<ワカコ酒 Season6>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

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武田梨奈主演のドラマ「ワカコ酒 Season6」が2022年1月10日深夜、放送スタートした。

累計270 万部(紙・電子合計/既刊17巻)を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作とする本作は、「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(26歳)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能していくストーリー。 season1からワカコ役をつとめるのは武田梨奈。さらに、野添義弘、鎌苅健太、山田キヌヲ、渡部瑞貴らおなじみメンバーが脇を固める。

cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・第9話ストーリー&レビュー

・第10話ストーリー&レビュー

・第11話ストーリー&レビュー

・第12話ストーリー&レビュー

・「ワカコ酒 Season6」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

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オカダ主任(しおつかこうへい)から販売促進の企画募集が告げられた。みんなが気合を入れる中、いつもありきたりのアイデアしか浮かばないワカコ(武田梨奈)は、自分に喝を入れるため、会社帰りにとんかつを食べることにする。ロースかつに合わせるのは熱燗。最近読んだ本で、とある文豪がとんかつを食べる時に熱燗を飲んだと知ったからだ。

店には「ソースは何がいいですか?」と貼り紙が貼ってあり、お勧めの食べ方が載っている。ワカコはお新香を食べながらとんかつが揚がるのを待つ。そこへ厚切りのロースかつが運ばれてきて…。

第1話レビュー

「ぷしゅー」でお馴染み、「ワカコ酒 Season6」!!! 待ってました!!!
 
「ワカコ酒」は、「孤独のグルメ」「ひねくれ女のボッチ飯」などを彷彿とさせる、まるでドキュメンタリーのようなグルメドラマ。

タイトルの通り、“食”だけでなく”酒”にフィーチャーしているあたり、自他共に認める酒好きの私にとってはたまらない。

Season6でも武田梨奈演じるワカコがどんな飲みっぷりを魅せてくれるのか、楽しみだ。

会社にて、主任から販売促進の企画募集を告げられたワカコは、喝を入れるために会社帰りにとんかつを食べることに。

立ち寄ったのは、上野にあるとん八亭

かの文豪がとんかつを食べる時に熱燗を飲むことから、ロースカツと熱燗を注文するワカコ。調べたところ池波正太郎氏のことのようだ。
とんかつにはビールのイメージしかなかったので、その発想はなかった…!

ロースカツが揚がるのを待つ間、ゴボウのお新香をつまみに熱燗を嗜む。
人を待つ間に飲む酒がうまいように、メイン料理を待つ間に飲む酒ってうまいよね。

そんなワカコの元に、フワッとした衣が輝かしい揚げたてのロースカツが運ばれてくる。
さまざまな調味料で食べることを推奨しているこのお店。
塩、とんかつソース、ケチャップ、ウスターソースの順にロースカツを頬張るワカコ。あーーーおいしそう。深夜0時からこんな悪魔的な映像を流すだなんて、テレ東ってば罪深い。

なお、とんかつと日本酒の相性は最高のよう。

「自分の価値観とか固定観念にとらわれず、何事もチャレンジするって、大切なんだな。」

とんかつと日本酒のマリアージュから学んだことを活かし、例の販売促進の企画で評価されるワカコ。

そんな気分上々な夜に立ち寄ったのは、ワカコの行きつけ・逢楽(実際の店舗名は魚貞)。見覚えのあるお店に大将、なんだかこちらまでほっこりする。

本日の逢楽のおすすめは、ホッケのお刺身。…干物じゃなくて、お刺身!?
ホッケは鮮度落ちが早いため焼いたり干したりするのが定番だが、新鮮なものは刺しでも食べられるんだとか。え、めっちゃ食べたい。

しっかりとした歯ごたえにタンパクなうまみとあまみが効いたホッケのお刺身には冷酒を。こんなん合わないわけがないよね。

「私が知らなかっただけで、元からある姿。意外な一面じゃなくて、そもそもの持ち味なんだ」

価値観や固定観念に続いて、食から”持ち味”を学ぶワカコ。深いい。

続いてワカコが注文したのは厚揚焼と焼酎のお湯割り。居酒屋にあるとついつい頼んじゃうよね、厚揚焼。

大根おろし、生姜、ねぎが添えられた厚揚焼にポン酢をかけて食す。
…醤油かと思いきやポン酢なのか…!これまた意外だった。無意識の内に”厚揚焼には醤油”という固定観念が働いていたのかもしれない。今度は醤油じゃなくてポン酢で食べてみよう。

久しぶりに逢楽での酒の時間を楽しみ、外飲みの醍醐味を実感するワカコ。

「そのお店にしかない料理をつまんで、それに合うお酒を飲んで、そのお店でしか味わえない時間を過ごす。酒場は、私にとってなくてはならない場所なんだ」

はい、全酒好きが超共感。ワカコ、代弁してくれてありがとう。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
とん八亭
東京都台東区上野4丁目-3-4
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・熱燗
・ロースカツ
・お新香

【二軒目】
魚貞(ワカコ酒内では逢楽)
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目-8-13
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・冷酒(勢正宗 Spring carp 純米吟醸 無濾過生原酒)
・ホッケのお刺身
・焼酎お湯割り(本格焼酎 佐藤 麦)
・厚揚焼

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第2話ストーリー&レビュー}–

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

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休日。洋服屋のショーウィンドーのワンピースが気になり足を止めたワカコ(武田梨奈)。しかし、店員(谷口亜湖)と目が合って、そそくさと立ち去る。未練を残しつつぶらついていたワカコはおしゃれな中華料理店を見つけ、今度は迷わず入店するのだった。
店員に聞くと海老のマヨネーズ和えを勧められる。おしゃれに盛り付けられたピータンを食べ、生ビールを飲みながら、ドレスアップした海老がやって来るのを待つワカコ。そして…。

第2話のレビュー

休日。
通りかかったお店のショーウィンドーに飾られていたワンピースに目を引かれるものの、その場を後にするワカコ。

「やっぱり買えばよかったかな〜」なんて思いながら、中華料理屋さんに見えない中華料理屋さん・REIを通り過ぎては引き返す。ここは迷わず入店。さすがワカコ。

台湾ピータン生ビール、そしてお店イチオシのエビマヨを注文。
エビマヨは、マヨネーズ、生クリーム、コンデンスミルク、隠し味にドライ・ジンが入った、まろやかな大人味のエビマヨとのこと。
え、もう飯テロはじまってます?食べなくてもわかる、絶対においしい。

ピータンとはアヒルの卵を発酵させた、中国定番のおつまみ。
正直、私、ピータンがあまり得意ではないと言うか、食べず嫌いなんです。どうしても見た目が…おんなじ風に思っている方、多いんじゃないかな……。
とは言いつつも、さっぱりとしたタレにガリを合わせたピータン、こうやって見てると食べたくなるから酒の力ってばすごい。いや、ワカコパワーかな?

待ってました、大人のエビマヨ!
軽い衣を纏ったエビに、トロ~リとした白いソースでドレスアップ。口いっぱいに頬張ったところに流し込むビール。

……こんなの、おいしくないわけがない!!!

別の日。
あのワンピースのことをどうしても忘れられなかったワカコ。試着し、店員さんに「ちょっとしたパーティーなんかにいかがですか?」なんて声をかけられるものの、ちょっと考えますとまたもやその場を後にする。

「なかなか思い切ったことができない人間なのよね…」とモヤモヤしながら通りかかったのは、いかにも町中華な佇まい・兆徳

こういう町中華、大好きなんですよね…みなさんは大人中華と町中華、どちらがお好きですか?私は迷わず町中華派です。

ワカコが頼んだのは、氷入りの紹興酒。お冷が注がれるようなコップに入った紹興酒、町中華ならでは。

紹興酒って敬遠しがちだけど、独特の甘さがあって、結構いけるんですよね。

紹興酒に夢中になりながらも、なにを食べようか悩むワカコ。中華って料理数が多い上になんでもおいしいから、本当に悩んじゃう。
周りを見渡してみると、なんだかみんな頼んでる!?トマト卵炒めを注文するワカコ。

たっぷりの油に溺れる卵液。一旦取り出して、トマトときくらげを投入。そこにとろふわに仕上がった卵、再び。

卵の適度なふわふわ食感に酸味のあるトマト、コリコリとしたきくらげ。シンプルに塩で味付けされたトマト卵炒めに紹興酒、く〜合う〜!…あ、食べてないのに食べてる気分になってしまった……。

2品目に頼んだのは、揚げ餃子
泳ぐようにして揚がる餃子、見てるだけでお酒が進む進む〜。

ここでびっくり。同時並行で作られているのは…黒酢あん……?
揚げ餃子に黒酢あんとは新しい。一体どんな味わいなんだろう。

しっとりパリパリな揚げ餃子に、さっぱりとした黒酢あんが織りなすハーモニー。そこにぐいっと流し込む紹興酒。最高です!!!

「まさに、中華のコンチェルトや!」

まるで彦摩呂みたいになってしまったワカコ。だが、こうなってしまうのも無理はない。

レパートリーの多い中華料理だけど、定番じゃない料理でも信頼のおいしさがあるからこそ思い切ってチャレンジできる!
そこで思い出す、あのワンピースの存在。

「お酒やお料理なら即決できるのにな〜。」
わかるわかる。なのに、月や年で換算すると、お洋服やコスメと同じくらいお酒に費やしてるんだよ、酒飲みは。

「日々、後悔しないように生きなきゃね。」
明日、ワンピースを買いに行くことを決意するワカコ。ワンピースを着て、ちょっといいお店で「ぷしゅー」してほしい。

今回、お酒や料理が喉を通る瞬間が4回リピートされるという飯テロアングルならぬ飯テロサウンドが組み込まれていて、深夜に悶え死ぬかと思いました……。
あと、ワカコ酒にはちょこちょこ本物の店主さんや店員さんが登場してますが、REIの丁寧な対応が印象的な店員さんも兆徳の気さくでかわいすぎる店主さんも最高だった…はぁ、ますます行ってみたくなっちゃうのですよ。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
REI
東京都渋谷区元代々木町10−8 関ビル
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・生ビール
・台湾ピータン
・エビマヨ

【二軒目】
兆徳
東京都文京区向丘1丁目10−5
https://choutoku.net/

<本日のワカコ酒>
・紹興酒
・トマト卵炒め
・揚げ餃子

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第3話ストーリー&レビュー}–

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー

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昼休み。金欠で、会社でお弁当を温めていたワカコ(武田梨奈)は、みぃさん(山田キヌヲ)にお手頃な飲み屋さんを聞いてみる。子供が生まれる前はよく通っていたという立ち飲みのお店は、節操のない飲み方をしていると怒られるのだという。
ドキドキしながらやって来たワカコ。いきなり扉が開いて店主が顔を出す。立ち尽くしていると、ぶっきらぼうに「入んないの?」と言われ、恐る恐る入店、カウンターに案内され前金を出すのだが…。

第3話のレビュー

お昼休み。会社でお弁当を温めるワカコ。どうやら金欠らしい。

…ずっと気になってたんですよね。一人飲みで金額が抑えられるとはいえ、毎晩のように飲みに出かけてお財布の方は大丈夫なのだろうかと……。
とはいえお酒を我慢するということは酒飲みにとっては言語道断なので、他の部分で節約するしかないんですよね。わかります。

やはり飲みに行きたい気持ちを抑えられないワカコは、先輩のみぃさんにお手頃な飲み屋を聞いてみる。
教えてもらったのは、みぃさんにお子さんが生まれる前によく通っていたという高円寺にある立ち飲み屋・きど藤

この見てくれ、どタイプ。赤提灯が飾ってある飲み屋、優勝。
「節操のない飲み方をしていると怒られる」というこの立ち飲み屋、さすがのワカコも入る前からドキドキ。

入店すると、カウンターにはずらっと酒飲み達の姿が。

「お代ここ置いといて。前金だから。」

予想通りのゴテゴテ感……最高〜〜〜!
二千円で今宵を存分に楽しむと決めたワカコ。それにしても、二千円札って久しぶりに見たな。

おっと、隣の人はさっそく酔いつぶれそうで、ちょっと強面な店員さんから注意を受ける。酒飲み全員がしっぽり楽しく飲むためには、こういう厳しさも大事。

よく行くお店とは異なる雰囲気に緊張しながらも、麦の水割りとタコ刺しを頼むワカコ。
新鮮なタコ刺しを肴に、濃いぃ〜下町酒場仕立ての水割りをごきゅっと。タコ刺しが旨いお店は信用できる。

二杯目、何を飲もうかな〜と悩むワカコが頼んだのは、バイスサワー。

バイスサワーって昔ながらの大衆酒場にしかないイメージだけど、最近激増しているネオ居酒屋にもよく置いてありますよね。レトロかわいくて、ついつい頼みたくなっちゃう。

続いて、肉豆腐とかき揚げも注文。


茶色〜くしみしみになった肉豆腐、パリッと揚げたてのかき揚げ。そこに流し込むすっきりとしたバイスサワーの爽快感、たまらん!!!
揚げ物とお酒の相性は言うまでもないし、もはや原型がわからない程にお出汁を吸い込んだお豆腐ってば愛おしい。

揚げ物とお肉を堪能し、さっぱりとしたものが食べたくなったワカコが頼んだのは、大根酢醤油
すると、お隣の常連さんも追加のお酒を注文。

「芋ソーダ、根性なし」

……根性なし??
どうやら、このお店は酒が濃いので薄めで頼みたいときには「根性なし」と言うらしい。なるほど、勉強になった。

ひたひたな酢醤油に浸かったいちょう切りの大根。ちょこんと紅生姜がトッピングされているのも嬉しい。
その紅生姜を肉豆腐の上に乗せてみると…紅一点!こういうオリジナルな組み合わせを発掘できるのも、一人飲みの醍醐味。

いつもより勢いあるワカコの「ぷしゅー」に、ハードボイルドな店員さん達も思わず反応。

……常連さんのお釣りをそのままカウンターに置いて帰る「ありがとうのチップ」、粋だったなぁ。

明くる日。
みぃさんに「すっごくいいお店でした!」と感謝を伝えるワカコ。

今はもうなかなか飲みに行けないから…と嘆くみぃさんに、「お休みの日に昼飲みしませんか?」と誘うワカコ。

みぃさんがずっと行ってみたかったというお店は、創業明治二十年という非常に趣のある酒屋・田口屋
角打ちができるらしく、なんと樽生のクラフトビールが飲めるお店なんだとか。

ワカコとみぃさんが頼んだのは、TOKYO BLUES

よく晴れた午後、外のベンチで乾杯!
クラフトビールの苦味がちょっと…という方も多いかもしれないが、この酒屋では3〜5度という徹底した温度管理で貯蔵して提供されているおかげか、深みがあるのにぐいっと飲めるそう。

いやー、こりゃたまらんですよ。

みぃさんが買ってくれたオイルサーディンを肴に、東京で生まれたクラフトビールを下町の角打ちで飲む。こんな最高な休日、あっていいのでしょうか…いいよね…!

続いてワカコが頼んだのは、剣菱の樽酒
香りからわかるあまみとうまみ。すっきり飲みやすい抜群のまろやかさ。

クラフトビールを飲み、江戸時代の前からあるTHE・日本酒を樽酒でいただくなんて……贅沢すぎる……!

久々の外飲みに、テンション上がりまくりなみぃさん。
外飲みって、忙しない日常をリセットできる、非日常な空間だったりしますよね。そんなキッカケをつくったワカコ、粋だなぁ。

立ち飲みに角打ち、大人だけが楽しめる呑兵衛の聖域。
よくある居酒屋と比較すると少しハードルが高いように思えるかもしれないけど、ぜひ”異世界”に飛び込んでみては。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
きど藤
東京都杉並区高円寺北3丁目4−9
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・麦焼酎 水割り
・バイスサワー
・タコ刺し
・かき揚げ
・肉豆腐
・大根酢醤油

【二軒目】
田口屋
http://taguchi-ya.co.jp/

<本日のワカコ酒>
・TOKYO BLUES
・剣菱 樽酒
・オイルサーディン

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第4話ストーリー&レビュー}–

第4話ストーリー&レビュー

第4話のストーリー

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昼休み。お取り寄せグルメにハマっているというオカダ主任(しおつかこうへい)のタブレットに群がる社員たち。ワカコ(武田梨奈)も勢いに任せて2種類も注文してしまう。少々予算オーバーのため、今夜はリーズナブルにと向かったのは大衆酒場。磯辺揚げと冷酒に舌鼓を打つ。
そして迎えた休日。お取り寄せしたものが届いた。ふぐ刺し明太漬と山形牛手ほぐしコンビーフ。明るいうちから意気揚々と準備するワカコ。合わせるお酒は…?

第4話のレビュー

とある日のお昼休み。
最近お取り寄せグルメにハマっているというオカダ主任。
なんでも先日取り寄せた、一年熟成粕漬けセット・タラコ・三元豚サスケの味噌漬け三種セットが絶品だったらしい。あ〜聞いてるだけでもヨダレが出そう。

ワカコも我慢できずと、勢いに任せて2種類、無事注文。あぁ、今夜も節約酒場だ…!

(いつもの如く、それでも酒場には向かうのね。さすがワカコ。)

そんなワカコが会社帰りに立ち寄ったのは、大衆酒場 いずみ。
店内に入ってみると、壁のいたる所にメニューが書かれた短冊が。…500円以下のメニューがいっぱい!ありがたい!!

ワカコが注文したのは、冷酒・嬉長 辛口本醸造中納言とちくわの磯辺揚げ。

揚げたてのサクッもちっとしたちくわの食感に、ふわっと香る青のりの風味。

しかもなんと嬉しいことに、マヨネーズが添えられているではないか…!マヨネーズに青のり、全てが調和。それらをグイッと冷酒でまとめれば…ささやかながら、バリエーション豊かな共演!

お安いのに満足度が高い。さすが大衆居酒屋、最高!

そして迎えた休日。明るいうちから窓辺でビールを飲むワカコ。いつもとは雰囲気の違う、リラックスモードのワカコもいいね。

休日の真っ昼間から、つまみをつまむ前に飲むビール。こんなにも罪深いことはない。

さて、キッチンに向かい、お取り寄せしたふぐ刺し明太漬、開封の儀。
下関のふぐに辛子明太子を合わせたという贅沢コラボ。


アツアツのご飯にも絶対合うけど、あくまでも今日は酒の肴に。
小皿に盛り付けて青ネギをパラパラっと。準備しながらまたもやビールをぐいっと。キッチンドランカー、至福!

続いて、山形牛手ほぐしコンビーフ、開封の儀。
山形牛A5ランクの牛肉の余分な油を落として、一週間塩漬けにして、煮込んで、一つ一つ手でほぐして、さらに特製スパイスなどを染み込ませて作るんだとか。

「わたしの知ってるコンビーフじゃない!」
口の中で溶ける…!肉のうまみやあまみがすべて詰まった贅沢コンビーフ。

そのまま食べてもおいしいけど、ちょっと物足りない。
そこでワカコが手にしたのはバゲット。カリッと焼いたバゲットに山盛り乗せちゃって、一つには黒胡椒、もう一つにはマヨネーズをON。うん、完璧!

ふぐ刺し明太漬とコンビーフのせバゲットに合わせるお酒はなんと白ワイン・タケダワイナリー ブラン 白(辛口)。和食にも洋食にも合うという山形県産のデレウェア種を使ったものなんだとか。
ワカコにワイン、なんだか新鮮だ。

まずは、ふぐ刺し明太漬けから。
ふぐのうまみに明太子がうま〜く絡み合い、ぷちぷち食感もたまらない!これは、ありそうでなかった奇跡の組み合わせ。辛口の白ワインとも相性ぴったり。

続いてお待ちかね、山形牛のコンビーフ!
…これ、まるで牛肉そのもの。これまたスッキリとした白ワインに合う〜!

「ん、これ炭酸系にも合いそう…!」

グラスに氷を入れて、白ワインと炭酸水を半分ずつ割り、スプリッツァーに。
自由に好き勝手飲めるのも、一人家飲みの良さ。

より一層爽やかになったワインに、お次はマヨネーズをかけたコンビーフバゲットを。
焼いたバケットの熱でコンビーフの脂がほんのり溶けてじゅわっと、さらにはマヨネーズの酸味がコンビーフの旨味を引き立てる…!

そこに投入するシュワシュワとしたスプリッツァー、こんなにも幸せな時間はない。

コンビーフ以外にも、ソーセージとベーコンが同封されていたことを思い出すワカコ。
そこで三品目は、ベーコンエッグにしようと試みる。

絶妙にコツが必要なベーコンエッグ。胡椒を振って、お水を回し入れて、少し蒸らして…すると、いい感じのベーコンエッグの出来上がり!

お醤油やソースもいいけど、今日は塩コショウな気分。
半熟トローリな黄身に絡めるベーコン、見た目だけでもおいしい…!そこにスプリッツァーを流し込み…うまい!
思わず窓までトコトコ走って叫ぶ、「ぷしゅー!」。

お取り寄せグルメのおかげで、いい休日が過ごせた。
外飲みももちろん楽しいけど、家で一人気ままに、はたまた友達とワイワイしながら、お得なお取り寄せグルメを肴に飲むのもいいよね。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
大衆酒場 いずみ
http://i-zu-mi.jp/

<本日のワカコ酒>
・奈良県 上田酒造「嬉長 辛口本醸造中納言」
・ちくわの磯辺揚げ

【二軒目】
…自宅!

<本日のワカコ酒>
・山形県 タケダワイナリー「タケダワイナリー ブラン 白(辛口)」
・ふぐ刺し明太漬
・山形牛手ほぐしコンビーフ
・ベーコンエッグ

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–{第5話ストーリー&レビュー}–

第5話ストーリー&レビュー

第5話のストーリー

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昼休み。オカダ主任(しおつかこうへい)が鉄板焼きの匂いをさせて外回りから帰ってくる。取引先ともんじゃ焼きを食べて来たらしい。「食べたことない」とポツリと洩らすワカコ(武田梨奈)にびっくりの一同。広島の人だからと言われてちょっと抵抗感を感じたワカコは、思い切って食べてみることにする。 浅草のお店に一人でやって来たワカコ。店員におススメを聞いて注文。うまく作れるか心配だったが、店員が焼いてくれると聞いて一安心。

第5話のレビュー

とある日のお昼休み。
オカダ主任が月島のもんじゃ焼きを食べて満足気に帰社。ランチで月島までもんじゃ焼きって…贅沢すぎない…?

そんな中「もんじゃ、食べたことない」と呟くワカコ。一同騒然。
広島出身のワカコは、東京の粉もん・もんじゃ焼きに抵抗があるわけではないが、なんとなく避けてきたようだ。

帰り道、思い切ってもんじゃ焼きに挑戦することにしたワカコは、浅草にあるもんじゃ焼きの名店・七五三を訪れる。

地元のお好み焼き屋さんと同じような店内。
瓶ビールと、店員さんオススメの切りイカと桜えびのシンプルなもんじゃ焼きを注文。ちなみに、一番人気は明太もちチーズだそうだ。

鉄板の熱気を前に、キンキンに冷えたグラスに瓶ビールを注ぎゴクッと飲むワカコ。この温度差がまた良い!

店員さんが説明しながら作ってくれる。これは安心。
もんじゃ焼き、何回焼いても焼き方を覚えられないのは私だけ?

具を炒めて堤防のように囲い、その中に汁を注ぎ込む。そんなもんじゃが出来上がる工程を眺めながらのビールはひときわ旨い。

結界を崩すように混ぜ合わせて、もんじゃ焼きの出来上がり!
まずは、青のりなしで。ちっちゃ〜いもんじゃヘラでいただきます。

……出汁が効いていておいしい!
ソースと青のりをかけると、ぐっと粉もんらしさUP!

とろ〜りとした食感が癖になる……!
もんじゃの味わいが凝縮されたおこげは濃ゆい香ばしさ。これ、たまらない!

同じ鉄板焼でも、いろいろな味わいがある。
「地元のお好みもいいけど、これはこれで、いいもんじゃのう。」
……座布団一枚!

明くる日のお昼休み、もんじゃトークで盛り上がるワカコたち。
そんな中、またもや鉄板焼のいい香りをさせてランチより帰社するオカダ主任。今日は豚平焼きを堪能したらしい。

「大阪の焼きもんやから、食べたことない言うんかい!」
「まぁ、わかるよ?故郷のプライド?広島人は、頑固じゃけぇのう〜」

悪ノリがすぎますよ、オカダ主任!
少しムスッとしたワカコ、その日は迷わず鉄板焼のお店へ。

六本木にあるちょっとオトナな雰囲気のお店・佐吉
大阪生まれのB級メニュー・牛すじ煮込みとお目当ての豚平焼き、ハイボールを注文。

牛すじ煮込みってすぐに出てくるしお手頃で、鉄板焼前のとりあえずにちょうどいいよね。
柔らかくて味がしみっしみ。

一気にハイボールを飲み干してしまうワカコ。
2杯目は豚平焼きに合わせることを考えて、ビールに。2杯目以降にあえてビールを頼む人って、ガチな酒飲みって感じで好き。

鉄板の上で器用に丁寧に作られる豚平焼き、見ているだけでもよだれが出そう……。


鉄板の上から豪快にでっかいヘラで切ると現れたのは、豚肉とキャベツ、そしてとろ〜りチーズ!

アツアツ柔らか、それを頬張る楽しみ。
広がる卵、こってりチーズ、味わいお肉、それをお好みソースとマヨネーズ、ケチャップ、青のりがいい塩梅で包み込む……!



これに合わせるビール、気分はもう大阪!

大阪の粉もんもいいもんだなぁ。
同じ鉄板焼でも、地域の分まで味がある。そう思いながら、地元・広島に思いを馳せるワカコ。

すると偶然居合わせた男性二人組が、広島焼きを注文。思わず気になったワカコは振り返り目が合ってしまう。ちょっと気まずいワカコ、テヘペロ。

大阪のお好み焼きも確かにおいしいけど、庶民派だったり、おしゃれだったり、鉄板の数だけ味わいがある。
もんじゃ焼きも豚平焼きもお好み焼きも、どれもみんなおいしいってことで!

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
七五三
http://www.asakusa753.com/

<本日のワカコ酒>
・瓶ビール
・切りイカと桜えびのもんじゃ焼き

【二軒目】
佐吉
https://gfxs100.gorp.jp/

<本日のワカコ酒>
・ハイボール
・生ビール
・柔らか和牛スジ煮込み
・佐吉の豚平焼き


※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第6話ストーリー&レビュー}–

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー

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急いで退社して逢楽にやって来たワカコ(武田梨奈)。今日は大将(野添義弘)の息子・哲也(辻本達規)とその婚約者・グエン(フォンチー)が高山から来ているのだ。二人の仲を取り持ったことからグエンと強い絆で結ばれたワカコ。再会を祝して、乾杯する。
哲也は品評会で賞をもらったという飛騨牛を、酒蔵で働くグエンはそれに合う日本酒を持ってきてくれた。賑やかになった逢楽のみんなと幸せなひと時を過ごすワカコ。そして…。

第6話のレビュー

行きつけ・逢楽に向かうため、いそいそと退勤するワカコ。
逢楽の大将の息子・哲也と、その婚約者・グエンが飛騨高山から来ているのだ。以前ワカコが飛騨高山旅行をした際に偶然知り合った二人が、まさか行きつけの居酒屋の大将の息子とその婚約者だなんて。

二人の仲を取り持ったことからグエンと強い絆で結ばれたワカコ。今夜は再会を祝して乾杯だ!

まずは、今人気の特製海鮮コロッケ生ビールを注文。

特製海鮮コロッケは、味が付いているので何もかけずにそのままで。
サクサクの衣とホクホクのじゃがいもに、エビ、イカ、タコなどの魚介の歯ごたえがたまらない!
そこに投入する冷たい生ビール。言うまでもなく最高です。

二杯目は、グエンが持ってきてくれた深山菊秘蔵 特別純米を。
これに合わせるのは大将の故郷・山形の郷土料理である玉こんにゃく
山形料理といえば、渋谷にある「やまがた」を思い出す。ここの玉こんにゃく、好きなんだよね〜。

串にまるまると刺さった玉こんにゃく。甘辛い味がしみっしみで、日本酒との相性も抜群じゃないですか!

哲也が持ってきた、品評会で賞をもらったという飛騨牛はステーキに。シンプルにお塩をつけていただきます。
レアに仕上がった飛騨牛ステーキは、口に入れた瞬間にスーッと溶けてしまう……!日本酒とステーキ、お互いがお互いを引き立てあっているかのような絶妙な存在感!

「お肉はもちろん、お父さんの焼き加減が最高です!」

くー、グエン、わかってるなー!大将、照れてるじゃん!!!

他にお客さんもいないことから、一緒に飲みはじめる大将。

「うん、いい酒だ。」

そして、息子が手塩にかけて作った飛騨牛ステーキも一口。

「上質な油。肉の歯ごたえ。うまみとあまみ。よくここまで頑張ったな、哲也。」

ちょっぴり堅物な大将からこんな言葉が出てくるなんて。哲也、よかったねぇ。

今度はグエンの故郷・ベトナムで会おうと約束して、また会う日まで。

明くる日、ベトナム料理が食べたくなったワカコは、グエンから教えてもらった吉祥寺にあるベトナム料理のお店・チョップスティックスへ。

フーダビール、焼き春巻き、チャーカーのハーフサイズを注文!

ベトナムのフエで飲まれているというフーダビール。フルーティで飲みやすい!甘辛酸っぱいベトナム料理に合うこと間違いなしな予感。

まずは、焼き春巻きを。
皮がもちもちしている部分と焦げのあるクリスピーな部分、贅沢にも両方を一気に堪能……!甘酸っぱいタレもたまらない!

続いて、チャーカー。チャーカーとは、ベトナムの北部を代表する白身魚の香草揚げ焼き。

肉厚の白身魚に新鮮なディルの爽やかさ、ピーナッツの香ばしさ、ターメリックの香り、唐辛子の辛味……そこにベトナム生まれのビールを迎え入れれば……! うん、ここはもうベトナム。

セットで運ばれてきたのは、ヌンというお米の麺。
ヌンにチャーカーをのせて、ヌクチャムという万能つけダレかマムトムという塩漬けにした海老を発酵させた調味料を入れて食べるのがおすすめとのこと。

「グエンさんもベトナムでこうして食べてたのかなぁ……」

そう思いながら食べると、ベトナム料理がよりおいしく身近に感じるね。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
魚貞(ワカコ酒内では逢楽)
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目-8-13
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・生ビール
・特製海鮮コロッケ
・深山菊秘蔵 特別純米
・玉こんにゃく
・飛騨牛ステーキ

【二軒目】
チョップスティックス
http://namamen.com/

<本日のワカコ酒>
・フーダビール
・焼き春巻き
・チャーカー

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第7話ストーリー&レビュー}–

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

>>>「ワカコ酒 Season6」の画像をすべて見る

せっかく半休を取ったのに打合せが長引き、フラフラになって彷徨うワカコ(武田梨奈)。ランチタイムはとっくに過ぎ、中途半端な時間帯で空いているお店が見つからない。ふと喫茶店のサンプルケースが目に留まる。なんとビールもある。吸い寄せられるように入店するワカコ。
早速ビールとホットドッグを注文し、生き返るワカコだったが、なんとその様子を出先から直帰の会社の同僚・長谷川(佐古井隆之)達に見つかってしまい…。

第7話のレビュー

半休を取った日に限って、長引く打ち合わせ。

飲みはじめるにはまだはやいし、ランチタイムにしてはちょっと遅いし……どこに入ろうかと悩むワカコが見つけたのは、地下にあるレトロ喫茶店・喫茶フジ。瓶ビールもあるし最高じゃん。

仕事終わりのビール。この至福の時間、誰にも邪魔されたくない!

オーソドックスだけど、お店の色が出るホットドッグを注文。
昔ながらのコッペパンにソーセージ、そして……卵焼き!ちょっと新鮮。

まずはそのまま、パクッと一口。
パンの甘みはソーセージにピッタリ。焼いた卵の甘みとシャキシャキレタスのバランスはバッチリ!

ちょこんと添えられたポテトサラダ、こういうの嬉しいよね。

続いて、ケチャップ&マスタードをかけて。味変的な、ね。
喫茶店のホットドッグ、お腹にも溜まるし、ビールのつまみにもなる。そうそう、こういうのを求めてた!

レトロな喫茶店でも、ビールを飲めばゴキゲン酒場に早変わり。
意気揚々とビールを注いでいると、窓の外から視線を感じる……そこには、同僚の長谷川さんと岩田さんが!

「喫茶店飲みって斬新だな〜!ファミレス飲みなら知ってたけど」

ファミレス飲み?……盲点だった!
たしかに最近、話題なファミレス飲み。コスパもいいし食事もできるし。お店によってはハッピーアワーもあるんだとか。

そんな話を聞いたら、寄らないわけにはいかないじゃないですか。
……ということで、吸い込まれるようにガストに入店。

ワカコ、迷わず生ビールを注文。タッチパネルで気軽に頼めるのもいい。いや、その分ついつい頼み過ぎちゃう?

肴を選んでいると、すかさず運ばれてくる生ビール。はやい!!!
本日二度目のビール。でも、瓶と生だから違うのです。

生ビールのお供に決めたのは、チーズINハンバーグ&エビフライ
ガストといえば!なこのメニュー。安定においしいしどう考えても安い、革命的メニュー。

濃厚でクリーミーなタルタルソースがたっぷりかかったエビフライ、サクサク!
メインのチーズINハンバーグは、ナイフで切るとチーズと肉汁が溢れ出す……!眼福。

お肉に絡むたっぷりデミソースととろ〜りチーズ。うわ〜これはワインが飲みたくなるな〜。
……と思っていると、ワカコが二杯目に選んだのは赤ワイン。もしかして、以心伝心しちゃってる?

一杯219円という衝撃のお安さ。それでいてフルーティでやわらかく、思わず飲みすぎてしまいそうな口当たりの良さ。ファミレス飲み、酒飲みにうってつけ!

追加で頼んだのは、ちょい盛りポテトフライ
ファミレスと言うだけあってボリューミーなメニューが多い中、お一人様用を用意してくれているあたりに優しさを感じる。

ファミレスに入ると学生時代を思い出すなぁ。
ドリンクバーだけで何時間滞在したことか……。

大人になった今、ファミレスでお酒を飲んでいる。
ドリンクバーで割り物も楽しめる裏技を知ってしまったワカコ。ファミレス飲み、無限である。

当たり前の日常の中に隠れている喜び。喫茶店でもファミレスでも、お酒があればそこはどこでも楽しい飲み屋さんだ!

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
喫茶フジ
東京都港区新橋2丁目16−1 ニュー新橋ビル B1F
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・瓶ビール
・ホットドッグ

【二軒目】
ガスト 三鷹店
https://store-info.skylark.co.jp/gusto/map/012708

<本日のワカコ酒>
・生ビール
・チーズINハンバーグ&エビフライ
・グラスワイン 赤
・ちょい盛りポテトフライ

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第8話ストーリー&レビュー}–

第8話ストーリー&レビュー

第8話のストーリー

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ワカコ(武田梨奈)が出先から帰社すると、アベちゃん(渡部瑞貴)がデスク周りの片づけをしていた。今年こそシンプルライフを目指すのだというアベちゃんに刺激を受けたワカコは、思い立ったが吉日とばかり、気になっていた老舗居酒屋に行ってみることにする。
昭和の香りが色濃く漂うカウンター。棚には全国各地の地酒がずらり。常連客(針原滋)がくさやを肴に日本酒に舌鼓。ワカコは手始めにたらこを頼み、それに合うお酒を尋ねる。

第8話のレビュー

出先から会社に戻る途中、以前から気になっていた老舗居酒屋・ふくべを発見。
「私にはまだ敷居が高いよね……またいつか」とその場を去るワカコ。

帰社すると「今年こそシンプルライフを目指す!」と、せかせかとデスク周りの片付けをする同僚。
「思い立ったが吉日」という言葉に刺激を受け、さっそく今晩ふくべに行ってみることに。

全国の日本酒が壁面にズラリ。これは飲む前に見惚れる。うーん、どれを飲もうか悩ましい……。

おすすめのメニューに印がついているお店、店主の親切さがにじみ出ていて好きだなぁ。全部おいしいことは間違いないし、どれを食べるべきかわからない人にとって本当にありがたい。

……お、大人にとって最高峰クラスのつまみ、くさやまである!
お隣の常連さん、くさやをつまみに酒を飲んでいるじゃないか。おいしそう……うん、これは挑戦するしかない。

手始めに、たらこの醤油焼きと、41種類ある中でも一番人気という菊正宗の樽酒を木の温もりを感じられる温燗で注文。

立派な樽酒。優しいあたたかさとやわらかなうまみが喉を潤していく……!

そこに運ばれてきたのは、じゅんわりと焼かれた立派なたらこ
少しあぶられた外側とほんのり温められた半生のコンビネーション、言うまでもなく最高。日本酒との相性、規格外なんですよ……。

お酒! たらこ! お酒! たらこ!
はー、無限に楽しめる。

続いて、ついにくさやを注文。お供は、くさやにぴったりというしっかりとした味わいの北島 生酛純米を熱燗で。

くさや、初体験。独特な香りに、油がたっぷり乗った身。
鯵の干物のうまみを何倍も濃くしたようなうまみが口いっぱいに広がる!

老舗居酒屋でお酒を楽しむワカコに、女将さんが一言。

「うち、敷居が高いって言われちゃうんですよ。でも居酒屋って、居心地の良さと雰囲気じゃないですか」

いやー、本当そうですよね。
変に安い店だと、一概には言えないけどぶっちゃけお客さんの質も悪いこともあるし、老舗居酒屋って女性一人飲みにぴったりなのかも。

創業83年、今のご主人で三代目という貴重な老舗居酒屋・ふくべ。ここはぜひとも一人で行ってみたい。

明くる日、ワカコの休日。思い立ったが吉日とばかりに、部屋の大掃除を進める。
すると、棚の奥底から以前誕生日にもらった日本酒・純米 文佳人が! 大掃除、見事にモチベーション上げてくれるね〜。しかも、冷蔵庫にはとっておきの酒盗もある。

「これはきっと頑張った私へのご褒美だ!」と言わんばかりに喜ぶワカコ。

俄然、やる気みなぎる。ちゃっちゃと片付けて、きれいな部屋で宴としましょうか!

前に居酒屋で食べてから酒盗に合うのでは……と睨んでいたバターたっぷりのポテトサラダを作り、とっくりを火にかけ、しっぽりと家飲み、はじめます。

五臓六腑に染み渡る日本酒に交わる、ポテサラon酒盗。これは、口に含んだ刹那……!
おいしい運命の悪戯で出会ってしまった海のものと山のもの、それぞれの味わいが活かされる、おいしさの掛け算!

温度が変わると味わいが変わってくる日本酒は、くつろいで飲むからこそ気付ける効能だね。

すいすいと飲み食いを進めて、おつまみがちょっと足りなくなってきたワカコ。
一から作り直すのはめんどくさいし……と、じゃがいもをレンジでチン。皮付きじゃがいもon酒盗スタイルでいただきます!

酒盗はより香り高く、じゃがいもはより甘く。
飲まずに置いておいたミニサイズのスパークリング・嘉 -yoshi- スパークリング シャルドネも開けちゃう!

マリアージュの神様が舞い降りたワカコ。最後は、クリームチーズon酒盗で。これは居酒屋の定番メニュー。間違いなくうまいのよ。

おつまみがおいしいと酒が進む進む〜。
帰りを心配することなく心置きなく飲めるのが家飲みの良さ。

ということで、今夜は「ぷしゅー」連発!
なんでもない日常を、酒と肴の奇跡的な組み合わせで特別な時間に変えてみては。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
ふくべ
東京都中央区八重洲1-4-5
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・菊正宗 杉樽
・北島 生酛純米
・たらこ
・くさや

【二軒目】
…自宅!

<本日のワカコ酒>
・純米 文佳人
・嘉 -yoshi- スパークリング シャルドネ
・ポテサラon酒盗
・皮付きじゃがいもon酒盗
・クリームチーズon酒盗

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–{第9話ストーリー&レビュー}–

第9話ストーリー&レビュー

第9話のストーリー


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アベちゃん(渡部瑞貴)からイタリア料理教室の体験レッスンに誘われたワカコ(武田梨奈)は、ワインが飲み放題と聞いて喜んで参加することに。レシピはオイルパスタとグラタン。ワカコ達は、先生(片山萌美)のデモンストレーションを見た後に実習に挑戦する。
オイルパスタの豚肉を丸めるワカコ。調理しながらワインを飲み始めるが、うっかり手が止まってしまう。アベちゃんはグラタンを担当し、二人で料理を仕上げる。そして…。

第9話のレビュー

とある日、同僚からイタリア料理教室の体験レッスンに誘われたワカコ。
「興味はあるけどね〜」と流すも、「ワインが飲み放題らしいです」という一言に手のひらを返したように「行く」と即答。
まったく、現金な人。でも、わかる。私もおんなじ反応しちゃうと思う。

料理教室でのレシピは、オイルパスタにグラタン

あ、料理教室の先生、この人……!
『万引き家族』『ばるぼら』『全裸監督』『ボクたちはみんな大人になれなかった』そして、現在公開中『永遠の1分。』でも大活躍な片山萌美さんじゃないですか!色気漂う料理教室の先生、同性から見ても控えめに言って最高。

・赤唐辛子の種は取る!(辛くなりすぎるから)
・にんにくは芯を切って、皮ごと包丁の腹でまるごと潰す!(皮も芽もするりと取れるから)
・マッシュルームは拭くだけ!(洗ってしまうと水を吸い、香りとうまみがに逃げてしまうから)
・じゃがいもはあえて水につけない!(でんぷん質でとろみをつけるから)

なるほど、目からウロコな豆知識たち。感動!

いざ実習!と同時に、ワインの元へ駆け寄る。まずは白ワインをいただくワカコ。

キッチンドリンカーって、『酒飲みに聞く!シチュエーションランキング』で一位を獲得すると思う。そのくらい至福の時間。まぁ、そんなランキングはないのだが。

いざ実食。ワインは白から赤ワインにチェンジ!

まずはオイルパスタから。
ローズマリーとオリーブの華やかな香り……丸まった豚肉はより一層ジューシー……!

続いて、グラタン。
丁寧に炒めたじゃがいもとチーズがとろけ合う……そこにワインを絡ませれば……自分たちで作った達成感に、ぶどう色のご褒美だ!

楽しかった料理教室。せっかくの休日、もう少し寄り道したい……!
偶然に通りかかったのは、かわいらしい外観のイタリアンのお店・チェルキオ。ワカコ、すっかりイタリアンの口になってる模様。

カプレーゼとオレンジワインを注文。
オレンジワインというのは、白ぶどうを使って赤ワインを作る方法で醸造したオレンジ色のワインのこと。赤ワインと白ワインのいいとこ取りと言われているそう。なにそれ最高じゃん。

めっちゃ当たり前のこと言います。めっちゃオレンジ色!!!
香りは白ワインのように爽やかだけど、渋味と苦味も味わえて、余韻はまるで赤ワイン!

そして、オレンジワインに合わせるカプレーゼは……。
トマト・モッツァレラ・バジル・オリーブオイル……色は派手だけど控えめなものたちが集まって織りなす、味の共演!
そこへ、オレンジワインを迎え入れ……口に残る香りとミックス!

ワインって、たまに無性に飲みたくなるんだよなぁ。
チーズや生ハムなんかを合わせて、ちょっぴりオトナな気分に浸っちゃったりなんかして。……って、もう充分オトナなんでした。

いつもは赤提灯系の居酒屋ばっかりだけど、たまにはイタリアンもいいね。
それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
…料理教室!

<本日のワカコ酒>
・赤ワインに白ワイン
・オイルパスタ
・グラタン

【二軒目】
ワインアンドダイニング チェルキオ
東京都江東区木場2-20-10 ベイフレール木場 1F
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・オレンジワイン「アランサット」
・水牛モッツァレラのカプレーゼ

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–{第10話ストーリー&レビュー}–

第10話ストーリー&レビュー

第10話のストーリー

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オカダ主任(しおつかこうへい)から歓迎会の幹事を頼まれる伊藤(長谷川慎也)の姿を見たワカコ(武田梨奈)は、自分の歓迎会のことを思い出していた。入社後初めての宴席で、緊張しすぎて全く楽しめなかったワカコは、お腹を空かせた帰り道、釜あげうどんに目を惹かれ、通りがかったお店に入ってみる。
優しそうな大将(三宅裕司)が迎えてくれ、ホッとしたワカコは、釜あげうどんと、思い切って生ビールを頼んでみる。そして……。

第10話のレビュー

会社行事の恒例・歓迎会。
とはいっても、ここ最近はコロナ禍ということもあり、なにかにつけて開催される”飲み会文化”はなくなりつつあるのだろうか……。
飲み会好きな私としては寂しい限りだ。

さて、ワカコの会社で開催されようとしている歓迎会の幹事に、新入社員が抜擢。
慌てふためく彼を見て、自身の歓迎会のことを思い出すワカコ。

入社後初めての宴席、緊張しすぎてまるで楽しむ余裕なんてない。
ワカコ、黒髪なのは変わらないけど、まっすぐに切りそろえられた前髪とスーツのおかげかフレッシュに見えるなぁ。

歓迎会の帰り道、まともにご飯も食べられなかったワカコは、釜揚げうどんに目を惹かれ、通りがかったお店・はつとみに勇気を出して入店。

なんと大将役は三宅裕司さん。付かず離れず、気さくな接客をしてくれる大将……最高すぎない?

釜揚うどんとり天、そして、思い切って生ビールを注文してみる。ワカコ、初めての一人酒。

初めての一人酒、いつだったかなぁと思いを馳せる。うーん、思い出せない……。
でも、酒飲みになったキッカケは覚えてる。私の場合は、昔のバイト先だった焼肉屋。
バイト上がりに料理長から「一杯飲むか」と勧められて、最初は無理して飲んでたビール。苦くてとてもおいしいとは思えなかったけど、「仕事終わりのビールって、なんかいいじゃん」という憧れから、飲めるようになりたかったビール。
気付けば「仕事終わりのビール、最高」と感じるようになっていて、私の酒飲み人生は確実にここからはじまったなぁ……。

運ばれてきた生ビールをゴクゴクと飲むワカコ。その豪快な飲みっぷりに、「お客さん、いける口だねぇ」と大将、思わず一言。

揚げたてのとり天と生ビールの相性は抜群!
ここでワカコ、人生初の「ぷしゅー」。ワカコの原点はここだったのね。

ワカコ、初めての一人酒ということで、大将が日本酒・七賢をサービスしてくれる。どこまでも最高な大将……。

とり天、生ビールとも合うけど、日本酒と合わせるとまた違った風味になる。この無限大なマリアージュ、たまらないね。

……と、昔のことを思い出したワカコは、久しぶりにはつとみに行ってみることに。

久しぶりな大将の変わらない姿を見て、ほっこりするワカコ。
牛すじと香味野菜炒めと麦焼酎・くろうまのロックを注文。すっかり一人酒も手慣れたもんだ。

さわやかなあまみと上質な香り……牛すじとの相性は言うまでもなく抜群!

「お客さん、いける口だねぇ」

大将からの聞き覚えのある言葉。初めての一人酒のお店に思い出があるって、いいなぁ。どうして私ってば覚えてないんだ……。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

はつとみ
https://www.hatsutomi.jp/

<本日のワカコ酒〜ワカコ、初めての一人酒Ver.〜>
・生ビール
・釜揚げうどん
・とり天
・日本酒「七賢 純米 風凜美山」

<本日のワカコ酒〜ワカコ、久しぶりのはつとみVer.〜>
・麦焼酎「くろうま」ロック
・牛すじと香味野菜炒め

※この記事は「ワカコ酒 Season6」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第11話ストーリー&レビュー}–

第11話ストーリー&レビュー

第11話のストーリー


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休日にワカコ(武田梨奈)が勇んでやって来たのはCOEDOビール工場。先生の説明を聞きながら工場見学をした後は、待ちに待った試飲…の前に小テスト。無事満点でクリアしたワカコは、出来立てのビールの試飲を楽しむ。お店限定のビールがあると、直営のレストランを紹介されたワカコは、その足で川越へ。ハウスエールとそれに合うお料理を注文する。
その後は川越を散策。小江戸の街並みを楽しんだ後、〆の一杯に選んだのは…?

第11話のレビュー

休日にワカコが勇んでやって来たのは、コエドビール工場。
コエドビールは、たまの贅沢にもってこい。と思いつつ、たまにコンビニにも置いてあることがあって、見かけたら絶対買っちゃうんですよね。特に毬花が好き。

そして、ビール工場、何気に未デビューな私……。
愛するビールが醸造されるところを眺めて、できたてのビールを試飲したいな……。

と思っていたら、どうやらワカコも試飲目的のよう。ですよね。

ただの工場見学会ではなく、醸造所見学ツアー「コエドビール学校」という名目で開かれているそう。学校と言われると無条件にテンション上がるね。

できあがったビールが瓶に注がれるところまでしっかり見届けて、ついに試飲……!と思いきや、残されていたのは筆記テスト。本格的だ。

筆記テストを無事満点でクリアしたワカコ。
コエドビール学校、給食のお時間。待ちに待った試飲です!

さっきまでタンクの中で眠っていたビールが、ようやく目の前のグラスに注がれる……!
視覚、聴覚、嗅覚、知識欲。あらゆる攻撃によりビール欲は最高潮!!!

製造工程を知ると、香り一つとっても違いがわかるような気がする。違いのわかる女・ワカコ。
少しずついろんな味を味わえるのも試飲の醍醐味だ。

醸造所見学ツアーもいよいよ終盤。
「まだ飲み足りない方はぜひこちらへ」と先生から紹介されたのは、コエド直営・COEDOBREWERY THE RESTAURANT。なんと限定のハウスエールがあるんだとか。これはもう行くしかない!

到着するやいなや、限定のハウスエール・小麦麦芽を使ったホワイトエールと、小江戸黒豚の角煮を注文。

このお店でしか味わえない限定ハウスエール。特別感はビールの旨さをも増す。
苦味が少なくてフルーティな味わい、食欲がそそられる味だ……!

小江戸黒豚の角煮は、箸で掴むだけでわかるとろとろぷるんぷるんの弾力加減。
口に入れてみると、なんともやわらか〜い。迫力のある味かと思いきや、見た目よりずっと繊細な味わいだ。
そこに合わせるビール、幸せの極み。ビールは偉大。

ふと隣の席の女性客の会話に耳を傾けると、魚の形をしたおみくじを手に盛り上がっている様子。
川越氷川神社の名物・鯛みくじというものだそうで、鯛の形をしたおみくじを釣ることができると人気らしい。縁結びの神様も祀られているんだとか。

せっかく川越まで来たことだし、氷川神社まで足を伸ばしてみることに。

コーヒーを飲んだり、日本酒の試飲をしながら、氷川神社へとゆっくりと向かう。
江戸を感じることのできる街並み、小江戸と呼ばれるのも頷ける。都内から1時間くらいとは思えない満足感!

川越氷川神社に到着し、お参り、鯛みくじ、お守りまで抜かりなく購入し、大満足なワカコ。
さて、締めの一杯を飲んでそろそろ帰りますか。



地元客で賑わっていそうなお店を発見。その名も囲坊主。看板には炭火焼き・酒・肴の文字。よし、本日の締めは日本酒で決まり!

店主のオススメ、原木しいたけ日本酒・花浴陽を注文。
原木しいたけとは、クヌギなどの木に菌をつけて自然の中で育成しているものだそう。しいたけ大好きな著者、すでによだれ垂れちゃってます。

じゅんわりと焼かれた原木しいたけ、肉厚で大きい……!
噛み締めてみると、見た目以上に感じる身の存在感。後からふわっと広がる醤油としいたけの風味……!自然で育てられた原木しいたけから溢れ出る生命力に合わさる、花浴陽の酸味と甘味。もう、川越から離れたくない。

町並みや歴史を肌で感じてこその味わいがある。
ビール工場見学から小江戸川越めぐり、地元の名店まで知れた最高な週末旅行。このコース、完コピするっきゃない!

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
COEDOBREWERY THE RESTAURANT
https://coedobrewery.com/jp/special/restaurant/

<本日のワカコ酒>
・ハウスエール(小麦麦芽を使ったホワイトエール)
・小江戸黒豚の角煮

【二軒目】
囲坊主
http://www.ibozu.net/index2.php/

<本日のワカコ酒>
・花浴陽 さけ武蔵 純米大吟醸
・原木しいたけ

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–{第12話ストーリー&レビュー}–

第12話ストーリー&レビュー

第12話のストーリー

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オカダ主任(しおつかこうへい)から呼ばれたワカコ(武田梨奈)は、以前提出した販売促進の企画が採用されたと告げられる。ご褒美を兼ね、忙しくなる前に美味しいものを食べて気合を入れようと思ったワカコは、とっておきの名店を予約する。A5ランクの和牛のローストビーフと赤ワインを堪能するワカコ。 その甲斐あってか、販促イベントも無事終了した。頑張った自分をねぎらうためにワカコが選んだのは、いつものあの店だった……。

第12話のレビュー

オフィスにて。同僚とおやつタイムを楽しむワカコの元に、オカダ主任がやってくる。
なんだか険しい面持ち……と思いきや、以前ワカコが提出した販売促進の企画が、なんと採用になったと告げられる。
まったく主任ったら、驚かしてくれるじゃないか。よかったよかった。ワカコ、めでたい!
そういえば、一話の冒頭でそんな話をしていたなぁ。なんだか懐かしい。

「来週から本格的に忙しくなるし……」
自分へのご褒美、そして気合いを入れるため、とっておきの名店・らいむらいとを訪れる。

らいむらいとは、オリジナルの肉料理が人気のステーキ処。
ステーキはもちろんのこと、ハンバーグやサーロインのチーズはさみ揚げ、フォアグラのソテー……どれもおいしそう……!

悩みに悩んだワカコ、今夜は思い切ってA5ランクの和風ローストビーフをご注文。お供にはもちろん、赤ワイン・レゾード・フルーレンスを。

まあるいワイングラスに入った赤ワイン、見た目にも美しい。

そして、お待ちかねなローストビーフ。
絶妙な焼き加減はさすがの一言、縦横に走るサシもたまらない……!

まずは、そのままでいただきます。
……やわらか〜い。文字でも伝わりますよね?やわらか〜い!!!
ステーキでも焼き肉でも牛刺でも味わえない、じっくり熱を入れたローストビーフだけの旨さ。はぁ、こんなにも堪能しちゃっていいのでしょうか。

お次は、わさびで。これまた一話のとんかつを思い出す。
お肉のジューシーさに、わさびの刺激がピリリと加わる……!

牛すじや子牛の骨から丁寧に取った出汁と厳選したお醤油を合わせた和風ソースも美味。
ローストビーフの付け合せの定番、クリーミーなマッシュポテトと一緒に食べるとなお最高!
これらに合わさる赤ワイン、紛れもなくお肉の味を引き立ててくれる影の立役者である。

「仕事を頑張ってまたここに来たい。」
そう思えるお店があるっていいよね。

後日、販促イベントも大盛況のうちに幕を閉じた様子。
頑張った自分をねぎらうために、今日は、いや、今日も、飲むしかないでしょう。

こんな日はやっぱり、行きつけ・逢楽に行くしかないよね。

実は著者も先日、逢楽こと魚貞に行ってまいりました。
テレビで見ているまんまの外観に内観、そして裏切らないお酒と料理たち……もうね、至高の一言ですよ。
ワカコ酒、見るだけでなく巡礼するまでが本当のワカコ酒。

さて、今夜のワカコは熱燗・千代田蔵 特別純米生原酒 山廃 フクノハナをご注文。つまみには牡蠣バター、いっちゃいます。

日本酒と牡蠣って……反則技ですよ、まじで。しかもこんな深夜に……。

……気を取り直して。牡蠣バターにはレモンを絞っていただきます。

一口含むと濃厚クリーミーな牡蠣汁が溢れ出て、醤油とバターの香りもさらにうまみを広げてくれる……!
そこへ熱々の日本酒を迎え入れれば、滝のように流れ込む幸せ。

ここで大将が一言。
「季節は毎年巡ってくるけど、この年の牡蠣は今この瞬間にしか味わえない。」
うん。話も味わいも深い。

二杯目に焼酎のお湯割りを頼もうとすると、キープしている6本目の焼酎が底を尽きてしまった。

ふと、お酒とともに思い出を振り返るワカコ。
どれもかけがえのない時間。二度と巡って来ない大切なひととき。
これからも思い出を作っていくべく、焼酎もいよいよ7本目に突入です。

大好きなお店で過ごす、自分だけの自由な時間。これって本当に尊いこと。コロナ禍を経験したからこそ、よりありがたみが増すのです。

お酒も人も一期一会。どの出会いも大切にしていきたいよね。
ワカコのおかげでお酒への愛情がより増した気がするなぁ。ワカコ、ありがとう。

……それでは!今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
らいむらいと
https://limelight.tokyo/

<本日のワカコ酒>
・赤ワイン シュヴァリエ「レゾード・フルーレンス」
・和風ローストビーフ 130g

【二軒目】
魚貞(ワカコ酒内では逢楽)
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目-8-13
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・兵庫県 太田酒造 千代田蔵「千代田蔵 特別純米生原酒 山廃 フクノハナ」
・牡蠣バター
・焼酎お湯割り(本格焼酎 佐藤 麦)

(文:シネマズ編集部)

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–{「ワカコ酒 Season6」作品情報}–

「ワカコ酒 Season6」作品情報

イントロダクション

今日もしあわせひとり酒-
村崎ワカコは酒と料理が何より大好きな26歳。偶然見つけた店でも、勇気を出して一歩足を踏み入れる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせたり、他のお客さんたちの会話に耳を傾けたりしながら、酒場での独り呑みの楽しみを満喫している。時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜み―そんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽」の大将ら、周りの人々。酒と料理がぴったりと合わさった刹那、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。

番組概要

番組名

「ワカコ酒 Season6」

放送日時

2022年1月10日(月)スタート 毎週月曜深夜0時

放送局

BSテレ東 BS⑦ch<全国無料放送>
BSテレ東4K 4K⑦ch<全国無料放送>

原作

新久千映「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)

出演

武田梨奈

監督

久万真路、片桐健滋、若林将平

脚本

阿相クミコ、女里山桃花

プロデューサー

小林教子(テレビ東京)、石井光雄(エムロックス)、田中厚朗(ザフール)

制作

BSテレ東/ザフール

製作・著作

2022「ワカコ酒6」製作委員会

公式Twitter

@wakakozake_TV