つの顔(トリプルフェイス)を持つ安室透の誰も知らない日常が描かれる。
本記事では、第1話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。
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「名探偵コナン ゼロの日常」第1話レビュー
遂に「ゼロの日常」のアニメがスタート。この日をどれほど待ち望んでいたか……。
TIME.1は安室さんの優しい気遣いに心が温かかくなった回でした。
朝、歯を磨く安室さんのシーンでは安室さんの後ろ姿にドキドキしてしまいます。
オープニング映像も見逃せません。イントロスキップしてしまうなんてもったいない。
安室さんの「3、2、1、ゼロ」のカウントダウン後、ジャズ調のオープニングに合わせてみることができる安室さんの様々な表情にドキドキすること間違いなし!
安室透、バーボン、降谷零のどの表情もカッコ良すぎて深夜に失神するかと思いました。
喫茶店ポアロの開店準備をする安室さんの朝はとても早いようです。植物への水やりから切れかけている電球の交換、椅子の調整までスムーズに進めます。また最高気温をチェックして水出しコーヒーを多めに作ることまで決めていました。
出勤した梓さんに「早いですね、安室さん」と言われて「僕も今来たところですよ」と返す安室さん。もっと早く来て準備していたことを悟らせない安室さんがさすがすぎて、何も言えません。
2人分のハムサンドとアイスコーヒーのテイクアウトを頼みに緑さんがポアロを訪れます。妃英理の事務官である緑さんも妃英理の無敗記録更新のために頑張っている様子。本編では見られない、緑さんと梓さんが仲良く会話しているシーンにはとっても癒されました。
「春先と夏先の温度によって、関東ではホットコーヒーよりもアイスコーヒーが飲まれる」という豆知識を梓さんが少し得意気に話すのを、安室さんは優しく聞きます。彼ならすでに知っているであろう知識でも、そんなことは言わずに優しく聞いてあげる安室さんの気遣いに心が温かくなりました。
また「季節の変わり目で喉の調子が悪かったけど、ポアロに来てからはスッキリしている」と話す梓さんに、自分が用意した加湿器のことは話さず「梓さんの日頃の行いがいいからですよ」と返す安室さんの優しさも沁みます。
本編中の安室さんと梓さんの何気ない会話が終始可愛くてホンワカしてしまいました。なんなんだ、この優しい世界は……!安室さんの優しい心遣いと気遣いあってこその世界だったのですね。
彼の気遣いは、きっと“安室透”の演技ではなく、降谷零としての気遣いでもあるのかなと思うと尊い……。
鶴山のおばあちゃまが来店してくると、ここでもまた安室さんの優しい心遣いが発揮されます。薬を飲むおばあちゃまのために、白湯をだしてあげたり、朝に直した椅子のおかげで、おばあちゃまにとっても椅子の具合がとってもよかった様子。
そして、一連の気遣いをあえて言わずにサラッとこなしてしまう安室さんは本当に素敵でした。
まかないを一緒に食べる安室さんと梓さんもまた可愛いすぎる。梓さんとの会話の中で三足の草鞋をはいていることを指摘される安室さんですが、梓さんは意外と鋭いところがありますよね。天然なのか、鋭いのか……。
「全部勉強ですから、1つの目標に向かうための」と話す安室さんのなんとも言えない表情が切ない。
場面が変わり、銃の訓練をする降谷さんと風見さんが描かれます。安室透の優しい表情とは違う、鋭い表情で銃を撃つ降谷さんの表情にもまた射抜かれました。降谷さんの指導後に、見事に真ん中を撃ち抜いた風見さんの嬉しそうな表情がとても印象的でした。
「ゼロの日常」を読むと風見さんがどんどん可愛く思えてきます。今後も降谷さんに振り回されていろんな表情をみせる風見さんを見ることができそうで、とても楽しみです。
TIME.1で印象的だったのが安室さんのこのセリフ。
「本来の僕ならば、3つどころか、100の顔だって演じ分けてみせるのに……いつも思う、赤井秀一、お前のことを忘れられたらって……」
ミステリートレインのパスリングをつけ、赤井秀一のことを思いながら憎しみをこめた表情をみせます。
また、エンディングの歌詞が本当によかった……。切ない表情をみせたり、戦い続ける彼の姿と歌詞が絶妙にマッチして、涙腺が崩壊状態でした。
15分の日常でも大ボリューム
放送時間は15分とあっという間でしたが、15分の中だけでもさまざまな表情をみることができ、次回の放送もとても楽しみになりました。次はどんな表情、そしてどんな日常がみれるのか、次回以降も目が離せません。
そして、安室透だけではなく、普通の毎日を生きている梓さんや緑さんの日常がみれたことも嬉しかったです。TIME.2で登場する安室さんの愛犬のハロちゃんも待ち遠しい。
(文:前野真岐)
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–{名探偵コナン ゼロの日常」第1話ストーリー}–
「名探偵コナン ゼロの日常」第1話ストーリー
公安警察=降谷零、探偵見習い=安室透、黒ずくめの組織の一員=バーボンという3つの姿を持つ男の知られざる日常。
喫茶ポアロでアルバイトをする彼の朝は早い――。
「名探偵コナン ゼロの日常」作品情報
ストーリー
ある時は名探偵毛利小五郎の弟子、安室透。
ある時は日本を守る公安警察、降谷零。
またある時は、黒ずくめの組織の一員、バーボン。
3つの顔(トリプルフェイス)を持つ男のプライベートは誰も知らない……はずだった。
光と影をまとう安室透のなんでもない日常(ティータイム)が今、明かされる。
予告編
基本情報
声の出演:古谷徹/潘めぐみ/榎本充希子/百々麻子/飛田展男
原作:新井隆広
原案協力:青山剛昌
監督:小坂知
シリーズ構成・脚本:中村能子
キャラクターデザイン監修:須藤昌朋
キャラクターデザイン:吉見京子
総作画監督:吉見京子・斉藤千恵
美術監督:加藤浩・保木いずみ(ととにゃん)
色彩設計:歌川律子
撮影監督:押見綾
編集:藤田育代
音響監督:浦上靖之・浦上慶子
音響効果:山田香織
音楽:TOMISIRO
音響制作:AUDIO PLANNING U
アニメーション制作:TMS/ 第1スタジオ
制作:小学館集英社プロダクション トムス・エンタテインメント