「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」第10話レビュー:「ざわざわがおさまらない」弱々しい凛々子の姿を心配そうに見つめる根津。(※ストーリーネタバレあり)

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黒木華が主演、溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈などが脇を固める木曜劇場「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」が2022年1月6日より放送スタート。

取材なしの「コタツ記事」を量産するユルいWebメディア「カンフルNEWS」の編集部へ異動となった、元経理部の瀬古凛々子(黒木華)。与えられた使命である「PV数アップ」を実現させるため、手段を選ばない取材方法を遠慮なくやってのける。

その真っ直ぐすぎるやり方に違和感を覚える他の編集部員だが、次第に彼女への好感が芽生えてきて……?

本記事では、第10話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」第10話レビュー 

仁和(安藤政信)から2つの案件を調べるよう依頼された凛々子(黒木華)。

「永鳥社」主催の新人文学賞の出来レース疑惑と、IT企業「インターネオ」の社員による詐欺行為を暴くという内容だった。目標だった5000万PVを達成したばかりのカンフルNEWSが、さらなる高みを目指せるチャンス。

そして、仁和の期待に応えたい、凛々子の個人的な気持ちも働いていただろう。

編集部に戻った凛々子は早速、根津(溝端淳平)、椛谷(野間口徹)、下馬(野村周平)、真琴(石井杏奈)、笹目(寛一郎)らにインターネオと、永鳥社のネタを動くように指示をした。

ドラマがはじまった当初は、どんなことにも動じない強い女性像が凛々子にはあった。しかし、ここのところ頼りなく塞ぎがち……。

永鳥社の出来レース疑惑問題で出会った仁和の元妻の美波(鈴木砂羽)から言われた、

「仁和を信じすぎないで。あの人はとても怖い人よ」

という言葉にも、ひっかかっている様子だった。

インターネオと永鳥社の両方のスクープネタをゲットした凛々子たちだったが、掲載するのは永鳥社のネタのみと仁和から業務命令が出た。

その真意を確かめても仁和からはぐらかされる凛々子。結局、インターネオの記事はお蔵入りに。

その直後、カンフルNEWSの親会社、クスノキ出版がインターネオに吸収合併されるとの報道が……。

動揺する編集部たち。自分たちが不正を暴いた会社の傘下に入るのか?

さらには根津から、

「お前は仁和さんのことが好きなんだよ」

とハッキリ言われるも「好き」がわからない凛々子は戸惑う。

次週最終回!

カンフルNEWSは解散?
凛々子、根津、笹目の恋の行方はどうなる?

(文:駒子)

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–{「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」9話ストーリー}–

「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」10話のストーリー

目標だった5000万PVを達成した凛々子(黒木華)は、執行役員の仁和(安藤政信)から、新たにふたつの案件の取材を命じられる。

ひとつは、『永鳥社』が主催する『永鳥新人文学賞』において出来レースがあったのではないかという疑惑だ。大賞を受賞したのは元タレントの安藤トモだったが、彼女が所属している芸能事務所社長・阿万野久二夫(津村和幸)から、人気作家で、事実上、受賞者の決定権を持つ審査委員長の結城玄(河野達郎)に賄賂が渡された可能性があるのだという。そしてもうひとつのネタが、IT企業『インターネオ』で、ある社員が詐欺行為を働いていたという疑惑だった。

編集部に戻った凛々子は、詐欺ネタを、下馬(野村周平)、椛谷(野間口徹)、真琴(石井杏奈)に任せると、根津(溝端淳平)、笹目(寛一郎)とともに出来レース疑惑の取材に乗り出す。

凛々子は、結城本人から話を聞くために、取材のアポを取り、彼の自宅を訪れる。応対したのは、結城の妻・美波(鈴木砂羽)だった。執筆中だという結城を待つ間、「何か質問があれば答える」と言う美波の言葉を受けていきなり賄賂のことを切り出す凛々子。すると美波はなぜか笑い出し、「あなた、仁和から頼まれたんでしょ?」と言い出す。実は美波は、かつての仁和の妻だった……。

–{「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」作品情報}–

【作品情報】

出演:
黒木華
溝端淳平
野村周平
野間口徹
石井杏奈
寛 一 郎

一ノ瀬颯
高橋侃
宇垣美里
大鶴義丹

りょう
安藤政信
生瀬勝久

脚本:
関えり香
橋本夏
青塚美穂

音楽:
得田真裕

主題歌:
キタニタツヤ
(ソニー・ミュージックレーベルズ)

編成企画:
渡辺恒也
髙木由佳

プロデュース:
芳川茜

演出:
石川淳一
木村真人
木下高男
淵上正人

制作:
フジテレビ

制作・著作:
共同テレビ