TBSの火曜22時枠ドラマの「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」が2021年1月12日より放送開始。オリジナル脚本で送る本ドラマ、上白石萌音が「恋はつづくよどこまでも」以来ちょうど1年ぶりの同枠主演を務める。
今作で上白石が演じる主人公・鈴木奈未 (すずき・なみ) は、「仕事も恋愛もほどほどに。人並み (なみ) で普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向の持ち主。
片思い中の東京で暮らす幼なじみ・健也を追いかけ上京し、大手出版社の備品管理部の面接を受けるが、ファッション雑誌編集部に配属されてしまうという設定。
編集部では、バリキャリ、毒舌、冷徹な鬼上司・宝来麗子(ほうらい・れいこ)のもとで、地獄のような忙しさの日々に巻き込まれる。
「人並みに仕事ができればいい」はずだった奈未は、麗子の働きぶりを間近で見ているうちに、仕事をすることへの意識が変わっていく。
イケメン御曹司・潤之介との前途多難な恋、奈未が自分にとって本当に大切なものを見つけ、夢を持ち、前を向いて生きていく姿を描いていく。
もくじ
第1話あらすじ&感想
第1話あらすじ
東京で暮らす幼馴染で片思い中の日置健也 (犬飼貴丈) を追いかけ、地方の田舎町から上京してきた就活中の鈴木奈未 (上白石萌音) 。安定志向の奈未は、大手出版社・音羽堂出版の備品管理部の求人募集を見つけ面接を受けることに。面接までの時間を潰そうとしていた矢先、ひょんなことから潤之介 (玉森裕太) と知り合う。あるアクシデントに見舞われるが、潤之介との運命的な出会いによって、なんとか面接を乗り切った奈未は、無事採用されたものの、配属されたのは備品管理部ではなく新設されたファッション雑誌編集部だった。
初出社当日、社内で迷子になってしまった奈未は、通りかかった宇賀神慎一 (ユースケ・サンタマリア) に助けてもらい、無事に編集部に辿り着く。そこでは編集部の面々が慌ただしく荷物を移動しており、何も分からないまま立ち尽くす奈未は、やって来た上司の半田進 (なだぎ武) から急いで青山へ行くように命じられる。
指定されたレストランに着くや否や、ある女性から大量の荷物を持つよう言われる奈未。やっとの思いで編集部に戻ると、そこには中沢涼太 (間宮祥太朗) や和泉遥 (久保田紗友) 、和田和美 (秋山ゆずき) 、加賀栞 (太田夢莉) をはじめとした編集部のメンバーが勢揃いしており、その中心には先ほどの女性・宝来麗子 (菜々緒) の姿も。奈未は、麗子が新たに創刊したファッションモード誌「MIYAVI」の編集長であることを聞かされるのだった。
そして、事態が飲み込めない奈未に与えられたのは、その超ストイックな編集長の雑用係という仕事で…。
第1話の感想
「恋はつづくよどこまでも」同じスタッフと聞き、これはまたキュンキュンする系かな〜? と思いきや、いい意味で期待を裏切られました!
はじめに想像してた玉森くん演じる潤之介との胸キュン展開はもちろんあるんです、上白石萌音演じる奈未がピンチのときに必ず現れてくれるし、突然バイクで千葉の綺麗な海に連れてきて夕焼け見せてくれるし、もうこれは正義の味方、白馬ならぬバイクに乗った王子様じゃん、これは好きになっちゃうじゃん!
あと同じ編集部の中沢さん(間宮祥太朗)、これはあれでしょ、はじめはツンツンしてるけど後で優しくなって主人公のこと好きになるやつでしょ多分。
……とここまでは比較的展開が読めたのですが、終盤にさらなるキュンが待ち受けているとは思いませんでした。
菜々緒演じる編集長・宝来麗子さまのバラ園での土下座、大変お麗しゅうございました。
ていうか土下座がこんなに高貴な人いる??
仕事(お金)のためなら土下座も厭わない姿勢、お見事です。感動して声をかけた奈未に「5000万と思えば私の土下座も安いものでしょ」「5000万の仕事してくれたらあなたにも土下座、してあげる」と笑顔で言って去ってゆく。
半沢直樹に出てくる渋りに渋った末の土下座(あれはあれで面白…味わい深い)は何だったんだというくらい清々しい土下座で宝来麗子さまに完全に陥落です。
ちなみに、麗子が創刊号の表紙のために呼んだモデルが冨永愛(本物)でした。ハグする菜々緒と冨永愛、絵面最強すぎんか。
上白石萌音演じる主人公は前半やる気も野心もない今時な若者という感じで見どころがないなと思ったのですが、同僚の夢を聞いた後にその同僚がミスしたと知ると全力で協力したり、自分がミスをかぶったり、人のためなら頑張れるいいやつでした。
なだぎ武演じる副編集長、ユースケ・サンタマリア演じる副社長(“萌えおじ”キャラらしい)、副社長とは高橋メアリージュン演じるライバル氏の編集長と密会してるし、脇を固める役者陣も気になる!
次号も宝来麗子さまを全力で推していこうと思います(もちろん恋愛部分も楽しみです)!
ところで奈未のお母さん役が宮崎美子さんなの、キャスティング素晴らしすぎる。似ている
–{第2話 あらすじ&感想}–
第2話あらすじ&感想
第2話あらすじ
お見合話を断る口実として潤之介 (玉森裕太) の彼女役を引き受けた鈴木奈未 (上白石萌音) は、潤之介から「姉ちゃんに会って」と頼まれる。しかし、姉として紹介されたのはなんと鬼上司の宝来麗子 (菜々緒) だった。最悪の状況に焦った奈未はその場しのぎに麗子にいろんな嘘をついてしまい、より事態は複雑な状況に……。
翌日、『MIYAVI』の編集部では創刊号の企画会議が行われ、中沢涼太 (間宮祥太朗) が提案した漫画家とのコラボ企画が採用された。さらに麗子の発言で人気漫画家・荒染右京に依頼することが決定する。
何かを企んでいる様子の麗子は、前日についた“奈未の嘘”がきっかけで奈未に荒染との交渉の席につくよう命令。交渉の大役を押し付けられてしまった奈未は、潤之介にSOSを求め……。
第2話感想
今回は潤之介(玉森裕太)の胸キュンシーンが多めでしたね!
朝起きたら目の前に寝顔、ロングコート姿、「俺のこと好き?」、犬にむかって「かわいい~」と寄っていくシーンは「お前がかわいいよ」と言いたくなります。今回かなりはまり役なのでは……?
でもラストのセリフ、言ってることが急に変わってて、天然なのかもしれないけどズルい男だな。
付き合っている設定の潤之介と奈未(上白石萌音)が姉の麗子(菜々緒)と話すシーン、事前打ち合わせが全くいかせてなさすぎて笑ってしまう。奈未めちゃくちゃ潤之介の足踏むじゃん……。口から出まかせの「けん玉チャンピオン」で一話もっててすごい。
アニメ「鬼滅の刃」主人公・竈門炭治郎役の声優・花江夏樹が漫画家役で出演しているのも見どころ。映像作品に俳優として出演するのは初めてだそうですが、自然な演技でした。そして声がいい。
奈未が自分の嘘で大失敗して、潤之介には「恋愛に発展しなそうだから彼女のふりを頼んだ」と言われ、副編集長には「ファッションに興味がなさそうだから採用した」と言われ「やっぱり私は選ばれないんだ」と落ち込む姿は胸が痛かった。
でも麗子の言葉で一念発起し、はじめて努力(けん玉の猛練習)して、結果漫画家の心を動かした。やる気も野心もなかった奈未が成功体験して「人並みになるまでもう逃げませんから!」と宣言していて、いい変化をしていてよかった。なんだかんだいって奈未を動かすのは麗子さまなんだなー。
我らが麗子さま、パーティーの時のドレスが素敵でした。ベアトップで前がミニ、後ろがロングのドレスにジャケットを合わせていてめちゃくちゃに合っていた……! 奈未の暗めのグリーンのドレスもかわいかった。
相変わらず奈未への当たりはきついけど、言ってることは正論だし、自分の感情ではなく仕事がうまくいくように考えて行動してる。かっこいいな~。奈未と話し終わって振り返った時微笑んでいる。かわいい……来週も麗子さまの笑顔が見たい。
麗子さま、誰と話すときも自信満々なのに副社長(ユースケ・サンタマリア)と話すときだけは緊張してる。過去に何かあったのか、理由が気になる!
副社長といえば、仕事を成功させた奈未に「人並み以上もいいもんでしょう?」っていうのよかったですね、イケおじ……。
あとあと、中沢(間宮祥太朗)が奈未に仕事取られたと怒りつつも漫画家先生の代表作について教えてあげてて、本当にカルチャーを愛してるのがわかるし、いい人だな~と思いました。
Paravi限定配信の「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」も1~2話観ましたが、かなり良かったです!
こちらは編集部の中沢涼太(間宮祥太朗)と和泉遥(久保田紗友)のオフィスラブ。まだ恋には発展していませんが、プライド高め頭でっかち女子と誤解されがちだけど実はいい奴な男子の恋愛、設定的にはこちらがメインでもいけそうです。
中沢の魅力がてんこ盛りでキュン要素多め!間宮祥太朗がお好きな方は観て損はないかと思います!
来週も楽しみ……!
–{第3話 あらすじ&感想}–
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
付き合っているフリを解消したはずの潤之介 (玉森裕太) から、「俺のこと好き?」と突然質問され戸惑う奈未 (上白石萌音) 。さらに潤之介から自身の写真展の案内状を渡され、仕事中も潤之介のことが頭から離れなくなってしまう。
一方、『MIYAVI』編集部では創刊号の校了が1週間後に迫っていた。編集部員たちが校了に向けて慌ただしくしている中、編集長の麗子 (菜々緒) から、急遽モデルで柔道家の瀬尾光希のインタビュー特集を別の人物に差し替えるよう指示が出る。光希の特集を担当していた中沢 (間宮祥太朗) は、その指示に納得がいかず「もう編集長にはついていけない」と言い出す。
さらに、他の編集部員からも麗子への不満が続々と噴出し、麗子が辞めるか編集部員が辞めるかの二択を迫られる事態に…。
第3話感想
まずはこの公式動画を見てほしい。
いやいやいや玉森くん(潤之介くん)犬は反則だって……めっちゃ似合うし。
本編に何度もこの犬耳・しっぽ付きで出てくるのだ。
どうなってるんだこのドラマ、やってんな(ほめてる)。
玉森くん、20代かと思ってたら30歳らしいんですけど、この格好が似合う30歳男性、すごいな??
はい、潤之介くん(玉森裕太)の犬姿に衝撃を受けてしまいましたが今回も感想いきましょう!
編集者になってから夢だった相手への創刊号インタビューを他の人に差し替えられ怒った中沢(間宮祥太朗)はじめ、ほとんどのメンバーがボイコットしてしまう。この状況でも残った和泉さん(久保田紗友)、見どころがある。麗子さんに食らいついていくと言っていただけある。
半田さん、副編集長なのに編集作業あんまりできないんかーい。
そして現れる謎の助っ人おじいちゃん(元校閲部の人らしい)。
麗子さん、本当はいい人のなのはわかっているんだけど、今回は若干大人しかった気がする。もっとアクが強いところを見たい気持ちになってしまっている……。出てくるたびに髪型のアレンジが違ってかわいい。
麗子さんが子どもの頃のエピソードも出てきました。お父さんにほめられるために頑張っていた麗子さんになにがあったのか、麗子さんに後を継がせようとしていたお父さんがどうして潤之介くんにシフトしたのか、この後明かされていくのでしょうか? 気になる。
そしてまた副社長(ユースケ・サンタマリア)に食事に誘われてびっくりする麗子さん、うまくごまかしてたものの「好きです」と告白していた?
好きなんかーい。消極的なのか大胆なのかわからん。
副社長、確かにとっても素敵だけど既婚者じゃないよね?
それだけが心配だけど恋の行方気になりすぎる。麗子さまには幸せになってほしい。
ちょっとだけモヤっとポイントもあった。
いくら腹が立ったとはいえ、中沢さんをはじめ仕事への情熱も責任感もありそうな編集部メンバーみたいな人たちがボイコットするのはどうなの? 戻ってきた後に編集長や残って仕事してたメンバーにもうちょっと言葉はないの? ということが若干気になってしまった。
あえてそこは描かなかっただけかもしれないし、在宅勤務である程度の仕事は終わらせていたわけだけど。
そしてラスト。潤之介、おでこにキスは反則だって……!
(なんでも反則って言うな)
ただ私は中沢さんルートも結構推しています。ドジっ子女子とツンデレ先輩、結構よくないですか? 番外編「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」を考えるとないのかなと思っていたけど、本編の中沢さん、奈未(上白石萌音)のこと好きそうなんだよなぁ。あの目線といい、奈未に潤之介からのハガキ渡すか迷ってたところといい、何かしらありそうですよね。
あと、初インタビューを前に緊張した和泉に催眠術をかけようとする奈未ちゃんに笑ってしまった。言い方面白すぎる。いちゃもんつけてきたカップルを「あ!UFO」で撃退する潤之介もかわいいけど、それに食いつく(しかもまあまあ長時間)相手もかわいいと思ってしまった。
詰め込まれるエピソードが多すぎて時の流れが遅くなるこの作品、いつも「まだ開始から10分しか経ってないの?」と驚く。次回予告がかなり気になる感じなので、早く来週の火曜日よ来い!
–{第4話あらすじ&感想}–
第4話あらすじ&感想
第4話あらすじ
ついに「MIYAVI」創刊号が発売され、上京してからの出来事を感慨深く振り返る奈未(上白石萌音)。
改めて「MIYAVI」のページを開いた奈未は、その中の洗練されたモデルたちと比べ、ファッション業界の最先端で働いているのに最先端とは程遠い自分を痛感する。
オシャレに目覚める奈未だが、そのセンスのなさに麗子(菜々緒)からは呆れられてしまう。その様子を見かねた同僚たちは、ブランドのレセプションパーティーに奈未を同行させてあげることに。しかし、そのパーティーで奈未はまた潤之介(玉森裕太)と会ってしまい複雑な気持ちに…。
そんな中、麗子は昔の上司であり、次号の「MIYAVI」で特集ページを担当する、ファッション業界のトップでクリエイティブ・ディレクターのウエクサジンコと再会する。
後日、ジンコのスタッフミーティングの場へ顔を出した奈未は、その和気あいあいとした雰囲気に感動。さらにジンコからの誘いで、ジンコの企画を手伝うことに。すると、ジンコからなぜか副社長・宇賀神(ユースケ・サンタマリア)との会食のセッティングを頼まれ…。
第4話感想
いやもう、ラストのキスシーンにすべて持ってかれたのですが、潤之介(玉森裕太)くんの横顔の美しさにびっくりしましたわ。こんなに横顔美しい人間、三次元にいるんですね。
今まで潤之介に振り回されてきた奈未(上白石萌音)から先にキスしたところもよかったし、その後潤之介からもお返しのキスまでの横顔が先ほど書いたように芸術的に美しかった。
1~3話のキュンキュンシーンまとめた動画も公式にアップされていたので、置いておきますね。
……とラストシーンの話から始めてしまいましたが、今回もいろいろありましたね。
まず麗子(菜々緒)の元上司、パリを拠点に大活躍しているウエクサジンコ(高岡早紀)、美しい。1話の冨永愛に続き、麗子とのツーショットが格が高くてまぶしい。特に奈未が差し入れを届けに行ったときの白くて袖がふくらんだシャツと赤系のペンシルスカート、かわいらしさとかっこよさが同居してるし立ち姿が彫刻象のようだ。
ジンコさんの部下たち、委縮してるのがぱっと見てわかるのに「ジンコさんのところのスタッフは和気あいあいとしてて素敵」「うちのボスは悪魔」「ボスの失敗した話ありませんか?」などとベラベラしゃべる奈未。別の回でもしゃべっちゃってたけど、社外の人に上司や仕事の話するのほんとやめた方がいいと思う(突然の社会人目線)。でも、冒頭で「ウエクサジンコに嫌われたらこの業界にはいられない」と聞いてたのにも関わらず、麗子のことを悪く言われて言い返すところは奈未ちゃんの良さだな。
部下にキレ散らかすジンコ、とても高圧的で序盤で思った想像通りだった。麗子のおかげで考え直して自分の非を認めたけど、謝り方が独特! 実力あるもののみに許された態度! でもそこがいい。
ところでジンコさんは宇賀神副社長(ユースケ・サンタマリア)の元妻だった。二人での会食の会話から察するに、麗子さん両想いじゃん! しかも副社長も意外と恋愛ベタそうじゃん! もう早くくっついちゃえばいのに。
ジンコさんと副社長が食事する話を陰から見てて壁にぶつかっちゃう麗子さま、So cute。このときの白いシャツのファッションと髪型がフェミニンで可愛い。麗子さまのファッションと言えば、ジミー・チュウのパーティーでの赤ドレス+濃いめアイメイクで奈未に「シーッ」ってジェスチャーするのもよかった。私も麗子さまにシーッって言われたい。
パーティーと言えば並みの幼なじみのけんちゃん、婚約中なのにドレスアップした奈未を見て「奈未が言わなきゃバレないから付き合おう」だなんてとんだクソ男だな!
ラストのキスシーンに薄れてたけど、そこへ助けに入った潤之介の「俺の一番を二番にするとかありえないから」っていうセリフめちゃくちゃかっこよかった! 冒頭の奈未の妄想に出てくる潤之介(犬耳)の出てくる世界もかわいいし、半径1m以内に近づくなと言われて律義に守っていたのもいい人だし、バーベキューでマシマロ買おうとしてうきうきしてるし(たくさん買ってあげたい)、雨の中待ってて読んだら笑顔なのも軽率に恋だし、潤之介ずるいな……。
でも本当はずっと好きな幼なじみがいるみたいだし、その子次回出てくるみたいだし、結局はっきりしないのには悶々としている。奈未が混乱するのも無理はない。ところでドS中沢先輩(間宮祥太朗)、やっぱり奈未のこと好きでは? 潤之介はかわいいしたまらんけど付き合うなら中沢先輩のがいい気がするんだよな~。そして和泉(久保田紗友)はことごとく誘うの下手すぎてわざとらしくなっちゃってて愛おしい。
そうだ、副編集長(なだぎ武)嫌味と見せかけて態度がデレでいい人だなって思いました。あとあと、前回も言ったけど初回の麗子さまインパクトがすごかったから、また麗子さまがもっと出張る回が見たいな!!
潤之介に奈未とともに振り回されがちな3~4話、来週ははどうなるんだろ?
楽しみだ~!
–{第5話あらすじ&感想}–
第5話あらすじ&感想
第5話あらすじ
雨の中、待ち合わせ場所でうずくまっていた潤之介 (玉森裕太) に思わずキスをした奈未 (上白石萌音) は、ずぶ濡れの潤之介を自分のアパートへ連れて帰ることに。しかし、潤之介が思いを寄せている幼馴染みの存在が気になってしまい…。
一方、編集部では音羽堂出版の社内報に載せる「MIYAVI」の紹介記事作成をどのスタッフに担当させるか、半田 (なだぎ武) が頭を悩ませていた。麗子 (菜々緒) は遥 (久保田紗友) に任せようとするが、優秀すぎるが故に方々から振られたアシスタント業務で手一杯。その話を聞いていた奈未は、麗子からの評価が高い遥のようになれば、麗子に潤之介との関係を認めてもらえるのではと思い、社内報作りに立候補する。
さらに、奈未は遥に代わり、中沢 (間宮祥太朗) が担当する対談企画で使う、ヴァイオリニスト・蓮見理緒 (倉科カナ) のドレスを届けることに。社内報も、対談の段取りもこなして、麗子からの評価を上げようと奔走するのだが…。
第5話感想
今回の教訓:「好き」や「付き合おう」は早めに言おう。
潤之介の告白、ついに来る? 来ないのかよ! の連続でヤキモキする回でしたな。
そして名言連発回でもあったので、グッときたセリフは太字で紹介していきます。
潤之介(玉森裕太)、キスした後寝ちゃうのかわいいかよ。
いびき? かいてたけどいびきすらかわいいに変換される子犬系男子、すごいな。
麗子さまに潤之介の恋人として認められたい一心で仕事もやる気になっちゃう奈未(上白石萌音)、まんがみたいに単純! ほんと奈未って軽率でお調子者でおいおいって思うときもあるけど、だからこそ出る行動もあって憎めないな~。でも相手の名前を確認せず仕事の大事なもの渡しちゃうのはダメだ。
そして、潤之介みたいな男子に付き合ってるのか聞けない気持ち、わかるな~!
前回ちらっと出てた潤之介の幼なじみで好きだった人、つまり恋敵(倉科カナ)いきなり登場! 気さくでめっちゃいい人だしもんじゃ食べてるしいっぱいアドバイスしてくれる。
カニを実家からもらう潤之介、カニをさばいてゆでる潤之介、カニをつかんで麗子さまにそのまま渡そうとする潤之介、麗子さまに見つかって言い訳しようとした奈未に「カニだけが目当て」と言われ「そうなの?」とガチでショックを受ける潤之介、かわいいが大渋滞。
理緒の恋愛指南、勉強になる! しかし潤之介は恋愛のセオリーに当てはまる男じゃなかった!
潤之介の家にカニを取りに来る麗子さま、足なっが!足ほっそ!!奈未の仕事と恋愛について「あなたが両立できると思ってるの?」と切り捨てるが、もう私はわかってます、奈未がそういう言い方したら燃えるのをわかってて敢えて言ってるんですよね……? 麗子さまの指摘はもっともなのに口答えする奈未、現代っ子だな~。
副編集長(なだぎ武)がピンボケで写ってるシーン、うける。でもめちゃくちゃいいこと言ったよ。
「一つ手に入れたらもう一つ欲しくなる。ただ、それぞれ抱えられる量は決まってるからどれを持ってどれを持たないかを決めるしかない。あとは持ち方を工夫するか」
真理だね! 恋と仕事に限らず何事もそうだね。
奈未が間違えて理緒のための特注ドレスを渡してしまった他社、ZEAL編集長高橋(高橋メアリージュン)のところだった。何だかんだいって奈未とは合うたび漫才のような掛け合いになっている麻美、意外と親切~! そして特注のドレスを山村紅葉(山村紅葉)が着ちゃってて笑ってしまう。情報量が多い。
あわや大惨事と思いきや、麗子さまきたー!!!!!
そして麗子さま、山村紅葉とも知り合いなんかーい!
なんか丸くおさまっててすごい。ていうかあのタイミングで紅葉柄の衣装持ってるの、エスパーなの?
そして奈未に言い放った
「和泉はあなたみたいに片手間で仕事をしない」
これは痛いなぁ。あの場面では言われて当然だ。
そして自分も片手間で仕事をしてしまったこと、あるな~と思い出して刺さる。
一方で、第1話で失敗して落ち込んでた和泉(久保田紗友)がかなり評価されていてうれしい。
和田さん(秋山ゆずき)の
「知らないことを知りたいからみんなページをめくるんでしょ」
確かに~! これもまた真理だな。
映画「ベスト・キッド」の例を出して奈未を励ましてくれる中沢さん(間宮祥太朗)。
「馬鹿にするような仕事にこそ仕事の本質がある」
おいおい今日は名言続出だなぁ! 中沢さんがエンタメの話をするとき、いつもお顔がすごいわくわくしていて少年のよう。本当にカルチャーが好きなんだな、この仕事に情熱を持っているんだなとわかる。好きです。
仕事中に潤之介に呼び出された奈未、結局行くんかいとつっこんだが、手作りのカニのおにぎりとカニの味噌汁を持ってきてくれたのだった。なにそれ最高か。カニのおにぎり食べたい。充電と言って奈未を抱きしめる。充電~~!!
奈未が初めて担当した社内報、面白そうで普通に読みたい。麗子さま関連いっぱいで麗子さま大好きじゃん。
そしてそして、奈未ちゃんのために買ってきたコンビニおにぎり? を黙って引っ込める中沢さん。奈未を想ってうつむき加減の横顔が美しい中沢さん。中沢さーん!! 切ないよ~! やっぱり中沢さんにしようよ奈未~!
潤之介の
「ちゃんと自分が納得するまでやれたんなら、次のステージが見えてくる。昨日とは違う景色。そうやって一段ずつ階段登っていくんだよ」
これまたいい。何なんだ今回、10分に1回の割合で名言出てくるぞ。最高だな。
麗子さまと副社長(ユースケ・サンタマリア)、二人とも仕事できるのに恋愛へたくそすぎてかわいすぎる。「あり得なくないです。私副社長はあり得なくない存在です」よく言った!!! その水族館デート、来週ちゃんと見せてくれますよね、見せてほしいです(願)。
やっと、やっと告白きたか~! と思ったのに再開してしまう二人……間が悪い、キングオブ間が悪い……! 潤之介が今告白しようとしてるでしょうが!!!
来週波乱の予感、っていうか中沢先輩のセリフがもうアレじゃん、めちゃくちゃ気になるじゃん。
–{第6話あらすじ&感想}–
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
奈未 (上白石萌音) は麗子 (菜々緒) に付き添い、とあるパーティに出席していた。するとそこには、潤之介 (玉森裕太) の幼馴染・理緒 (倉科カナ) の姿が。しかし、潤之介がかつて想いを寄せていた相手だと知ってしまった奈未は、理緒と顔を合わせることができずに人影に隠れてしまう。
理緒に気づかれぬよう麗子とパーティ会場を後にしようとする奈未だったが、偶然麗子の父・宝来勝之介 (宇梶剛士) と遭遇し挨拶をかわす。さらに勝之介は麗子に新谷 (細田善彦) という若手実業家の男を紹介するのだった。すると後日、麗子の元に新谷から、ある相談が持ちかけられ……。
そんな中、パーティから帰宅した奈未のアパートの前には潤之介が待っていた。電話もメールも返事がなく、避けられていると感じた潤之介は、「理由を教えてくれるまで帰らない」とその場に座り込んでしまい……。
第6話感想
冒頭の麗子さま(菜々緒)、顔のサイドに髪を散らしているの素敵。
食えない感じの細田善彦登場(名前わからない)。後から調べたら新谷さんでした。
潤之介(玉森裕太)と奈未(上白石萌音)のナチュラルな「おかえり」「ただいま」良い!!
奈未が避けている理由を言うまでここにいると文字通り座り込む潤之介、かわいい。結局、奈未の部屋なのに潤之介がくつろいで奈未が立っててうける。妄想の黒ワンコ潤之介「そうこれが本当の俺。まっくろくろ潤、出てきたぜ」どうみてもトトロのアレじゃん(笑)。入眠が鬼のように早くてうらやましい。
デートのことを考えて上の空の麗子さま、かわいい。
いつも空気を読まないくせにこういうときは察しの良い奈未。
麗子さまと副社長(ユースケ・サンタマリア)、デートでクレープ食べててかわいい。緊張して食べれないところ食べようとしちゃう麗子さんめっちゃかわいい。
奈未の部屋に荷物を持ち込みまくる潤之介、一緒に住む気満々じゃん。「完全に焼き肉パーティー計画してるわ」で笑ってしまう。そして突然の理緒(倉科カナ)襲来。「住所を編集部に聞いた」って、音羽堂出版のコンプライアンスがガバガバすぎて不安になるな。現実ならアウト。
潤之介のパンツを隠すために激しいスライディングをかます奈未、すごくない?
って理緒さん、奈未の恋の相手が潤之介って気づいてたのか~、応援するのか。回想の学ランで万歳する潤之介くん、かわいい。玉森くん、30歳なのに学ラン似合っちゃうの奇跡では?
「俺の彼女なんです」と宣言してくれたのは嬉しいけど、二人の時にちゃんと告白してほしかったなと思うのは私だけ……?
奈未、嬉しいからってスロー再生は面白すぎるからやめてくれ。
狭いと言ってるけど奈未の部屋広いなぁ、ドラマに出てくる女子の部屋は夢があっていいなぁ。かわいい入りました! 抱き合ったかと思えば「物が増えすぎたら捨てます!」「え~」とじゃれ合って物を倒して隣の人に壁越しにキレられて二人で謝るところまで、なんかいいなこの二人。
ずっと一緒にいようねと言われて背伸びする奈未ちゃん、いいね。二人は30㎝近く身長差があるからこうなるんだな。
麗子さんが倒れるときにちょうどいる副社長、タイミングよすぎ! かっこいいな!
ロケハンで奈未に相談され「仕事に意味つけてどうなる」「考え方なんて人それぞれなんだから、答えなんか出るわけないだろ。いろんな考え方があっていろんなスタイルがあって、総じて、仕事。でいいんじゃねぇの」というセリフ、とってもいい。中沢さん好きだなぁ。
落ち葉を頭からかけられて、ふざけんなよって言いながら笑顔、爽やか!
空気を読まない奈未ちゃん、ひやひやしちゃうけど、読まないなりの良さがある。「MIYAVIを見ると楽しい気持ちになる」っていうの、大事。
広告を出す代わりにモデル選びにまで口を出そうとする細田善彦(麗子さま父の差し金)の出資をお断りしてきた麗子さま。
「ありがとう、何を守るべきかあなたに教えてもらうなんてね。それだけ」
麗子さまツンデレだな、かわいいな。
今回も出た、高橋麻美。副編集長とどういう関係なんだ。
やっぱり音羽堂出版はなくなってしまうのだろうか。
ミルフィーユ買って帰る奈未ちゃん、かわいい。しかし潤之介が理緒を抱きしめるところを見てしまう。病気でバイオリン弾けなくなるかもしれない理緒さんに泣きつかれてのことだけど、でもなぁ。
理緒さん、応援するって言ったのにそれはだめでしょ、情緒不安定では? 弱ってる時に元彼に会ったら仕方ないの?
潤之介に物申しに自転車で行く中沢さんかわいいかよ。
対して表情から真剣さが伝わる潤之介くん、たぶん本当に奈未ちゃんのこと好きなのに、何でこう不安にさせるようなことばっかしてしまうのか。
会社に戻った中沢さん
「俺、お前のこと好きだわ」
「俺ならお前のこと泣かせない」
中沢さ~ん!!! 好きだ~!!!
いやもう奈未、中沢先輩にしなよぉ。
好きだけど難しい人っているよぉ。
次回はど~なっちゃうんだろう。楽しみ半分心配半分。
予告のパープルのコート着た麗子さま、すてき。
>–{第7話あらすじ&感想}–
第7話あらすじ&感想
第7話あらすじ
MIYAVI廃刊の危機を迎え、麗子 (菜々緒) は奈未 (上白石萌音) と共にスポンサー探しに奔走するが難航していた。
そんな中、奈未の家族が上京し、アパートにやってくるが、そこに潤之介 (玉森裕太) もやってきて鉢合わせに。理緒 (倉科カナ) と抱き合っているのを見てしまった奈未は潤之介と話すことを拒否し、母の真未 (宮崎美子) も娘をたぶらかそうとしている悪い男と勘違いし、追い返してしまう。
一方、中沢 (間宮祥太朗) や遥 (久保田紗友) ら編集部メンバーは長野のコテージへ取材に行くことに。偶然、奈未と麗子もある化粧品会社の磯辺社長 (近藤芳正) を訪ねるため、同じ場所に行くことになり……。
再び潤之介は誤解を解こうと奈未のアパートを訪れると、困っている奈未の父・義郎 (橋爪淳) と遭遇し……。
第7話感想
ついに、ついに潤之介(玉森裕太)と奈未(上白石萌音)が想いを伝えあって喜ばしいのだけど、中沢さん(間宮祥太朗)が切なすぎていい人すぎてそっちの話を先にしたい。
中沢さん、いい男すぎるだろ……(涙)。
・きちんと告白
・恋敵(潤之介)にそれを伝える
・恋敵があげたものと知りながら奈未の探し物を一緒に探す
・一部屋しかない宿を奈未に譲り、広いから布団を離せば大丈夫と言われても「俺だったら彼女が別の男と同じ部屋に泊まるのは嫌だ」と言って去る
・告白の返事をしようとする奈未に「明日にしてくれるか」と怖がる(かわいい)
・宿を探すと見せかけて、徹夜で奈未の探し物を探す(涙)
・朝日の中、奈未の探し物(潤之介からのプレゼント)を見つけた瞬間の微笑み
・宿に戻ってきたら奈未と潤之介が抱き合っていて、見つけたブレスレットを置き、自分の荷物を持って黙って去る
ううううう中沢さーーーーん!!!!!!
奈未からしたら潤之介を好きになるのはわかる、わかるし、中沢さんサイドをそこまで見てないから正直どうして奈未ちゃんなのかもあんまりわからないんだけど、こんなに中沢さんが奈未を想ってるということが伝わらないまま振られてしまうのかと思うとつらい……。奈未ちゃんのことずっと好きだったんだなっていうのは視聴者からしかわからいんだもんな。
っていうか心が美しすぎる。奈未ちゃんのためだけでなく潤之介のことも考えられる中沢さん、次は本当に大好きな人と幸せになれますように……!
潤之介と奈未、おめでとうとはもちろん思ってる。
「俺、奈未ちゃんのこと考えるとドキドキするんだ。奈未ちゃんが笑うと嬉しいし、泣いてると悲しい。そんな風に思えるのは、世界中で奈未ちゃんだけなんだ」
「独り占めしたい。私のことだけ見ててほしい」
前のキスシーンのときもそうだけど、ここぞというときはどちらか一方だけじゃなくてお互いからやり取りがあるところがいいよね。
犬をよけようとしたとき一瞬潤之介が事故っちゃったのかと思ったけど、擦り傷ですんでよかった~。
奈未の家族、潤之介にキュンキュン
はじめこそ勘違いしてほうきで潤之介を追い払っちゃった奈未のお母さん(宮崎美子)だけど、東京案内してもらって妹・多未(山之内すず)、お父さん(橋爪淳)3人とも潤之介にキュンキュンしちゃってる。全体的に「潤之介くん(玉森くん)とデートなうに使っていいよ」できそうな絵面でした(ちょっと古いか)。
お母さんの言葉が胸にしみた。
「お父さんが好きで東京にいかんでって言ったの。その一言が苦労の始まり。でもね、奈未が生まれたとき、多未が生まれたとき、奈未の彼氏にはじめて会うた(おうた)とき、あ~、あの一言のおかげだなって思うとよ。お母さん、自分の正直な気持ちばちゃんと伝えて、良かったって思っとるよ」
関係ないけど方言にキュンとしてしまう属性なので、奈未の家族や家族と話すときの奈未、かわいかったなぁ。
ところで健ちゃんは本当にクズ野郎だな……初回で結婚予定なのがわかってむしろ良かった。
今週の麗子さま
ちょっと他が印象的過ぎて後になってしまったけど、麗子さまのパープルのコート似合ってた~! ただ、ブランドと商談を決めてきたことや田舎道をヒールで歩いてきたのは良かったけど、ならはじめから商談後に間に合う時間に約束すればよかったのでは? とか若干疑問に思ってしまったな。そしてこの手土産なら遅れても仕方ない感じ、何だか上からな感じがしてしまった。
困った時に現れる副社長(ユースケ・サンタマリア)は麗子さんのヒーローだな。仕事の話をしているときに「素敵な人です」じゃなくて「素敵な女性です」って言ったのにちょっとだけ違和感を感じてしまったけど、私だけ?
今週の黒ジュン
奈未の妄想の中で理緒と一緒にマンションから出てくる黒ジュン。
「リードなんかなくたって俺はどこにも行かないぜ(指バーン)」
ファ、ファンサ~!!
放送前に公式Twitterにあがった黒ジュン動画もかわいかった。
次回は麗子さまがピンチ? 売られたとか言ってておだやかでない。せっかく晴れて両想い(?)になった奈未と潤之介も険悪そうな雰囲気になってるし、気になって仕方ない!
–{第8話あらすじ&感想}–
第8話あらすじ&感想
第8話あらすじ
迫りくる音羽堂出版社の吸収合併と『MIYAVI』の廃刊危機を乗り越えるべく、COACHとMIYAVI、そしてISOBEの3社がコラボレーションする化粧水のプロジェクトへ向けて編集部は動き出した!
そんな中、奈未 (上白石萌音) は特集記事の磯辺 (近藤芳正) 社長の紹介欄の執筆を任され、自分の原稿が初めて雑誌に載ると期待に胸を膨らませる。そして潤之介 (玉森裕太) との仲は距離がグッと縮まったことで、仕事中も潤之介との半同居生活を思い出してはニヤけてしまうのだった。
そして一度、金沢の実家へと帰った潤之介。母・香織 (高橋ひとみ) に宝来グループを継ぐことを前向きに考えていると告げるのだが、付き合っている彼女を連れて帰って来いと言われてしまい……。
そんなある日、編集部に写真週刊誌から一枚のゲラが送られてきた。そこには奈未と麗子 (菜々緒) が写っており……!?
第8話感想
麗子さま(菜々緒)と編集部員たちのMIYAVIへの、そして仕事への愛が伝わってきた今回。
麗子のパワハラ記事でコラボ化粧水取り消しに?
音羽堂出版の吸収合併は決まってしまった。そのうえで廃刊か、存続か。
最後の悪あがきとして麗子が持ち掛けたCOACHとISOBEとMIYAVIのコラボ化粧水。
ISOBEにOKをもらったが、週刊誌に麗子が奈未(上白石萌音)にパワハラしているという内容の記事が載り、中断の危機に。
奈未の提案でISOBEに訪れたものの、社長(近藤芳正)の前で口げんかを始めてしまう二人。「もういいです」と遮った社長。終わったと思いきや、次の言葉は「あなたたちのことを信じてみます」ええ〜?副編集長(なだぎ武)と一緒に叫んじゃった。
でも、麗子さまと奈未はこの結果がわかっていてあえてやっていたらしい。
「あなた、わざと喧嘩ふっかけたでしょ」
「編集長なら乗ってくれると思ってました」
ええ〜!! 嘘をつかずに編集長がどういう人かわかってもらいたかったという奈未。よくわからないけどいいコンビになってきた。
どうなるかわからないけど、やれることはやろう! と奮起する編集部員たちがいい。ピンチヒッターとして以前ボイコットの際にやってきた小笠原さん(元校閲部の人)もやってきて和む。
麗子が言う「憧れるべきは」
麗子のパワハラ記事、誰がこんなもの書いたのかと憤慨する副編集長と編集部員たち。清算しようとして財布の中身をぶちまけた副編集長、そこには記事が載った雑誌の出版社の名刺が。たまたま飲み屋で意気投合した人のものだというが、中沢に「編集長のことしゃべりませんでした?」と聞かれ「俺か!?」となる副編集長。実際どうなのかわからないけど、おいおい。でも全然憎めない。
フワちゃんやアンミカさんがSNSにコラボ化粧水を載せてくれ、コラボ化粧水もMIYAVIも売れ行きアップ。だがMIYAVI廃刊がかかった会議の後、一人会議室でうなだれ、資料を投げつける宇賀神副社長(ユースケ・サンタマリア)。そして編集部員にMIYAVIの廃刊が告げられたのだった。
ところで、コラボ化粧水本当にあったら使ってみたいけど、入れ物のせいかどうしても香水に見えてしまうのは私だけだろうか……。
MIYAVIが廃刊になっても麗子のアシスタントをしたいと申し出る奈未。だが、
「この仕事は人に夢を与える仕事。だからあなたが憧れるべきは私じゃない、この仕事」
麗子がいかにこの仕事を愛しているのか伝わってきて泣きそう。
一方小笠原さんに「いい雑誌を作りましたねぇ」と言われ、これまで出したMIYAVI3冊を抱きかかえて泣き崩れちゃう編集長、彼もまたこの仕事を愛していたんだな。
麗子VS高橋麻美(高橋メアリージュン)最終決戦?
高層階にあるレストランで食事する二人。
MIYAVIは廃刊を免れたと告げる麻美。理由はコラボ化粧水が売れて反響があったから。勝ち誇ったように「宝来麗子を外す条件で存続が決まった」と付け加える麻美だったが、麗子の表情は変わらず、むしろ微笑んでこう言った。
「ねぇ私が何でMIYAVIの編集長を引き受けたかわかる?」
この雑誌が売れない時代でも、紙の雑誌にしかできないことはきっとある。MIYAVIは日本から世界へモードを発信する雑誌として絶対に必要だった。だから道筋を作った。後は編集部員たちとあなたに託す、と。はじめから、MIYAVIが続けば自分がそこにいなくてもよかったのか。なんという業界・仕事への愛だろうか。しかし麗子さまが降りてしまうの、悲しい。
そして麻美はずっと麗子には勝てない、勝てない以前に同じ土俵にも上がれないのだな。
奈未と潤之介
廃刊にまつわる話が衝撃でラブ要素に触れるのが遅くなった。
朝ごはんのオムライス(略して朝オム)を作ってくれる潤之介。ご褒美にほっぺにチューをねだる潤之介。こんな少女漫画みたいな世界線あるのか……? そして上が黒タンクトップで下はレモン柄のパンツってすごいセンスだな。何かと黄色が出てくるのは、玉森くんのメンバーカラーが黄色だからなのだろうか。
そして実家すごっ。宝来グループ継ぐって、奈未ちゃんはどうするの? やっぱり謎である。そして喜んでるからと言って大事なことを奈未ちゃんに言わないところが相変わらず駄目である。尾芦(ミキの亜生)が言ってること正しいぞ。でももしかしたら、この間落ちたコンクールで入選しなかったら区切りをつけようと思ってたのかな。
奈未の本に挟まっていた「彼氏ができたらしたい10のこと」を見つけて叶えようとするけどなかなかうまくいかない潤之介は健気でかわいいが、序盤は撃沈で終わる。自転車の二人乗りをしてプリクラを撮りに行こうと提案するが「公道での自転車の二人乗りは捕まりますよ」と冷静な奈未ちゃん。呼び捨ては変な感じするからいつもと同じにしてくれと言い、何もなければ切りますよという奈未ちゃん。やはり現代っ子〜!
しかし後半は麗子さまにきちんと彼女として紹介し、遊園地に連れて行ってくれて(マフラーは足並み合わなくて犬のリードみたくなってたけど)スケートして一輪の花を渡してプロポーズ。え、プロポーズ!? これ、今までだったらめちゃくちゃおめでたい展開だけど、「憧れるべきはこの仕事」って気づいちゃった奈未ちゃん。金沢に行ったらその夢は叶わない可能性が高い。どうするどうなる……?
遊園地の途中で、潤之介が自分のリストを叶えてくれようとしていたことに気づく奈未。ただそのリストは中学生のときに書いたものだった。自分からプリクラ撮りたいと言って密かに作戦に乗ってあげる奈未。この二人、たまに奈未ちゃんが上手になる瞬間があっていいな。
リストを叶えようとするのはとてもピュアでいいけど、大事なこと黙ってるんだよな~と思うとちょっともやもやする。
そして今週もいい男だぜ中沢さん
中沢さん、奈未に呼ばれても自然に返事してくれて、ブレスレットは歩いてたらたまたま見つけたからと嘘をつく。告白も冗談オチ? と思いきやさすがにそれは無理だわと自嘲するも「本当にそんなに気にしないで」とどこまでも相手を気遣って去っていく。いい人すぎるよ中沢さん。そのやり取りを見かけてしまった和泉(久保田紗友)。中沢に「映画教えてください、失恋したけど大事な人はそばにいたみたいなストーリー」「何それベタ」と笑う中沢さん。チャンスに漬け込みたかったというよりは、中沢さんにちょっとでも笑ってほしかったんだろうな。和泉も健気だ……。
次回、いろんなことがどうなるか不安だけど楽しみです!
でもいなくならないで麗子さま!
–{第9話あらすじ&感想}–
第9話あらすじと感想
第9話あらすじ
潤之介 (玉森裕太) から、スケートリンクで突然のプロポーズ、そしてカメラマンを辞めて金沢へ帰ることを告げられた奈未 (上白石萌音) 。突然の出来事に驚き、咄嗟にプロポーズの答えを出してしまい……。
翌日、奈未がコーヒーを届けに行くと編集長室から麗子 (菜々緒) の荷物がきれいさっぱりなくなっていることに驚く。MIYAVI編集部メンバーが集められ、半田 (なだぎ武) から今後の音羽堂出版の吸収合併後についての説明をされる。そこになんと新編集長として麻美 (高橋メアリージュン) が現れ、麗子はMIYAVIから外れることになったと告げられた。
突如とした編集長交代に、事態が飲み込めない編集部一同。さらに麗子が行方不明になっていると聞き……
第9話感想 新編集長が来るもまとまらない編集部
音羽堂出版が吸収合併されるため、新編集長として高橋麻美(高橋麻美)が就任。「一緒に頑張りましょう!」と暑苦しく腕を上げるも誰も応じてくれず、さすがにかわいそう。
編集長の任を解かれた麗子(菜々緒)は行方不明、副編集長(なだぎ武)まで麗子のスキャンダルが出た原因は自分かもしれないと辞表を提出。ど、どうなってしまうんだぁ〜
付録の案を出せと言われても誰も付録案を出さず、麗子にウケそうな企画を出してくる。気持ちはわかるけど、編集部員たち、仕事に対しては真面目なのに、ボイコットの時といい思い通りにいかないことに対して全体的に子供っぽくない……? 現実的にはありえないなと思ってしまうのであった。
カリスマOL麗子(?)
それはそうと、行方不明の麗子さまは備品管理部に。長身とんでもスタイル女性会社の制服、めちゃくちゃ仕事できる様子はショムニやハケンの品格を思い出しました。
編集長に戻ってきてほしくて即興演劇を始める編集部、棒読みがひどすぎて笑ってしまう。しかもガン無視されるし奈未(上白石萌音)に至っては編集長(が押す荷物)にひかれそうになるし。さっき子供っぽいとか言ったけど、何だかんだ愛おしい人たちだ。
相変わらず自然に接してくれるドS先輩こと中沢さん(間宮祥太朗)、いい人だなーーー!!!!!
「夢か夢じゃないかで悩むんじゃなくて、夢にしてから悩め」という名言出ました。
「なかなかの強敵」ってのもかわいかったし、相変わらず魅力に溢れている。奈未に振られたから出番が少なめになるのではと危惧したが、そんなことはなくホッとした。
何がしたいんだ理緒
スーパーで白菜を探す潤之介、かわいいかよ…!! 偶然理緒(倉科カナ)に会い奈未と結婚するつもりなことを報告すると「独身のうちに最後のお願い」として手術に付き添って欲しいと言う。
前回、奈未のことを好きだと言う潤之介の邪魔をしないようにあえて病名を告げないのかと思ってたから、この発言にはええ〜と思ってしまった。じゃああれ何だったん。「独身のうちに」という言葉がもうやましさ満点というか、なんか嫌だった。さらに、行っていいか奈未に決めさせる潤之介もずるいな〜とも思った。そう言われたら奈未ちゃん駄目って言えないじゃん。
さらに理緒、「奈未ちゃんが仕事とか夢とかに未練があるなら、中途半端だと潤ちゃんを本気で傷つける」と言うし、何がしたいのかわかんない。応援するのか邪魔するのかどっちかにしていただきたい。理緒は奈未や潤之介に気づきを与える役どころなのかもしれないけど、個人で見ると破綻してる人に見えちゃう。
奈未の妄想の中の潤之介、今回は白黒ジュンで笑った。
潤之介、ついにプロポーズ
二人の同棲シーンは束の間だったけど幸せそうだった……眠りに入る瞬間の潤之介のお顔の美しさよ。
出会ったベンチで指輪を出してプロポーズ、ドラマみたいな(ドラマだけど)完璧さなのにね。このシーンからすでに駄目になっちゃう予感がヒシヒシしてつらい。っていうかダイヤめっちゃでかい。
潤之介の両親との顔合わせ
潤之介(と麗子)の両親に会い、潤之介のことよりも一生懸命麗子がどんなに素晴らしい人か、麗子が作った雑誌MIYAVIが世界の人に愛されていることなどを伝える奈未。真剣に見るお父さん(宇梶剛志)。
「別に私はすごくなんてない」麗子さま登場。
「雑誌を作るっていうの、かっこいいもんだな。麗子、父さん悪かった。ごめんな」
「宝来製紙、継げなくてごめん」
「麗子が元気で幸せならそれでいい」
よかったね麗子さま……!!
時間がたったとはいえ、あれだけ人の考えや価値観に耳を貸さなかったお父さんがこうも簡単に改心するか? という疑問はあるものの、ひとまずよかった。
奈未に「今日はありがとう」と去っていく麗子さま。思えばずっと、序盤からお礼がきちんと言える素敵な人だった。
かっこいいぞ高橋麻美
高橋麻美、麗子のことを「頭が悪い」と言った社長(役名がわからないが細田善彦)に頭から水をぶっかけ「あいにく今度の編集長も賢くないところは似たり寄ったりみたいです、失礼♡」と言って去っていった、すてき!!
何だかんだ同業者として麗子さまのことリスペクトしているんだな、ちょっとグッときた。
しかし水ぶっかけられた社長、うれしそうな顔で「結構タイプだったんだけどな〜」と言っててなかなかな性へ……性格をお持ちのようだ。
奈未と潤之介の別れ
夜景の綺麗な屋上でバックハグ。
でも別れを選んでしまった奈未。
「夢、見つけられた?」
「うん、わかってるよ。奈未ちゃんにはいつだって笑っててほしいから」
潤之介は優しい人だよなぁ〜今まで二人の仲が近づくシーンで現れた青い光が、今日は悲しい……そしてこの二人は相手が見えなくなってから泣くのが切ないなあ。
出たスパダリ中沢
一人泣く奈未のところに人影が。
「お前が、泣いてる気がして」
な、中沢さん〜!!
そんな少女漫画かエスパーみたいなかっこいい登場の仕方ある???
もう結局何も問題解決してないけどどうなるんだ、次……!
今回思ったのは、今まで散々潤之介と中沢先輩どっちがいいかで議論してきたけど、結局奈未がいちばん心惹かれたのは麗子さまだったのかなぁということ。
最後に奈未ちゃんがつかむ未来はどっちだ?
–{第10話あらすじ&感想}–
第10話あらすじ&感想
第10話あらすじ
潤之介 (玉森裕太) と別れた奈未 (上白石萌音) は、極度の“潤之介ロス”に陥っていた。中沢 (間宮祥太朗) をはじめ、編集部の仲間に心配される奈未。一方、潤之介は、父・勝之介 (宇梶剛士) と共に取引先との挨拶回りや商談など、多忙なスケジュールをこなす日々を送っていた。
あれから麗子 (菜々緒) が辞めたMIYAVIは、ブランドからの広告出稿の見送りが続出。責任を感じた麻美 (高橋メアリージュン) は、宇賀神 (ユースケ・サンタマリア) に編集長から退く意向を伝える。そこで宇賀神は麗子に備品管理部から編集部に戻るよう打診するのだが、麗子の気持ちは変わらず……。
そんな中、次号の表紙となる予定だった写真がネット上に流出していることが発覚。前情報は一切出していなかった極秘企画だったため編集部は大慌て。このピンチを乗り越えるべく、奈未らは麗子に助けを求め頭を下げるのだが……。
その夜、編集部員一同は最悪のトラブルを抱えつつも居酒屋に集まっていた。臨時で編集長となった半田 (なだぎ武) の就任祝いかと思いきや、そこに現れたのは…!?
第10話感想
ついに、ついに終わってしまった~!
全体的にハッピーエンドでよかったです。
ちょっとうまくできすぎてる気もしなくもないけど、登場人物がみんないい人たちだから、幸せになってくれてよかった。
中沢先輩、まじかっこいいっす。日めくりカレンダー商品化希望。
個人的に、この作品の魅力は中沢さん(間宮祥太朗)にあると言っても過言ではない…!
「私が中沢さんと付き合いたい」という感想を何度見たことか。
いわゆる当て馬役が出ている作品は数あれど、こんなに相手のために行動でき、言葉をかけてあげられる当て馬が過去にいたでしょうか? いやいない……!
最終回も名言&素晴らしい行動のオンパレードで泣いた。
今期ドラマ幸せになってほしい人ナンバーワン(次点は知ってるワイフの津山さんとその女、ジルバのスミレちゃん)。
奈未(上白石萌音)のみならず、恋敵の潤之介(玉森裕太)のためにも行動できる最高にいい男。最終回では家を継ぐことになりしょぼしょぼしてる潤之介をほっておけず飲みに誘い、「撮影のときのあんた、かっこよかったよ」と声をかける。
こんないい人いる??
さらに奈未と和泉(久保田紗友)に助け船を出し、お礼を言いに来た二人に
「ああいう時助け合うために仲間がいるんだろ」
とサラッと言えちゃう中沢さん。上司としても同僚としてもかっこよすぎる。
一緒に仕事したい人ランキングでもNo.1すぎる。
名言日めくりカレンダー、複数買いするのでまじで商品化してほしい。
作中ではイラストだったけど写真付き希望。
和泉さんといい感じになってたの、ライバルが適当に他の登場人物とくっつくのはあまり好きじゃないけど、Paraviのスピンオフ「オー!マイ・ツンデレ」もあったし中沢さんが幸せになってくれるならこの際いいや。
奈未が潤之介と別れた直後にハンカチ貸してくれるところもいいし、その話をきいたうえで奈未に優しくできる和泉さんも人間ができていて本当にいい子。人を気遣えるという意味では奈未より和泉さんのほうが中沢さんと合っている気もしなくもない。
潤之介が来たときも「なんか来てるぞ」って言って背中を押してくれるしさ。心が美しすぎる。
ところで、3年後も中沢さんが楽しく編集部で働いてるのはよかったけど、MIYAVIで実績を作ってカルチャーのジャンルに行きたいという話はどうなったのだろう。続編希望だな~。
麗子さま、不器用でかわいい人…
麗子さま、何といっても自分が参加しなかったMIYAVIを読むときの表情がよかった。
無表情からどんどん笑顔になっていく。
子供の頃ワクワクしながらファッション雑誌をめくった時のことを思い出し、
笑顔からの涙…これが鬼、いや悪魔の目にも涙。
このシーンで麗子がいかにこの仕事やファッション、雑誌が好きで、彼女がファッション雑誌の仕事をするのが必然かが伝わってくる。
父の意に背いて家を出たとき、家を出てバス停で一人泣く麗子。
それを見ている現在の麗子。
ちょっとエヴァンゲリオンTV版最終回を思い出してしまった。
編集部に戻り
「雑誌の編集は夢の一瞬を提供する仕事。あなたたちの作る雑誌にはその力がある」
「一つお願いがあるの。もう一度やらせて、あなたたちと一緒に」
と言って戻ってくる麗子さま。よかった~!
独立することになり辞める前、奈未に
「人並みの仕事はできるようになったかしら?」
ここで第一話のやりとりのアンサーが出るのね、美しい……。
「あなたのおかげで素敵な雑誌を作ることができた、ありがとう」
麗子さまはいろいろクセが強いけど、ずっときちんとお礼が言える人だった。
毎回奈未にきついことを言った後、奈未には見えないところで微笑んでいたのが印象的だった。そう言ったら奈未が成長してくれるって信じてたんだな~。
麗子さま自身も、人に頼れるようになり、長年のお父さんとの確執にけじめをつけられた。
最終的には副社長(ユースケ・サンタマリア)と別の会社を作ったということなのかな、恋愛面では二人とも奥手すぎたけど、いろんな意味でよかった。
奈未と潤之介
潤之介の夢のくだり、前回どうにかならなかったの? とは思うけど、すごく美しく伏線が回収されたラストだったな~。
一日だけ彼氏になってと頼み(はじめはここは逆だった)、初回と同じように奈未の手を取って走り出す潤之介のシーンもよかったし、3年後に思い出のベンチの前で再会して、キスを小さい子に見られそうになってごまかそうとベンチに座ったらまたペンキ塗りたてだったという、一人が二人になったという、そして二人で大笑い、よかった。
なんで俺が奈未ちゃんのヒーローなんだかわかる?
俺にとって奈未ちゃんは特別だからだよ
少女漫画ーーーーー! よかったな……。
ただ個人的には結構ツッコミどころもあった。
さすがに編集部みんなの前で復縁からのキスシーン、そこじゃなきゃダメだった? と思う。
大人が人前でという時点でわりと無理なんだけど、それよりなによりあれだけ中沢さんにお世話になったのに気を使えないのかこの二人は。
ちょっと手放しでよかったねとは言い難かった……あと、仕事忙しいとはいえ3年間一度も連絡ないし指輪は渡すってなに? リアリティなくない? と思った。
まあでもゴーイングマイウェイな感じ、二人は合ってると思う。
そして、相変わらずキスシーンの潤之介の横顔が美しい。国宝に指定してもいいと思う。
理緒さん
途中なんだこの人~と思った時もあったけど、もうプロとしては難しいことを伝えたうえで
「夢に向かって頑張れたこと、後悔してないよ」と微笑み、持ってもらったかばんを自分で持って歩いていく姿、かっこよかった。最後まで潤之介にいろいろ気づかせてくれる人だった。理緒さんの未来に幸あれ。
高橋麻美
初回で高橋メアリージュン、今回はヒール役なのか! と思ったけど、結論から言うとただのいい人だった。
早々に自分はふさわしくないと編集長から降りちゃうし、
「私はただ、麗子のものが欲しかっただけなのかも。MIYAVIも、あなたも」っていうところ切ない。なかなか認めたり口にできない感情だと思う。
別のところで幸せになってほしい。ところでジールってどうなったんだろう。
その他
全体的にいい人が多いドラマだった!
副編集長(なだぎ武)、いつも話に面白要素を追加してくれた。
麗子も麻美も去り、編集長になって奈未と二人で修正テープで名刺の副を消すお仕事してるのうけた。
副編集長の編集長就任の会なのに編集部員に潤之介呼ばれちゃうし(いくらなんでも空気読まなすぎでは?)、いまいち敬われてないけど、副編集長みたいな人と働けるって幸せかもと思った。
奈未にもさりげなく優しい声をかけてくれたし、そもそも麗子をMIYAVIに読んだのは彼で、年下で女性の麗子の実力を認めて仕立てに出て対応できるって、この年代の男性誰にでもできることではないと思う。すごい人だ! 麗子に言われた途端意見を変える腰巾着っぷりも相変わらずで愛おしい。そう、お名前は半田副編集長でした。
小笠原さん、最終回でもご健在でうれしい。
和美さん(秋山ゆず季)が編集長になったのはちょっと驚きだけど、毎回軽~いノリで、スピンオフでふられても(相手は気づいてないけど)明るさを失わないところがよかった。ピンクメッシュの髪型もおしゃれで好きだった。『カメラを止めるな』でしか観たことなかったけど、だいぶ違うイメージが変わった役だった。これからどんな役をやるのか楽しみ!
尾芦さん(ミキの亜星)さんもいい味出してた。最終的に和美さんといい中になったりしたのだろうか。
まとめ
お仕事・恋愛(三角関係×2)・家族の問題、全部盛りみたいな情報量の多いドラマ、毎回潤之介や中沢さんや麗子さまにキュンとさせてもらった。
終わっちゃって本当にさみしいけど、自分の気持ちに素直になることや、自分をわくわくさせてくれることを大事にしたい気持ちや、相手を思いやる気持ち、このドラマが教えてくれたたくさんの大事なことを胸に生きていこう! と思いました。ありがとう! オー!マイ・ボス。
–{「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」作品情報}–
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」作品情報
人並みな幸せを目指す鈴木奈未(上白石萌音)はひょんなことからファッション雑誌編集部に配属。そこで超ドSな鬼編集長や子犬系イケメン御曹司のカメラマン、クールでドライな先輩編集者たちに振り回されるお仕事&ラブコメディー。
放送日
2021年1月12日(火)スタート
毎週火曜22:00~放送
TBS系にて
出演
上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉、高橋メアリージュン、なだぎ武、犬飼貴丈、橋爪淳、山之内すず、宮崎美子、高橋ひとみ、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア ほか
主題歌
Kis-My-Ft2「Luv Bias」(ラブ バイアス)
キャストコメント
上白石萌音コメント
未熟者を根気強く支え導いてくださった、恩師のようなスタッフの方々に再びお声がけいただきました。
こんなに早くまたご一緒できるとは! うれしさと妙な緊張が交錯しています。
そして「才色兼備」という言葉がぴったりのキャストの皆様。先日ポスター撮影でお会いした時、そのあまりの眩しさに「とんでもないところに来てしまった」と静かに震えました。役柄同様、私自身も目一杯吸収します。
加えて今回はオリジナル脚本です。煌びやかなファッション誌の編集部で、平々凡々な新入社員がどう変化していくのか、まだ見ぬ結末にわくわくします。楽しんでいただけますようがんばります。どうぞよろしくお願いします!
菜々緒コメント
ドラマタイトルにもある「ボス」の大役をいただき、とても光栄に思ってます。
華やかなファッション雑誌編集部の凄腕な冷徹ドS編集長ということで、今までの強いキャラクター要素を存分に注ぎ込んで臨みたいと思います。麗子が着る素敵なファッションにも注目してみてもらいたいです。
働き方改革とは逆行するように、完璧主義で常に仕事モードの彼女が何故そうなったのか、そして彼女の弱点を聞いた時に、ちょっと意外な、実は人間味あふれる人です。
それぞれの登場人物が悩みやトラウマを抱えながらも切磋琢磨しながら、お仕事、恋愛、夢に向かって懸命に頑張っている姿を見て元気や勇気をもらえる作品にしたいと思っています。
玉森裕太コメント
このドラマに参加出来ること、とても楽しみにしてます。
今回、御曹司で子犬系男子という役どころですが、子犬系男子という役をどのように演じるか、色々な作品を観て研究しています。
このドラマで皆様にキュンキュンしてもらえるように、精一杯やらせていただきます。
上白石萌音さん、菜々緒さん、間宮さん、共演者の皆様や、このドラマに携わる全ての人とこの作品を盛り上げていけるように頑張ります。
間宮祥太朗コメント
火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』で、中沢涼太役を演じさせていただくことになりました、間宮祥太朗です。恐ろしいほどに世の人々をキュンキュンさせるこの枠。まさかそこに自分が存在し得る世界線があるとは思いもよらなかったです。はい。完全に油断していました。そして、もしかしたら僕自身、キュンとは無縁だと諦め、いや逃げていたのかもしれません。出来るだけ格好つけないぞ、という格好をつけていたのかもしれません。しかしこの枠、このドラマに参加させていただく以上、キュンと向き合わなければならないだろうという予感がしています。
プロデューサーの方に言われました。「かっこいい間宮さんが見たいです」
僕は答えました。「あ、えっと、はは、はい (汗)」
このドラマの撮影を通して「わかりました (余裕)」と言えるように頑張ります。
『オー!マイ・ボス!』、そして中沢涼太を楽しみにしていてください。
プロデューサー・松本明子、編成・宮﨑真佐子コメント
上白石萌音さんを主演に迎え、“普通が一番!”な平凡女子が、鬼上司に無理難題な仕事をふられ、子犬系御曹司に振り回されながらも、自分にとって本当に大切なものを見つけ、夢を持ち、前を向いて生きていくという、お仕事&ラブコメディをお送りします。共演には鬼編集長役に菜々緒さん、子犬系イケメンカメラマン役に玉森裕太さん、ツンデレ先輩編集者に間宮祥太朗さんと、個性豊かで魅力的な、またとない方々に出演していただけることになりました。
こんな時代だからこそ、視聴者の皆様に元気と希望、そしてもちろん胸キュン! もお届けできるよう、キャスト・スタッフ一同頑張ります! 火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』どうぞご覧ください!