今まさしく飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優、横浜流星さん。
横浜流星、嘘みたいな本名。
なんて綺麗な名前なんでしょう。
これが芸名じゃないというんですから、驚きです。
武蔵小杉流星、相模大野流星だとしっくりきませんもんね。
(余談ですが、横浜流星さんをモノマネする芸人さんが出てきたら、やはり新横浜流星って名前にするんでしょうか。)
皆さんは横浜流星さんのどこが好きですか?
端正な顔立ち、甘い声など魅力をあげればキリがありませんが、僕が思う横浜流星さんの魅力は「アクションのキレ」です。
ドラマ『あなたの番です』や『シロでもクロでもない世界でパンダは笑う』など、ここ最近の作品を見てもわかるように、とんでもないクオリティのアクションを涼しい顔してさらっとやってらっしゃいます。
それもそのはず、横浜流星さんは幼少期から空手をやられていて、世界大会で優勝してしまうほどの実力の持ち主。
ハイキックの膝から下のしなり具合なんか、思わずうっとりしてしまうほどです。
ぜひ、横浜流星さんにはもっともっとアクション作品に出ていただいて、日本を代表するアクション俳優さんになっていただきたい。
千葉真一さんを超えていただきたい。(名前に地名が入ってるとアクションすごい説、だれか検証してください)
そんな横浜流星さん、僕がこんなに推すということはそういうことです。
もう周知の事実ではあると思いますが、横浜流星さんも特撮作品出身の俳優さんです。
–{篠宮暁が語る横浜流星の魅力とは?}–
2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』で緑のトッキュウ4号、ヒカル役を1年間熱演されました。
現在と比べると、若干ではありますがまだ幼さが残る顔をしてらっしゃるんですが、もうその頃には既にド派手なアクションを披露し、特撮ファンを唸らせました。
では、僕が特に唸った横浜流星さんのアクションシーンを挙げてみたいと思います。
まずは第24駅。
変身が30秒で解かれてしまうという状況の中、各メンバーが素面で戦うんですが、ここでは敵の兵隊を使ってクルッと回った後のハイキックがとても美しいです。
続いて第43駅の前半、敵からきた銃の攻撃をパルクールさながらの即宙でかわすシーンがあるんですが、横浜流星さんの身体能力の高さを実感できるシーンです。
そして何といっても第33駅は必見。
空手がキーワードの神回。
この回も変身不能の状況下、敵をめがけてビルの最上階へ登っていく最中に現れる兵隊を、まるで無双状態でバッタバタとなぎ倒していくアクションはシビれるほどかっこいいです。
そしてこの回が特にグッとくるのは、トッキュウ1号役の志尊淳さんも横浜流星さんと共に二人、変身しないままで闘うという点です。
この回の横浜流星さんはとにかくキレキレなんですが、なんと志尊淳さんも空手をやられていたということで、バッキバキにキレたアクションを見せてくれます。
二人が共闘したアクションは見応え抜群です。
まだ「トッキュウジャー」未視聴の横浜流星さんファンは、ぜひそのアクションを堪能してみてください。
泣けるよ。
(文:篠宮暁)
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