「ワカコ酒 Season6」第11話レビュー<お店情報あり>:川越がこんなにもお酒を楽しめる街だなんて知らなかったよ。(※ストーリーネタバレあり)

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武田梨奈主演のドラマ「ワカコ酒 Season6」が2022年1月10日深夜、放送スタートした。

累計270 万部(紙・電子合計/既刊17巻)を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作とする本作は、「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(26歳)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能していくストーリー。 season1からワカコ役をつとめるのは武田梨奈。さらに、野添義弘、鎌苅健太、山田キヌヲ、渡部瑞貴らおなじみメンバーが脇を固める。

本記事では、第11話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「ワカコ酒 Season6」第11話レビュー

休日にワカコが勇んでやって来たのは、コエドビール工場。
コエドビールは、たまの贅沢にもってこい。と思いつつ、たまにコンビニにも置いてあることがあって、見かけたら絶対買っちゃうんですよね。特に毬花が好き。

そして、ビール工場、何気に未デビューな私……。
愛するビールが醸造されるところを眺めて、できたてのビールを試飲したいな……。

と思っていたら、どうやらワカコも試飲目的のよう。ですよね。

ただの工場見学会ではなく、醸造所見学ツアー「コエドビール学校」という名目で開かれているそう。学校と言われると無条件にテンション上がるね。

できあがったビールが瓶に注がれるところまでしっかり見届けて、ついに試飲……!と思いきや、残されていたのは筆記テスト。本格的だ。

筆記テストを無事満点でクリアしたワカコ。
コエドビール学校、給食のお時間。待ちに待った試飲です!

さっきまでタンクの中で眠っていたビールが、ようやく目の前のグラスに注がれる……!
視覚、聴覚、嗅覚、知識欲。あらゆる攻撃によりビール欲は最高潮!!!

製造工程を知ると、香り一つとっても違いがわかるような気がする。違いのわかる女・ワカコ。
少しずついろんな味を味わえるのも試飲の醍醐味だ。

醸造所見学ツアーもいよいよ終盤。
「まだ飲み足りない方はぜひこちらへ」と先生から紹介されたのは、コエド直営・COEDOBREWERY THE RESTAURANT。なんと限定のハウスエールがあるんだとか。これはもう行くしかない!

到着するやいなや、限定のハウスエール・小麦麦芽を使ったホワイトエールと、小江戸黒豚の角煮を注文。

このお店でしか味わえない限定ハウスエール。特別感はビールの旨さをも増す。
苦味が少なくてフルーティな味わい、食欲がそそられる味だ……!

小江戸黒豚の角煮は、箸で掴むだけでわかるとろとろぷるんぷるんの弾力加減。
口に入れてみると、なんともやわらか〜い。迫力のある味かと思いきや、見た目よりずっと繊細な味わいだ。
そこに合わせるビール、幸せの極み。ビールは偉大。

ふと隣の席の女性客の会話に耳を傾けると、魚の形をしたおみくじを手に盛り上がっている様子。
川越氷川神社の名物・鯛みくじというものだそうで、鯛の形をしたおみくじを釣ることができると人気らしい。縁結びの神様も祀られているんだとか。

せっかく川越まで来たことだし、氷川神社まで足を伸ばしてみることに。

コーヒーを飲んだり、日本酒の試飲をしながら、氷川神社へとゆっくりと向かう。
江戸を感じることのできる街並み、小江戸と呼ばれるのも頷ける。都内から1時間くらいとは思えない満足感!

川越氷川神社に到着し、お参り、鯛みくじ、お守りまで抜かりなく購入し、大満足なワカコ。
さて、締めの一杯を飲んでそろそろ帰りますか。

地元客で賑わっていそうなお店を発見。その名も囲坊主。看板には炭火焼き・酒・肴の文字。よし、本日の締めは日本酒で決まり!

店主のオススメ、原木しいたけ日本酒・花浴陽を注文。
原木しいたけとは、クヌギなどの木に菌をつけて自然の中で育成しているものだそう。しいたけ大好きな著者、すでによだれ垂れちゃってます。

じゅんわりと焼かれた原木しいたけ、肉厚で大きい……!
噛み締めてみると、見た目以上に感じる身の存在感。後からふわっと広がる醤油としいたけの風味……!自然で育てられた原木しいたけから溢れ出る生命力に合わさる、花浴陽の酸味と甘味。もう、川越から離れたくない。

町並みや歴史を肌で感じてこその味わいがある。
ビール工場見学から小江戸川越めぐり、地元の名店まで知れた最高な週末旅行。このコース、完コピするっきゃない!

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
COEDOBREWERY THE RESTAURANT
https://coedobrewery.com/jp/special/restaurant/

<本日のワカコ酒>
・ハウスエール(小麦麦芽を使ったホワイトエール)
・小江戸黒豚の角煮

【二軒目】
囲坊主
http://www.ibozu.net/index2.php/

<本日のワカコ酒>
・花浴陽 さけ武蔵 純米大吟醸
・原木しいたけ

(文:桐本絵梨花)

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–{「ワカコ酒 Season6」第11話ストーリー}–

「ワカコ酒 Season6」第11話ストーリー


 
休日にワカコ(武田梨奈)が勇んでやって来たのはCOEDOビール工場。先生の説明を聞きながら工場見学をした後は、待ちに待った試飲…の前に小テスト。無事満点でクリアしたワカコは、出来立てのビールの試飲を楽しむ。お店限定のビールがあると、直営のレストランを紹介されたワカコは、その足で川越へ。ハウスエールとそれに合うお料理を注文する。
その後は川越を散策。小江戸の街並みを楽しんだ後、〆の一杯に選んだのは…?

–{「ワカコ酒 Season6」作品情報}–

「ワカコ酒 Season6」作品情報

イントロダクション

今日もしあわせひとり酒-
村崎ワカコは酒と料理が何より大好きな26歳。偶然見つけた店でも、勇気を出して一歩足を踏み入れる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせたり、他のお客さんたちの会話に耳を傾けたりしながら、酒場での独り呑みの楽しみを満喫している。時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜み―そんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽」の大将ら、周りの人々。酒と料理がぴったりと合わさった刹那、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。

番組概要

番組名

「ワカコ酒 Season6」

放送日時

2022年1月10日(月)スタート 毎週月曜深夜0時

放送局

BSテレ東 BS⑦ch<全国無料放送>
BSテレ東4K 4K⑦ch<全国無料放送>

原作

新久千映「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)

出演

武田梨奈

監督

久万真路、片桐健滋、若林将平

脚本

阿相クミコ、女里山桃花

プロデューサー

小林教子(テレビ東京)、石井光雄(エムロックス)、田中厚朗(ザフール)

制作

BSテレ東/ザフール

製作・著作

2022「ワカコ酒6」製作委員会

公式Twitter

@wakakozake_TV