中島健人の魅力:遠くて近い天性のアイドル

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「推し」と言われると思い出さずにはいられない、中島健人。

初めて見つけたのは、2015年の紅白歌合戦のとき。最初はルックスに惹かれて、その後は人柄や仕事への姿勢を知って、いつの間にか追いかけるようになっていました。

世の中では「Sexy Thank youの人」というイメージが強いかと思いますが、中島さんの魅力はそれだけではありません。

「ファンへの愛情が深い」「自己プロデュース力に長けている」「パフォーマンスが素敵」「関わったスタッフの名前を覚えている」「何事も一生懸命である」「言葉が天才的」「言動が紳士」「挑戦し続ける」「メンバーに対する想いが強い」「おっちょこちょい」「オタク気質」…など挙げ始めるとキリがありません。

今回は数ある魅力の中でも、「ファンへの愛情が深い」点に焦点を当てて、中島さんがいかにファン想いなのかを綴ってみたいと思います。

中島さんを知っている人も、知らない人も、あたたかく見守っていただけると嬉しいです!

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愛情深いポイント①#KTTを毎日更新している

中島さんは、ファンに対する愛情がものすごく深いです。

象徴的なのは、『Ken Tea Time』(通称#KTT)を「毎日」更新していること。

『Ken Tea Time』とは、月額330円(税込)でジャニーズのメンバー全員分のブログや写真、動画などさまざまなコンテンツが見放題の『Johnny’s web』内にある中島さんのコーナー名。

最近のジャニーズの傾向として、YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSアカウントを開設しているグループが多くみられます。しかし、以前は著作権や肖像権の観点で、公式サイト以外の場所でタレントの写真や動画、文章などのコンテンツがインターネット上にアップされるのは一切NGでした。

だからこそ、『Johnny’s web』はジャニーズのファンがタレントの発信する情報に直接アクセスできる非常に重要な場所として存在していたのです。

ファンしか閲覧できないクローズドな場所で毎日発信すること。これはファンのため以外のなにものでもありません。

#KTTでは、雑誌やドラマ、映画などのオフショット、東京の景色、仕事現場の写真、映像など多岐にわたるコンテンツを発信しているので毎日楽しみです(コンテンツ内容に関しては後ほど詳しくまとめます)。

最初は、オフィシャルな『Johnny’s web』内ですら人が映っている写真を載せてはいけなかったので、風景やモノ、文字だけの投稿しかできませんでした。

段々と規制が緩くなっていくにつれて、中島さんは写真の中に自分の影や手、服などを入れて、自分が映っている面積を徐々に増やしていきました。

その過程はファンに「ここにいるよ」と伝えているようで、ほっこりとした気持ちになりました(笑)。

中島さんはレギュラー番組に加え、ドラマや映画撮影、雑誌の連載、そして本業であるアイドル業など多岐にわたるお仕事を日々こなしています。ものすごく忙しいはずなのに、#KTTの更新は2017年8月18日から本日(2022年2月1日)まで1日も途切れておりません。更新数は2021年10月20日に2000を超えました。

以前中島さんがレギュラー出演していた「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)のゴチ20で、1日のルーティーンを円グラフに書く企画がありました。そこで印象的だったのは、中島さんのルーティーンの中にしっかりと1時間分#KTT執筆の時間が確保されていたことです。

#KTTを「おれにとっては日常」と表現していたことから、中島さんの中では#KTTの更新は食事、睡眠に並ぶ位置付けにあるのだと思います。

#KTTはファンに向けられたコンテンツなので、そのための時間を毎日確保し、大事にしているかと思うと、中島さんのファンに対する愛情の深さが伝わってきます。

愛情深いポイント②SNSを活用してファンとのコミュニケーションを試みる

中島さんは、#KTT内でファンに質問をすることがあります。

「この髪型どう思う?」「今日のドラマの感想は?」「何してる?」など。

『Johnny’s web』にはコメント機能が備わっていないため、こうした質問をされてもファンは答えることができません。

そんなファンの声を聞くために、中島さんはSNSを使った素敵なコミュニケーションを実践しています。それは、「#(ハッシュタグ)」を使ったコミュニケーションです。

まず、中島さんは#KTT内でさまざまな「#」を作ります(例:#SZからの年賀状、#中島健人の2000回目リベンジなど)。ファンは、指定されたその「#」をつけて、TwitterやInstagramで発信。

それを、中島さんがSNS上で確認する、といった新しいコミュニケーションです。

ファンからどんな反応があったかをテレビやラジオでよく話しているので、小まめにチェックしているのだと思います。

こうしたコミュニケーションの結果、中島さんが作った「#」のワードがTwitterの世界トレンドで1位を獲得したことも。

今はSNSで簡単に有名人と繋がれてしまうからこそ、この中島さんとファンの「直接繋がることはできないが、どこかで繋がっている」関係が居心地いいです。

中島さんもファンも、お互い見えないところで支えあっているという点が、なんて素敵なんだろうと思います。

こうしたコミュニケーションを確立した中島さん、発想がすごすぎます。

–{生み出すコンテンツのクオリティが高すぎる}–

愛情深いポイント③生み出すコンテンツのクオリティが高すぎる

先ほど#KTTでは、写真から映像まで多岐にわたるコンテンツを投稿していると書きましたが、その投稿のクオリティは非常に高いです。

とくに印象的なのは、映像。

撮影した動画の編集作業を自分のiPadで行い、素敵なサウンドをつけて、動きのあるおしゃれな動画へと仕上げています。

テレビドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)放送時に開設された長谷部宗介(中の人は中島さん)のInstagramアカウントの以下の映像は私のお気に入りです。



贔屓目なしで見ても、非常にクオリティが高い映像だと思いました。自ら動画編集を勉強し、手を動かして学んだそう。より良いものを発信するために努力を惜しまない姿、非常にかっこいい。

また、映像以外にも、#KTT1000回投稿記念の際にファンからメッセージを募り、それに中島さんが答える企画を実施。1500回投稿記念の際には#KTTelephoneと称して中島さんから15日間毎日電話が届く企画を実施しました。

毎日の更新だけでなく、さらにファンを楽しませようとしている気持ちが素敵だなと思いますし、なにより本人が楽しみながら企画やコンテンツ制作を行っているのが伝わってくるので、それがファンとしても嬉しいです。作り手が楽しんでいるからこそ、中島さんの生み出す企画やコンテンツには愛が溢れているのだと思います。

また、印象的だったのは2020年の春の時期の投稿です。この頃、新型コロナウイルスが広まったばかりで、みんなが未知のウイルスに対する不安や家から出られない閉塞感を抱えていました。

その時期も、中島さんは#KTTを通して不安を和らげるような文章や動画、そして医療従事者の方に向けて感謝の言葉を毎日発信し続けたのです。

私含めて、この中島さんの言葉に救われた人は多いはず。

ファンしか見えないクローズドなコミュニティだからこそ、#KTTの言葉は「ファンのための言葉」だと素直に受け取ることができるのです。

愛情深いポイント④ソロ曲でファンに想いを伝える

中島さんは、ソロ曲を全部で12曲リリースしています(音源化されていない『永遠のメリーゴーランド』を含めると13曲)。

どれもがラブソングなのですが、中島さんが歌うとファンに向けた曲に聞こえる現象が起こります。

中でも、中島さんが作詞・作曲した『SHE IS…LOVE』(『POP×STEP!?』に収録)は、本人も「ファンに向けて作った」と述べている楽曲。『SHE IS…LOVE』を聞くと確かに「自分たちファンに向けられた曲」だと感じます。

というのも、歌詞に心当たりがあるからです。

『SHE IS…LOVE』には「傷だらけの僕を愛で守ってくれた君は僕の全てだ」というフレーズが出てきます。中島さんいわく、実際に落ち込んでいるときにSNSでファンから「#」を通して励ましてもらい、それによって元気が出たという経験を元に作詞したそう。

雑誌のインタビューでも「ファンから救ってもらった」と、感謝とともによくこの話をしていたので、『SHE IS…LOVE』を聞いてこの歌詞が出てきたときに「ファンに向けて作られた曲だ」と感じました。

また『SHE IS…LOVE』に関する個人的にお気に入りなポイントは、C&R(コールアンドレスポンス)の位置が中島さんによって既に指定されているところです。

中島さんの指示に従うと、この曲の中でファンは「ケンティ(中島さんの愛称)」を合計31回も叫びます(笑)。

『SHE IS…LOVE』がリリースされた後に、SexyZoneの冠ラジオ番組『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送『レコメン!』内)で、実際に『SHE IS…LOVE』を流しながらC&Rのお手本を聞かせてくれました。

「もはや歌い手、おれとみんなだね(笑)」とラジオ内で話していたのが印象に残っています。

ファンのための曲をファンと一緒に歌いたいという素敵なアイディア。

非常に残念なことに、『SHE IS…LOVE』が収録されたアルバム『POP×STEP!?』を掲げたコンサートツアーは、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みた結果、オンラインでの配信だったため、まだファンは中島さんと一緒に歌えていません。

いつか、コンサート会場で中島さんと『SHE IS…LOVE』を歌える日が来ますように。心から祈っています。

「遠くて近い」アイドル・中島健人さんをこれからも応援

冒頭でも述べましたが、中島さんの魅力は挙げ出したらキリがないほど。

ファンのことを本気で考え、本気で楽しませてくれる中島さん。彼を知れば知るほど魅了され、いつのまにか彼の魅力に取り憑かれている人は多いはず。

これからもファンとして中島さんの活動を応援したいし、一緒に夢を追いかけていきたい。

中島さんのファンでよかった、と心から思わせてくれる彼は天性のアイドルです。

(文:きどみ)

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