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相葉雅紀、3年ぶりの連ドラ主演!「和田家の男たち」が2021年10月7日より放送スタート。
コロナ禍で失業した主人公が、ひょんなことから疎遠になっていた父・祖父と男3人で暮らすことになる。この家を覗けば“令和の日本”が見えてくる!?
息子・相葉雅紀 《ネットニュース記者》父・佐々木蔵之介 《TV局報道マン》祖父・段田安則 《新聞記者》大石静が描く、マスコミ三世代男だらけの異色ホームドラマ!
本記事では、第6話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。
「和田家の男たち」第6話レビュー
第5話で記事が炎上、失敗を経験した優(相葉雅紀)。第6話は優の成功体験が映し出されていた。
バズとぴに復帰し、取材先として選んだのは祖父・寛(段田安則)が昔通っていた、“冷やし中華しか出さない”という中華屋。が、取材しようと訪れた先で店主の幸子(梅沢昌代)が忙しそうに働いているのを放置できずに手伝いをするのだった。(そういえば、盆栽の取材先でも断りきれずに手伝いをしていた)
バズとぴに復帰したからといって、穏やかな日常が待っているわけではなかった。取材した中華屋の店主・幸子が倒れた。幸子からの苦しそうな電話で駆けつけた優は病院に付き添い、病院に現れた幸子の妹の存在によって第6話の物語は大きく動く。
幸子の妹は、失踪騒動で世間の話題になっている山路食品グループの代表・山路有美(かとうかず子)だったのだ。
有美は優を拒絶しようとしたが、優は去り際に有美と有美の夫を気遣う様子を見せた。後日、有美は失踪の真実を優の前だけで取材として語った。病院での有美は、失踪騒ぎによって気が立っていたことに加えて「記者」というワードに反応したため優を拒絶したのだろう。しかし、優の気遣いが有美の心をほぐしたのだ。
優は心優しく、少しお節介な性格だ。お節介な性格は時に悪い結果を招くこともあるだろう。だが、取材中の優の目は柔らかく、真っ直ぐだった。その真っ直ぐさは相手にきちんと伝わるのだ。
相葉雅紀は本当に真っ直ぐな役が似合うし、上手いと思う。「和田家の男たち」で演じている優も、本人自身も年齢を重ねて深みと経験が出ている。それでもなお、純粋で真っ直ぐな役が似合う。彼自身が積み重ねてきた雰囲気の好感さによるものなのだろうか。
ドラマは次回から最終章に突入する。個人的には週刊誌の編集長と交際をスタートさせた父・秀平の動向も気になる。(純粋に恋愛を楽しむタイプには見えないのだ)
「和田家の男たち」第6話のストーリー
路食品グループの代表・山路有美(かとうかず子)の失踪事件がワイドショーや週刊誌を賑わす。和田秀平(佐々木蔵之介)が総合プロデューサーを務める『フロンティアニュース』では、週刊誌の後追いはしない主義の秀平とスタッフの間で意見の対立が…。
そんなある日、秀平は数日前にデンタルクリニックで出会った女性・岸文子(堀内敬子)と再会する。実は文子は、以前に寛(段田安則)に関する「ワダカン、未だ衰えず」という記事を配信した『週刊アスタ』の編集長だった! 秀平が寛の息子だと知った文子から、『週刊アスタ』内の“家族の肖像”というコーナーへの登場を打診され、秀平は「ありえない」と一蹴するが、寛が勝手に取材を引き受けてきてしまう!
一方、ヘッドハンティングされ一時は別のネットニュース媒体に移っていた優(相葉雅紀)は、無事『バズとぴ』に復帰。さっそく“話題の町中華”の取材に出かけることになる。
寛から、駆け出しの頃によく行っていた中華料理店で毎日冷やし中華を食べていた、という話を聞いた優は、その店を取材することに。店を訪れた優は、ひとりで切り盛りする店主の幸子(梅沢昌代)の忙しそうな様子に、思わず手伝いを。優の取材をきっかけにとんでもない事態へと発展していく…!
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(文:谷口仁菜)
–{「和田家の男たち」作品情報}–
【作品情報】
この家を覗けば
“令和の日本”が見えてくる!?
息子×相葉雅紀 《ネットニュース記者》
父×佐々木蔵之介 《TV局報道マン》
祖父×段田安則 《新聞記者》
大石静が描く、マスコミ三世代
男だらけの異色ホームドラマ
2021年10月期のテレビ朝日金曜ナイトドラマでは、相葉雅紀主演の『和田家の男たち』を放送。
息子は《ネットニュースの記者》、父は《テレビ局報道マン》、祖父は《新聞記者》――3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す、【異色のホームドラマ】をお届けします!
相葉雅紀、3年ぶりの連ドラ主演!コロナ禍で失業し、ネットニュース記者に転身!?
2018年10月期の金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』以来、3年ぶりに連続ドラマ主演を務める相葉。今作では、14年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員に勤しむ37歳の男・和田優を演じます。
ひょんなことから、20数年ぶりに祖父・寛と再会を果たし、さらに疎遠になっていた父・秀平に「一緒に住まないか」と提案されたことで、なぜか3人はひとつ屋根の下で一緒に生活することに。デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者として記事を書き始めることとなり…?
同枠ではこれまでに、カメラアシスタントやバーテンダー、そして獣医師、とさまざまな役柄に挑んできた相葉。それぞれの作品において、相葉ならではのカラーでキャラクターに息を吹き込んできました。果たして今作『和田家の男たち』では、ネットニュースのライターという職業を通じて、《和田優》という青年をどう体現していくのか? その躍動の瞬間に今から期待が高まっています!
相葉の父に佐々木蔵之介、祖父に段田安則 三世代のマスコミ一家を描く!
さらに、相葉演じる和田優の父と祖父を、佐々木蔵之介、段田安則が演じることも決定!
優の父・秀平を演じるのは、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍を続け、7月期の木曜ミステリー『IP~サイバー捜査班』での“スペシャリスト”ぶりも好評の佐々木蔵之介。テレビ局の報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサーを務める秀平は、実は亡くなった優の母・りえの“再婚相手”。26年前にりえが亡くなって以来、血の繋がらない優を男手一つで育ててきました。しかしテレビ局の報道マンとして昼夜問わず忙しい日々を送っていたため、家の中の大抵のことは優がこなし、結果的に息子は家事一切が万能な青年へと成長。その後、大学卒業と同時に独立した優とは、別々に生活し、コロナ禍においてなんとなく音信不通になっていましたが、ひょんなことから再会し、一緒に暮らすことに…。
そして秀平の父で優の祖父・寛を演じるのが段田安則。『ドクターX~外科医・大門未知子~』や『半沢直樹』など、数々の作品で、圧倒的な個性と存在感を放ってきた段田が、今作では元新聞社の社長で現在は論説委員としてコラムを寄稿している、という“新聞界”のレジェンドともいうべきマスコミ人を演じます。
図らずも始まる独身男だらけの三世代3人暮らし――相葉に加え、実力派俳優である佐々木と段田がどんな家族の姿を見せてくれるのか、注目が集まります!
脚本家・大石静氏が描く異色のホームドラマ…男だらけの“令和の家族の物語”
今作の脚本を担当するのは、『長男の嫁』、『ふたりっ子』など、数々のホームドラマを手掛けてきた、大石静氏。今春、大きな話題を呼んだ『あのときキスしておけば』からは一転、男ばかりの“令和の家族の姿”を描き出します。
新聞記者としての確固たる理念を持ち続ける寛、テレビの報道マンとして最前線で指揮を執る秀平、そして現代社会における情報ツールとしてもっとも身近であるネットニュースの記者になった優――
ひとくくりに「マスコミ」といえども、三者三様に、異なる職業倫理、価値観、矜持を持つ「和田家」の面々。そんな彼らが日々の食卓を主な舞台に、事件の大小を問わず、今何が問題なのか?それを伝えるマスコミとは何か?それぞれのメディアの立場から、意見を闘わせ、時代と対峙していきます。
さらに今作は、大石氏ならではの、テンポの良い会話劇も大きな見どころの一つ。3人の男たちが突然一緒に暮らすことになったきっかけ、そして優の亡き母・りえの死の真相にも、ある秘密が隠されているようで…?
この秋、金曜の夜に新たに誕生する“マスコミ三世代、男だらけの異色ホームドラマ”。この困難な時代に再会し、多くの視聴者の方々同様、明日が見えない不安や疑問の毎日の中、奇しくも同じ「マスコミ」という職業につきながら、家族としての歩みを進めていくことになった3人の男たち。この「和田家」の面々に、是非ご期待ください!
脚 本
大石静
ほか
音 楽
ワンミュージック
ゼネラルプロデューサー
中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー
残間理央(テレビ朝日)
本郷達也(MMJ)
布施等(MMJ)
監 督
深川栄洋
ほか
制 作
テレビ朝日
MMJ