<バチェラー4>EP1〜3徹底語り!:クールから一変!?野獣と化した黄皓が大暴走!<考察&感想>

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脇目も振らず無我夢中になり、暴走する他人の恋愛模様って、どうしてこんなにもおもしろいのだろうかーー

みんな大好き恋愛リアリティーショー・「バチェラー・ジャパン」シーズン4が、2021年11月25日(木)22時よりいよいよ配信開始となった。

今回のバチェラーは、バチェロレッテにも参加し、画家・杉田陽平とともに最後の2人まで残ったイケメン実業家・黄皓

まさか、あの黄皓がバチェラーとして再登場するとは。
「バチェロレッテ・ジャパン」の視聴者からは驚きと期待の声が湧き上がっていた。

そして、なんと今回、バチェラー4に参加する女性たちは、バチェラーが黄皓であるということを知らずに集結していたそう。

これまでのバチェラー陣を振り返ると、イケメン・セレブ・実業家と三拍子揃った王子様が登場するという素晴らしい過去の実績があるわけだが、相手が誰か知らない状況で参加するっていくらなんでも博打すぎる。”イケメンセレブ実業家”という”理想”に執着する女性たちの闘志の強さに脱帽。

リアリティーショーだからこそ何が起きるかわからないスリルに翻弄されること間違いなしな「バチェラー・ジャパン」シーズン4。
ここからは、エピソード1〜3までを振り返っていきたい。

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エピソード1:個性豊かすぎる女性がプーケットに集結!

「バチェラー・ジャパン」シーズン4は、世界有数のリゾート地・プーケットでのスタート。初っ端から海外ロケというのはバチェラー史上初めてだ。

そして今回も、性格もバックグラウンドも異なる複数の女性たちが参加。
個人的に注目している4名を紹介する。

最年少で可愛さへの確固たる自信「桑原茉萌」

最年少・桑原茉萌
自身のかわいさに確固たる自信を持ち、インフルエンサーとして活動する彼女。
なんたってキャッチコピーは「どうせ、私がNo.1」。突き抜けていて逆に好き。
「なんだこの小娘」と思う同性は多そうだが、過去にいじめられていた経験から自信を武装している部分もあるそう。いいじゃん、桑原茉萌。

憎めないあざとさ「休井美郷」

憎めないあざとさが印象的な休井美郷
パン教室の講師をしているという彼女からさっそくお手製のパンをプレゼントされ、「胃袋を掴まれた」とニヤニヤする黄皓。男って本当に単純。

見逃せないのが、スタジオトークで藤森慎吾の爆弾発言。
「かわいいと思ったと同時に藤森アラートがうぃーんと鳴ったんですよ」と漏らす藤森に、「なにか思い当たることがあったんか?」「過去に経験ありですか?」と問い詰める今田耕司。うーん、田中みな実のことしか思い当たらない。ここ、一番笑った。

黄皓よりも一枚上手……?「藤原望未」

最近鍼灸師の資格を取得したという、藤原望未
1本の鍼を取り出して自身の肌に打ち、「もう1本の鍼は一緒に日本に帰ったときに打たせてほしい」と言う彼女。
「その鍼は何に効く鍼なんですか?」と質問する黄皓も黄皓だが、「私を一生愛し続ける効果があります」と答えた藤原望未は一枚上手だ。ぜひ”恋が冷めないツボ”に打って欲しい。

ギャップに魅力?「坂入みずき」

アメリカ出身で医師という、バリキャリ感漂う坂入みずき
と思いきや、黄皓と会話している雰囲気は非常におしとやか。若干の計算高さも感じられる。
カクテルパーティー中に突然ダンスを披露するというギャップに黄皓も魅惑されていた様子。なんとなく、黄皓が好きそうなタイプな気がする。
まだ化けの皮が剥がれていない様子が否めないので、今後の動向に期待。

その他にも個性的&魅力的な女性たち


他、自信ありすぎて引くレベルなモデル・
嘉瀬美月や、年齢=彼氏いない歴というコスプレイヤー・白川理桜、カクテルパーティー中に突然プールに飛び込むという奇行を披露した黄皓の友人・秋倉諒子など、個性豊かすぎる女性計15名が参加。

そんな中、ファーストインプレッションローズをゲットしたのは意外や意外、建築事務所・事務の青山明香里
「色気って、なんだっけ?」というキャッチコピーだが、女優の遊井亮子のようなセクシーさを感じられる。

あっという間にカクテルパーティーの時間は過ぎ去り、いよいよ1回目のローズセレモニー。ここで、15名から13名に絞られる。

脱落したのは、水着デザイナーの林愛美と、ヘアメイクアーティストの市橋麗里シェーン。

まぁ、こんな短時間&大人数いる中で、人となりがわかるわけがない。すべてはインスピレーション。

エピソード1もいよいよ終焉というタイミングで、坂東さんから「女性が2名増える」という衝撃のルールが発表される。一体、どういうこと!?

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–{エピソード2:あざと女王・休井美郷と黄皓が急接近!}–

エピソード2:あざと女王・休井美郷と黄皓が急接近!

エピソード2・一つ目のデートはグループデート。全員参加型の海辺でのプチ運動会。
黄皓に向かって一心不乱に走る女性たち、そうなるのも致し方ない。なんたって勝者は”夜の2ショットデート”ができるのだから。

ここで、あざとい系女子代表の休井美郷がいい感じの性悪さを見せてくれた。
ボディメイクチャンピオンである清水香澄のことを”筋肉バカ”と影でいじり、1回戦で勝利したにも関わらず「私ちょっと体力なさすぎるので代打頼んでいいですか?」「ほら、綱引きするための人おるから」と清水香澄を踏み台にか弱いアピールをする休井美郷。完全にやってるな〜。まあ、嫌いじゃないけど……。

プチ運動会では、モデル・嘉瀬美月が見事勝利。

ヒョウ柄のタイトなワンピースに真っ赤なハイヒールに口紅という、嘉瀬美月だからこそ似合うスタイルに女性たちはドン引きの様子。
「ローズもらえないでしょうっかんぱーい!」と休井美郷を筆頭に盛り上がる控室組。女って怖い……。

しかしその予想は外れ、嘉瀬美月にローズを渡す黄皓。
視聴者側としても、「なぜ渡したんだろう?」と思った部分はある。とりあえず渡しておいた感……?

グループデートの翌日、新規追加される女性2名が発表された。

その正体は、起業家である木下マリアと、バチェラー3に参加していた李起林(イ・ギリム)だ。

Saltという美容サロン通い放題サービスを主力事業とした、 株式会社BYKの代表取締役である木下マリア

彼女は代表取締役という共通点を持ち、黄皓の日常に非常に近い存在である。
ビジネスの話しも躊躇なくできて大いに盛り上がるわけだが、“バチェラー”でなくても会えた距離感の2人だからこそ、この出会い方は吉と出るのか凶と出るのか。

バチェラー3にも参加していた李起林(イ・ギリム)。スタジオで友永真也に強烈なビンタを放っていたことは記憶に新しい。

バチェラー3で「一番になれるのは私だけ」と鮮烈なキャッチコピーを残していた彼女。バチェラー4でも満ち溢れた自信は健在だ。

その後発表されたエピソード2・二つ目のグループデートは、エメラルドグリーンの海を満喫できるクルーザーデート。
清水香澄休井美郷小口桃子、そして新規追加された木下マリア李起林の5名が参加。

だが実は、このグループデートは黄皓にとっては前菜だった。
アフターデートに休井美郷を誘ったのだ。なるほど、そっちがメインディッシュだったか。

休井美郷に対して「自然体でいれる」と好印象を持っている黄皓。海辺で、恋愛観や家族観について盛り上がり、さらに距離が縮まっているように思う。

そして突然、休井美郷の水着の上から真っ白なおっきめシャツを着せる黄皓。どういう性癖?と思いつつも、いわゆる”彼シャツ”を着させられている休井美郷は、同性の私から見てもたまらないかわいさで思わず胸キュン。

一体何がはじまるのかと思いきや、黄皓が用意したのはドレスペイントだった。真っ白なシャツに向かって、お互いにカラフルにペイントしていく。

「背中に描いてあげるよ」と休井美郷を後ろ向きにさせて、その隙にバラを取り、バックハグの形でバラを渡す黄皓。あかん、これはずるすぎる。

そしていよいよ二回目のカクテルパーティー。
真っ白なスーツに身を包み、まるで王子様のような黄皓に、女性陣一同みんな惚れ惚れとしている様子。

「どういう風に女の子と接していこうと思ってる?」と真っ直ぐすぎる瞳で距離を詰める藤原望未や、「男なんてちょろいわ〜」と黄皓をも手玉に取る桑原茉萌、まだいまいちどんな人なのか掴めないほわほわ感満載な松本妃奈子など、短時間で一人の男を奪い合うためにあらゆる手を尽くす女達。

そんな中、「ここにきたことを後悔してる」「黄さんじゃない方がよかった」と赤裸々に語る木下マリア。これは意外な展開だ。
「表面上で自信をつけらてあげられる女の子はたくさんいると思うけど」……というタイミングで鐘が。あえて他の女性とは異なる動きをして、黄皓の気を引こうとしたのだろう。にしても坂東さん、タイミングが悪すぎるよ……

避けては通れない、2回目のローズセレモニー。
1回目のローズセレモニーで15名から13名になり、まさかの2名増員、そして3人が脱落となるため、残るのは12名となる。

脱落したのは、松木星良木下マリア清水香澄の3名。

清水香澄は、純粋に黄皓のタイプではなかったんだろうなというところ。

松木星良は、バチェラー3で序盤で脱落し二度目の正直でのバチェラー参加だった。美人でいい子そうなのに、その謙虚さが裏目に出てしまったか。

木下マリアの脱落は、正直まさかだった。カクテルパーティーでの一言は、木下マリアにとっても賭けだったように思う。
「好きになってもらえないんじゃないかなと思ってしまった」と言った黄皓。

そうか、黄皓は、”愛したい人”ではなく”愛してくれる人”を求めているのだ。

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–{エピソード3:火が着いた黄皓の暴走が止まらない!}–

エピソード3:火が着いた黄皓の暴走が止まらない!

エピソード3・1つ目のデートは2ショットデート。
そのお相手は桑原茉萌。やはりこの女性、持ってる。

「はじめての2ショットデート、誘うなら私だと思ってました」「私勝ち組なんで」と引き続き自信満々で爽快だ。
女性陣からは「おこちゃまだしあんな赤髪だし、どう考えても彼女候補じゃないでしょ」といちゃもんをつけられているが、当の本人が聞いたとしても1ミリも気にしないだろう。

黄皓と桑原茉萌の2ショットデート、プランはまさかのヘリデート!
些細なことでも楽しむコツをたくさん持っている桑原茉萌に、好印象な様子な黄皓。

ヘリデートの後は、丘の上にある秘密基地のような空間でじっくりとお話。

“妹”に見られたくないと主張する桑原茉萌に、”女”として見てるよと伝える黄皓。
喜ぶ桑原茉萌だが、実は自分に自信がないという隠れた一面を話し出す彼女。

自信がないからこそ、取り繕ってきた。自信がないからこそ、努力してきた。人から認められるために”No.1”にこだわってる。だから、見た目だけじゃなくてちゃんと内面も見てほしい。

そこで黄皓に見せたのが、バスガイド時代、仕事を円滑に進めるためにぎっしりとメモをしたノート。
仕事に対して真摯に向き合う彼女のひたむきな姿に、黄皓も心打たれた様子。

もはや、ちょっと好きだわ。
人を好きになるスピードってもう少しゆっくりだと思うんだけど、今日一緒に過ごして好きだなと思った気持ちは大事にしたいしちゃんと伝えるべきだと思ったと、バラを渡す黄皓。
そうなんですよ。人を好きになるのにスピードは関係ない。

すると、「私からもお返ししていいですか?目をつぶっていただいても…」と、黄皓の唇に花びらを挟む形で突然のキスをする桑原茉萌。

こんな斬新なキス、一体どこで覚えたんだ。というかこんなの、バチェラーの状況以外で活用できないし…

そして、贅沢にもおかわりがほしいと言う黄皓。「おかわりは女の子からじゃなくない?」と言う桑原茉萌に、なんと”花びらを挟まないキス”でお返しをする黄皓。

……みなさん!これは大事件です!!!
エピソードの途中でキスをするパターンなんてバチェラー史上初めてですよ、黄皓。

これは完全に“おかわり”という状況を作らせた桑原茉萌の大勝利だろう。確実に一歩抜きん出た。

エピソード2、2つ目のデートはグループデート。参加者は、小口桃子中野綾香青山明香里 白川理桜の4名。
プランは…まさかの料理対決!!!黄皓大好物の卵料理という指定。得意不得意が如実に分かれる料理、これはアツい戦いになる予感。

優勝したのは、「唯一続いている習い事が料理教室」と自信満々だった中野綾香。「お店レベル」と大絶賛だった親子丼に胃袋を掴まれたようだ。

「ご褒美デートに誘ってもいいですか?」という黄皓からのお誘いに、視聴者も中野綾香もニヤニヤが止まらない。
はんなりとした見た目に反してわりと毒舌な中野綾香だが、フィーチャーされるのは初。一体、どんな一面が垣間見えるのか。

海辺にセットされたジャグジーでオトナなデートを楽しむ2人。

冷静に考えて、付き合う前の男女がお風呂の中で抱き合ってるってどういう状況……?

マツエクサロンを経営する中野綾香の苦労話を聞いて、相当な努力や様々な苦労を抱えたからこそ今の強さを手に入れたんだと感心する黄皓。
どんな状況でもハッピーに前に進める人、芯の強い女性をパートナーにしたい。加えて、バチェラーでは苦しいときにそばにいてほしい人を探していると本音を漏らした黄皓のこの後の一言に耳を疑った。

好きになりかけてます。

いやいや、それさっき桑原茉萌にも言うてたやん!と全視聴者がツッコむ中、そんなことは露程も知らない中野綾香は有頂天。

そして、ローズは渡された。
2秒見つめ合ってからの熱いキス。黄皓にとってはバチェラーで2回目となる熱いキス。今回は、花びらを挟んでいません!!!

その後、同じ部屋に入り、どうやら一夜を共にしたらしい2人。一体、何があったのか……。

今回もやってまいりました、3回目のカクテルパーティー。

まだ2ショットデートが実現していない青山明香里李起林藤原望未とのトークを楽しむ黄皓。
と同時並行で沸き起こる、控室組から中野綾香への尋問タイム。

嫉妬に燃え上がる桑原茉萌は、ローズをもらっているのにも関わらず「どっか行こう」と半ば強引に黄皓を連れ出す。「はい」と従順な黄皓、ちょっとかわいい。「不安になってる」と独占欲全開な桑原茉萌も、ちょっとかわいい。

そして、3回目のローズセレモニー。
今回のローズセレモニーで12名から10名に。2名が脱落することになる。

脱落したのは、小口桃子、嘉瀬美月の2名。
女性陣の悲しむ様子が、ローズセレモニーの回を重ねるごとに大きくなってくる。ライバルであり、仲間なのだ。

「ありのままに表現できる人で、だらしない一面も見せられると思っている女性を残した」という黄皓。
これから先、脱落する女性の重みが変わってきそうだ。

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–{考察:隠れた女王は一体誰?}–

考察:隠れた女王は一体誰?

勝ち残ったのは、青山明香里休井美郷中野綾香藤原望未白川理桜秋倉諒子松本妃奈子坂入みずき桑原茉萌李起林の10名。

休井美郷、中野綾香、桑原茉萌はすでにMVPの領域に達しており、特段何かが起きない限りしばらくは安泰だろう。
ここで気になるのがグループデートさえまだしていない松本妃奈子坂入みずきの2名。ここまで残っているということは、黄皓の胸に引っかかる何かがあるということだろう。
そしてこの2人、なーんか危険な予感がするんだよな…隠しきれない地雷感を察知しているのは、私だけだろうか。今後、松本妃奈子、坂入みずきの2人の素性に期待だ。

番組史上最大の波乱が待ち受けるという次回。
今回も充分波乱だったが、これ以上何が巻き起こるというのか。野獣と化した黄皓の今後にも、こっそりを胸弾ませながら配信を待ちわびることにする。

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(文:桐本絵梨花)

–{「バチェラー・ジャパン」シーズン4 作品情報}–

「バチェラー・ジャパン」シーズン4 作品情報

配信開始日:2021年11月25日(木) 22時より独占配信開始

話数:全10話
11月25日(木)22時 第1話-第3話
12月2日(木)22時 第4話-第6話
12月9日(木)22時 第7話-第8話
12月16日(木)22時 第9話-第10話

製作:Amazon