西武園ゆうえんち「ゴジラ・ザ・ライド」体験レポ:心も体も揺さぶられる激動ライド

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昨年、開業70周年を迎えた埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」がリニューアルして2021年5月19日(水)にグランドオープンを迎えます。

1960年代をテーマに昭和の町並みを高クオリティで再現した「夕日の丘商店街」と同じくらい注目されているのが「ゴジラ」をテーマにした世界初のライド・アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」です。

そうした中、グランドオープンに先駆けてメディア向け内覧会が行われ、cinemas PLUSの取材記者が「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」をいち早く体験試乗してきました。

丘の上の「夕陽館」へ

「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」に乗るべく、遊園地入口を入って左手の小高い丘の上に位置する「夕陽館」へ向かいます。その出で立ちは、初代ゴジラが活躍した高度成長期の東京の大型劇場を模したような立派な建物です。

中に入ってみると、1階のロビーフロアもかつてあった映画館のロビーのよう。

階段で2階に上がり、往年の青春映画風のポスターが貼られた廊下を進みましょう。ここでライドに乗るため、人数ごとにグループ分けされます。

その先にある、大きめな部屋に入れば準備完了です。

突如流れる緊急放送

突如、館内に緊急放送が!巨大生物「キングギドラ」が破壊光線を放ちながらここ「夕陽館」方面に向かっているとの情報が流れます。

けたたましくサイレンが鳴り響く中、特殊災害対策部隊「特災対」の救護隊員が登場するも、キングギドラの攻撃で「夕陽館」が破壊寸前に!追われるように災害救助用の特殊装甲車(ライド)で脱出します!

ライドは1組(10名)が横並びに座われるシートになっていて、着席後は座席ベルトをしっかり装着します。手荷物や帽子はシートの下にある物入れに入れましょう。入らない場合はスタッフの方に声がけすれば置き場所を教えてくれます。

目の前で繰り広げられる「ゴジラVSキングギドラ」の対決

いよいよライドも準備万端!

座席が少し浮いて、足が宙ぶらりん状態になると、そのままシートがせり出すように前の方に前進。目の前にはキングギドラに破壊され尽くした昭和30年代の東京の姿が視界一面に広がります。

三輪オートや路面電車が軽々と吹き飛ぶ姿は、まさに映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の冒頭を彷彿させるショッキングな光景です。

それもそのはず「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」の映像は、映画『ALWAY 三丁目の夕日』シリーズや『STAND BY ME ドラえもん』など、数多の作品でメガホンをとった山崎貴監督が手掛けています。

激しい爆風や水しぶき、揺れが襲う中、キングギドラは一向に攻撃の手を止めません。

その攻撃に耐えながら陸から空中に放り出される中、待ってました!ゴジラが登場!

存在感があるどっしりとしたフォルムに、近年大ヒットした『シン・ゴジラ』のような冷酷な面構えのゴジラがキングギドラに立ちはだかります。

目の前で激突する「ゴジラVSキングギドラ」の対決に大興奮しながらも、縦横無尽に駆け巡るライド(特殊装甲車)の揺れは、振り落とされるかと思うほどの激しさ。

はたして、無事に逃げ切ることができるのか?ゴジラとキングギドラの対決の行方は?最後の最後まで気が抜けない、約5分間の激しいライドに心も身体も揺さぶられました!

ちなみに出口にあるお土産コーナー「キネマ売店」では、5月19日(水)~5月31日(月)まで、「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」バージョンのフィギュアが西武園ゆうえんち内の園内通貨で限定先行販売されるそうです。

ライド後に「夕日の丘商店街」を訪れるとまるで何事もなかったかのように、平和な日常が広がっていてほっとひと安心しました。

「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」は、ゴジラファンならずとも何度でも乗りたくなる、リニューアルした「西武園ゆうえんち」注目のライド・アトラクションでした。

西武園ゆうえんちは2021年5月19日からリニューアルオープン!園内の様子を取材した模様は

新しい「西武園ゆうえんち」徹底レポート:昭和の熱気を感じるリアル「三丁目の夕日」パーク

をご覧ください!

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(取材・文:中川マナブ)