『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』山寺宏一×井上喜久子対談:一生懸命生きているのに間違ってもいるデスラーとスターシャ

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1970年代の昭和日本に一大ブームを巻き起こし、現在に至るアニメーション隆盛の基礎を築き上げた『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ。

その21世紀版リメイク・シリーズが『宇宙戦艦ヤマト2199』(12)『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(17)と制作され、そして更なる新作『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』2部作の前章『TAKE OFF』(21)に続く後章『STASHA』が2月4日より全国36館で期間限定上映されます。

1979年にテレビ放送された後に劇場公開もされた『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』を原作に、『2202』に続いて福井晴敏が新たな解釈でシリーズ構成、昭和のオリジナル版をリアルタイムで体験していない世代の安田賢司が監督を担当し、これまでにない衝撃と興奮と感動が文字通り以上のテンションで綴られていく、リメイク・シリーズ最高傑作といっても過言ではない秀逸な出来の本作!

今回は、多彩なキャストの中で今回の主役ともいえるガミラスの元総統デスラー役の山寺宏一、イスカンダルの女王スターシャ役の井上喜久子の両名をお迎えし、原作シリーズをリスペクトしながらも斬新な設定の数々で新旧のファンを魅了し続ける、新たなる“ヤマト”の魅力を語っていただきました。

イスカンダルとガミラス 衝撃の関係が今回明らかに!

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山寺宏一(以下、山寺):今回の後章は、前章を見てくださった方々からすると、どんなストーリーになっているのか?特に今回は『STASHA』というサブタイトルがついている分、デスラーとスターシャの関係性なども気にしていただけているのではないかと思われますが、衝撃の事実が明かされますので、ぜひ心して劇場に足を運んでいただけたらと思います。とにかく“愛の物語”になっています!

井上喜久子(以下、井上):私も山寺さんと同じような感じのコメントになってしまうんですけど……。

山寺:こういうものは先に言ったもん勝ちだから(笑)。

井上:しまった!(笑)でも『宇宙戦艦ヤマト』という素晴らしいシリーズの中で、今回はある種の到着点が描かれていると思います。本当に映画って総合芸術であり、素晴らしい音楽に迫力ある映像、そしてヤマトのクルーもデスラーさんもスターシャも、みんながみんな愛を胸に抱いていて、たくさんの感動が詰まったヒューマン・ドラマになっていますし、万が一前章をご覧になってない方でも楽しめると思いますので、この感動をたくさんの方々に見ていただきたいですね。

山寺:まあ、できれば前章も見てほしいけどね(笑)。

井上:そうですね!(笑)今はいろんな方法で見ることができますので、ぜひ前章をご覧になった上で、劇場に足をお運びください!

山寺:逆に後章から遡ってみるというのも面白いかも(笑)。

井上:あ、それもいいかも!

山寺:でもこれは物議を醸すと思いますよ。イスカンダルとガミラスの関係がついに語られますが、その真相には僕自身驚愕しました。

井上:私も後章のサブタイトルが『STASHA』と聞かされたとき、最初はびっくりしたんです。何かの間違いじゃないかって(笑)。でも、その名前がつくくらい今回はスターシャからいろいろな秘密が明かされますので、驚く気持ちと重圧感、そして感動がありましたね。

全てお任せのデスラー アドバイスを受けたスターシャ

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――安田賢司監督や福井晴敏さんから、演じるにあたってののオーダーみたいなものは今回ありましたか。

山寺:僕に関しては、全くなかったです(笑)。

井上:もう安心してお任せってことですか?(笑)

山寺:『2202』の後、「デスラーはこれからどうなるんですか?」って福井さんに聞いたんですよ。そうしたら「活躍しますよ。もうひとりの主役みたいなものですから。以上!」みたいなもので(笑)。ですから原作(1979年版『新たなる旅立ち』)のどこを活かしてどこを変えるとかも全然聞かされず、演出の指示も特になかったですね。

またこの作品はコロナ禍の下で作られているので、収録も全てひとりずつという方式だったこともあって、他のキャストのみなさんと会話することもできなかったので、まずは粛々と自分がやった解釈で演じてみて、スタッフのみなさんに聞いていただくという形でした。

井上:私は収録のタイミングというよりも、ぞの前後に福井さんがスタジオのブース横の控え室に出てきてくださって、そこでおしゃべりさせていただいたんですよ。

山寺:僕はなかったなあ。見捨てられてた?(笑)

井上:いえいえ、そんなことないですよ(笑)。福井さんが作品に関するいろいろなアドバイスとかを、ちょっとした会話の中からおっしゃってくださったんです。で、こちらもそういったものの中からヒントを見つけたりしていくという……。その意味では、とても心強かったですね。私は特にスターシャという役に対してずっと緊張感とか不安感があったので、ちょっとした励ましなどもいただきながら今回やらせていただきました。

山寺:そうだったんだ……。

井上:山寺さん、お忙しいから(笑)。

山寺:そんなことないよ!(笑)いや、もうただただ普通にやって、あ、もう終わっちゃったって感じで、次にスタジオに入る声優さんと偶然会えればいいね、くらいなものでした。誰からも説明とかはなかったし。つまり「台本を見て、感じろよ!」ってことだったのかな。全ては台本の中にあるだろう!って言われてるような気がして……。ああいうときって、意外と聞けないんですよね。

井上:そうですよねえ。

山寺:アニメの作品には難しいものとか、いろいろな解釈が出来る作品が多々あって、“ヤマト”もそう単純なシリーズではないと思うんですよ。

井上:質問するのがちょっと怖いというのもわかります。

山寺:「え? それわかんないの?」なんて言われたりしたら!(笑)

井上:そうそうそう!(笑)

山寺:「今まで何やってきたの!?」なんて言われたりしたらどうしようってね。

井上:収録って、常にそういう緊張感があるんですよ。でも山寺さんは『2202』もおやりになられてるから、「もうわかってるでしょう」っていうのがスタッフのみなさんの中にあったんだと思います。逆に私は『2199』以来久々のスターシャでしたから、気を使っていただいたんじゃないかなと。

山寺:ただデスラーも、これまでいろいろわからないことだらけだったんですよ。逆にスターシャは全てを知っていて「真実を伝える時が来ました」って、それまでデスラーは何も知らずに頑張ってきてたんですからね!ですから全てを知らされたときの「え~~~~~!?」って(笑)。

井上:そんな笑いのシーンはありませんけどね(笑)。

山寺:いや、もう本当に心の中では「うそ~ん!?」ですよ!(笑)

井上:ものすごい事実が明かされますからね。

私自身も真実を最初に台本で読んだとき、本当に涙が止まらないくらい衝撃を受けましたし、ただデスラーが長い年月をかけて選んできたこと、そのときはスターシャが一番良いと思っていたことなどが、今にして思えば間違っていたと認める潔さも感じました。スターシャも自分の過ちを認めているんです。

というか今回の作品って、叙情的ながらも敵味方を問わずみんな悩み苦しんでいるんですね。古代艦長もそうだし、たくさんの人がみんな一生懸命生きてるんだけど間違ってもいるという、そんなシーンが多くて、すごく胸がかき乱されましたし、叙情的ながらも考えさせられました。

–{レジェンド・キャラを演じる 歓びも難しさも}–

レジェンド・キャラを演じる 歓びも難しさも

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――レジェンド的な作品およびキャラクターを受け継いで演じる歓びと難しさなど教えていただけますか。特に山寺さんはかつて『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(09)などで主人公の古代進も演じられていますが、リメイクシリーズでのデスラーも全く違和感がありません。

山寺:いやいや。でも原作シリーズの最初から僕はデスラーが大好きでした。まさか自分が演じることになるとは思ってもいなくて、オファーをいただいたときは本当に嬉しかったんですけど、後から「これは大変な仕事を引き受けてしまった!」と。

井上:私も山寺さんと同じように「自分がスターシャをやっていいんだろうか」と思いながら、『2199』はすごく悩んでいました。

“ヤマト”はたくさんの方々の想いがずっと支えてきたシリーズで、その中でスターシャは素晴らしい存在感のキャラクターである一方、星の女王としての重責であったり苦しみや悩みをたくさん抱えている女性なので、そんな彼女の深い想いをどれだけ私が表現できるのか、彼女に寄り添いながら探っていきましたし、彼女自身の内面の葛藤みたいなものも忘れないよう努めました。

また今回は『2199』では描かれなかったものすごい過去や衝撃の事実を、ちゃんとみなさんに伝えなけれ
ばいけないという責任を感じましたが、実は私自身、事実を語ったことですごく浄化された気がしたんですよ。自分がわからなかったところがいっぱいわかったというか「スターシャ、そうだったのか!」って。それは決して楽しい過去ではないですけど、今回それを語れたことが私は嬉しかったです。

山寺:もうスターシャは喜久子ちゃんしかいないです。

井上:いえいえ、とんでもないです。

山寺:ずっと昔からやってたんじゃないかってくらい。

井上:恥ずかしいからやめてください(笑)。

――井上さんのスターシャからは、凛とした佇まいの中から窺える心の弱さが上手く醸し出されていたと思います。

井上:スターシャを演じさせていただく上で、自分の中でイスカンダル女王としての強さと、ひとりの女性としての弱さは絶対に共存しているはずだけど、『2199』ではその弱さが語られることはありませんでした。でも今回はそちらの部分、女性としての切ない想いが台本に描かれていたので、山寺さんが先ほどおっしゃっていたように、とても自然に演じることが出来ましたね。

山寺:スターシャの神々しさと凛々しさ、そして儚さって、演じようと思って醸し出せるものでもないんですよ。演じてらっしゃいますけど(笑)。でももともと喜久子ちゃんが持っているものが、すっと自然に出てくる。デスラーはガミラス臣民のために冷徹な独裁者を演じていた一方で、ずっとスターシャへの愛を抱えてきたわけですが、そう思わせるだけの存在感が喜久子ちゃんのお芝居では表現されていて、本当にぴったりだと思います。

井上:いやいやいや……。

山寺:でも、まさかこんな過去があったとは!(笑)

井上:ねえ、びっくりしますよね!(笑)「真実を伝える時が来ました」の台詞を言うときも、いよいよこのときが来たんだって気持ちでしたし、その言葉からいろいろな過去や真実が語られていくこともあって、万感の想いで演じさせていただきました。今思い返すと、自分の人生で感じてきた悲しみや苦しみって、スターシャの言葉として乗せていくための経験だったのかなって思えるくらい、とても感情移入できたんですよ。星の女王様でもないくせに(笑)。

声優ってたくさんの作品をやらせていただく上で「よく理解できないけど、台詞を言う」みたいなことがどうしても起きてしまうものですけど、スターシャが真実を語るシーンでは本当に彼女の気持ちに寄り沿えることが出来ました。

原作シリーズと同じ台詞でも今回は意味合いが異なる

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――予告には原作にもあった「古代、私ごと撃て!」の名台詞が入っていました。

山寺:あのシーンは原作でも有名なシーンで、伊武雅刀さんの名演は語り継がれていますし、僕も敬愛しておりますけど、あまり意識しすぎるといけない。というか「原作を気にしすぎてるのって、実は僕だけなんじゃないか?」ってことに最近気づきまして、みんなそんなに気にしてないかなって。他の作品でも偉大な先輩の役を引き継ぐとき「どうせ叶わない」とか、いろいろ言われちゃったりするんじゃないかとか……。

井上:山寺さん、真面目だから。

山寺:いや、先達の方々の声に似せよう似せようと意識しすぎていたんじゃないかって、最近反省しているんです。リメイク・シリーズでも、たとえば古代役の小野大輔くんを原作の富山敬さんと比べたことなんて僕はないですよ。

井上:確かに!

山寺:それなのに、どうして自分の役だけ比較しちゃうのか、縛られちゃうんだろうかって思ったんです。ですから以前は原作も見すぎるくらい見ていましたが、これからはあまりそういうこともやめようって。リメイク・シリーズは、スタッフもキャストも新しくなって、新しいホンで、新たなる“ヤマト”を作ろうとしているわけですよ。安田監督だって“ヤマト”世代でない分、「新しい目で見たから、素晴らしいものができた」とみなさんおっしゃっていますし、僕もそう思います。

しかも今回語られる真実って、原作になかった設定ですからね。そうすると「私ごと撃て!」といった言葉の重さも、原作とおのずと違ってくると思うんです。

僕自身、デスラーのスターシャへの想いって何なのだろう?とずっと考えていたんですよ。原作では「スターシャには古代守がいるのに!」って、当時のファンからよく言われてましたよね。

井上:そうでした(笑)。

山寺:でもあのときは「そんな奴がいても、デスラーはスターシャを愛している!」という解釈も成り立っていたわけです。ところが今回のデスラーは母親の愛も得られず、兄も死に、孤独な境遇を経てああいう人間ができあがり、それでもスターシャへの愛を忘れることはなかった。それが今回で衝撃の事実を知らされて「では、今までの俺の想いは何だったんだ?」「今までの誇りとは?」といったさまざまな感情が湧き上がっていった果てに……もう理屈抜きでしたね。

――あの台詞をデスラーが言ったとき、現代ならではの『新たなる旅立ち』が見事に確立されたと確信しました。とにかく今回は彼の弱さが魅力的に表現されています。

山寺:ありがとうございます。自分自身としては、特に弱さを意識するというよりも、何よりも台本にそう書かれていたわけで、ガクっとなるし、ワナワナするし、激昂もする。そういったデスラーの中の人間らしさは『2202』でも描かれていましたが、今回はその裏付けが成されています。特に『2202』でデスラーの過去を掘り下げていただけたおかげで、彼が完全に強い人間ではなかったことが明らかになりましたし、今回の感情もいろいろ出しやすくなっていました。

全てはガミラス臣民のために無理して虚勢を張っていたデスラーではありますけど、人間味がより醸し出されるストーリーだったので、自然とそういう風に演じることができたんだと思います。

ただ、その後で「やっぱりデスラーは伊武さんじゃなきゃダメだ」ってネットの書き込みとかを見て「まだ僕のを見てないだろう!」と思いながら、また落ち込む(笑)。

井上:(笑)

山寺:まあ、そういうことを気にしててもしょうがないかな……というのが、最近の感じです。もともと僕はずっと伊武さんのファンですし、ただ比較されるのを過剰に恐れていたら絶対に追いつけないし、これだけデスラーをやらせていただいて、いろいろな見せ場も作っていただいているのに、それで自分のものにできないようじゃいけないし、自分の中で苦しんでいてもいけない。

実際、出来上がったものを見ると「もうちょっとこうすれば良かったかな?」とか、いつも思うんです。でもそのときにマイクの前で気持ちを込めてやったものがベストと思うしかないし、とにかく自分なりにやるしかないという想いになってきましたね。

改めてリメイクされるとしたらどのキャラクターを演じたい?


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――最後に、『宇宙戦艦ヤマト』は時を経て繰り返し制作され続けるに足る名シリーズだと思いますが、時空を超越できたとして、次世代のリメイクではどのキャラクターを演じてみたいですか。

井上:自分的にはやはりスターシャですね。生まれ変わっても、またやりたいです。

山寺:その時代にもよりますね。近い未来だったらまたデスラーをやりたいけど、もっとトシをとったらわからないかなあ。

井上:元老院の重鎮とかも、山寺さんひとりで全キャラできそう。スターシャもできたりして(笑)。

山寺:できるか!(笑)でも、今のリメイク・シリーズが将来の人たちから「もうこれには叶わないから、手をつけるのはやめよう」みたいに言ってくれる域にまで行けるといいですね。それか、僕が死んだ後でリメイクされたとき、「伊武さんもヤマちゃんも良かったので、僕プレッシャーなんです」と、そのときのデスラー役の声優さんが言ってくれると嬉しいかな(笑)。

井上:おもしろーい!(笑)

山寺:逆に「山寺さんは抜けるけど、伊武さんは抜けませんよね」なんて、30年後くらいの若い声優に言われて、スタッフからも「伊武さんをお手本にやってください」なんて言われたりしたら……。

井上:いや、あの、山寺さん!?(笑)

山寺:一方で、デスラー役の人が「俺、気にしすぎなのかな……」とか悩んでもらえたら(笑)。

井上:山寺さん、妄想力すごすぎ(笑)。
 
(撮影=あまのさき/取材・文=増當竜也) 

–{『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』作品情報}–

『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』作品情報

ストーリー

宇宙戦艦ヤマトは進み続ける。人類の未来を守るために……。
帝星ガトランティスとの果てしなき物量の激戦を経て、大いなる代償と引き換えに困難な高次元領域からの帰還を成し遂げたヤマトと古代進。しかし宇宙には、新たな戦乱が待っていた。
本作は1979年に高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以後の要素を一挙に結集!「ヤマトの次世代クルー」「銀河レベルでの星間戦争」を核として、徹底的な再構築に挑む。
徳川太助や土門竜介ら新クルーの参加、意外な旧クルーの乗船、文字どおり人類の命運を背負って生きのびた古代進の苦悩と、ドラマ面でも深みを増していく。ガミラス、イスカンダルの二連星を見舞う悲劇、ボラー連邦と謎の黒色艦隊とデスラーの軍勢との抗争を皮切りに、一大宇宙叙事詩が展開する。
人の希望と尊厳を追及する「新たなる旅立ち」が、ここに始まった!

原作

西﨑義展

製作総指揮/著作総監修

西﨑彰司

監督

安田賢司

シリーズ構成/脚本

福井晴敏

脚本

岡秀樹

キャラクターデザイン

結城信輝

メカニカルデザイン

玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加

ゲストキャラクターデザイン

小林千鶴、岸田隆宏、立石聖

プロップデザイン

枝松聖

美術監督

合六弘、池田裕輔、舘藤健一

色彩設計

中山久美子

撮影監督

松井伸哉

CGディレクター

後藤浩幸

編集

兼重涼子

音楽

宮川彬良、宮川泰

音響監督

吉田知弘

オリジナルサウンドエフェクト

柏原満

アニメーション制作

サテライト

製作

宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会

キャスト

小野大輔、桑島法子、大塚芳忠、鈴村健一、チョー、畠中祐、村中知、伊東健人、羽多野渉、岡本信彦、森永千才
小島敏彦、玄田哲章、てらそままさき、江原正士
山寺宏一、中村浩太郎、秋元羊介、井上喜久子
天田益男