【お悩み相談】SNSが生活の一部になってしまい、毎日見ないと不安です。

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【お悩み相談】SNSが生活の一部になってしまい、毎日見ないと不安です。上手く付き合う方法はありますか?

→Netflix『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』を観て、SNSの危険性について学びましょう!

『チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁-』でエミー賞自然ドキュメンタリー部門最優秀賞を、『チェイシング・アイス』でニュース&ドキュメンタリー・エミー賞を受賞したジェフ・オーロースキー監督により本作は製作されました。

『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』は、便利なSNSが人類にもたらしたSNSの中毒性、精神疾患との関連性などの様々なリスクを解説しています。

またSNSでは自分と同じ意見だけを選別することができるため、より偏見が強化され、思想が先鋭化していくことも問題視されています。批判や異なる意見を受け付けず、自分の信じたいものだけを信じる人たちが、世の中に増えていると言われています。

もっとも恐ろしいのは、ネット上のすべての行動(検索履歴、購入履歴、閲覧履歴など)が監視され、企業のお金儲けに利用されているという事実。「無料で利用できるサービスは、利用者自身が商品である」「知らない間に実験台にされている」というセリフもショッキングです。
利便性には必ずリスクが伴います。便利になればなるほど、今まで予想もできなかったトラブルが発生するのは、何もSNSに限りません。

しかし社会が変化するスピードが年々加速している現代では、新しいサービスによる思いがけない不利益を被る前に、一人ひとりが積極的に正しい知識を学ぶ姿勢が求められているのではないでしょうか。

SNSがこれだけ社会に浸透した今、「危ないから今日から一切使うのをやめよう!」というのはもう難しいでしょう。
しかしその場合でも、リスクをきちんと理解した上で利用した方が、知らないままでいるよりも、相対的に安全性が高まるはずです。

監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影 on Netflix

(文:吉野潤子)

–{『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』作品情報}–

『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』作品情報

ストーリー
ドキュメンタリーとドラマを織り交ぜて、自身が開発したテクノロジーに警鐘を鳴らす専門家らとともに、SNSが人間にどれほど危険な影響を及ぼすのかを検証する。

予告編

基本情報
監督:ジェフ・オーロースキー

脚本:ヴィッキー・カーティス/デイヴィス・クーム/ジェフ・オーロースキー

出演:スカイラー・ギソンド/カーラ・ヘイワード/ヴィンセント・カーシーザー