2018年12月22日(土)公開の映画『平成仮面ライダー 20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。平成最後の仮面ライダー映画として、現在日曜午前9:00より放送中の『仮面ライダージオウ』を中心に、歴代の仮面ライダーが登場するということでも話題を集めています。
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そこで、メインキャストとして活躍する4人──『仮面ライダージオウ』から仮面ライダージオウ/常磐ソウゴ役の奥野壮さん、仮面ライダーゲイツ/明光院ゲイツ役の押田岳さん、『仮面ライダービルド』から仮面ライダービルド/桐生戦兎役の犬飼貴丈さん、仮面ライダークローズ/万丈龍我役の赤楚衛二さん──に集まっていただき、座談会を実施。王になることを目指すソウゴにちなんで、「王様ゲーム」にも挑戦してもらいました!
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──映画の撮影を終えて、今のお気持ちは?
犬飼貴丈(以下、犬飼):撮影はもう終わったんですけど、取材とか舞台挨拶とか、桐生戦兎としていられる場所をまだまだ用意してもらえるので、引き続き、という感じで、現役の気持ちが続いていますね。
赤楚衛二(以下、赤楚):強いていえば、僕は永徳さんとのお仕事がもう最後だと思うと、ちょっとさみしい気持ちはありました。永徳さんへの感謝を、この場で伝えたいです。
奥野壮(以下、奥野):僕にとっては初めての映画で、映画はひとつの壁のようなイメージがありました。映画と本編の撮影が並行しているというタイトなスケジュールな中で撮影に挑んでいたので、ひとつの山を超えられたなという達成感があります。
押田岳(以下、押田):ひとつ目の映画の撮影を無事終えることができてよかったです。特に印象に残っていることは、大東さんとの共演ですね。役者としてのスタンス、どういう心持ちでやっていったら楽しく成長できるか、というのを先輩として教えていただいたので、一緒に過ごした時間が思い出深いです。
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──みなさんは『ジオウ』の1、2話以来の共演ということになりますが、犬飼さん、赤楚さんから見た2人の姿はいかがでしたか?
赤楚:大前提の話で、押田くんとは1回も関わっていなくて。
押田:そうですね。テレビシリーズでも映画でも一切。
赤楚:会うのも今日が初めてだよね。でも、押田くんはクールそうな見た目をしているんだけど、意外とかわいいところがある。『ビルド』の夏映画の感想を長文で送ってくれたよね。「すごく感動しました」「僕たちもこうなりたいです」みたいなことを。
押田:あ…(照)。
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赤楚:そういう面を持っている子なんだなって。気が強そうな見た目とのギャップが素敵だと思う。2人ともやっぱり、1、2話を撮っていたころよりもキリッとして、男前な顔つきになって。そういう変化を見られるのが面白いし、それが作品を見ているお客さんにとっての醍醐味のひとつなのかなって思いました。
犬飼:僕たちになかった、キラキラした若さを感じたっていうか。
赤楚:(笑)。
犬飼:2、3年前には、僕にもあったんですけど、もう失ってしまって(真顔)。
3人:(笑)。
犬飼:高校生とかを見て羨ましい気持ちになるような感覚で、キラキラしてるなぁ、って思いました。その若いエキスみたいなのを吸わせてもらって、少し若返った感じがしたので、ありがとうございます(笑)。
──では、奥野さん、押田さんからみた犬飼さん、赤楚さんは?
奥野:お芝居の部分とか、尊敬する部分はもちろんあるんですけど、プライベートでご飯に連れていってもらったのがうれしかったです。犬飼さんとはラーメンを食べにいって、赤楚さんとは中華を食べにいって。とっても優しい先輩です!
赤楚:でも最近、「万丈みたいですね」って、ちょっといじってくるよね(笑)。1、2話のころはそんなことなかったのに!
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奥野:そういう絡みも軽く受け流してくれる、優しい先輩です(笑)。
犬飼:でも、この人、怒ると人殴るようなタイプだよ。
赤楚:だから、万丈じゃねぇよ‼︎
3人:(笑)
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押田:お2人は一番最初にお会いしたレジェンドライダーの先輩で、その後テレビシリーズでいろんなレジェンドライダーの方々とお会いしてきたんですけど、みなさんそれぞれ魅力的なカラーを持っていらっしゃるんですよね。なかでも『ビルド』は『ジオウ』の直前の作品だったこともあり、特に情熱を感じたように思います。今回の映画ではジオウチームもその熱量を受けて、作品に還元できたと思います。
–{【次のページで王様ゲームの様子をお届け】}–
王様ゲームで4人の関係を深掘り!
王冠マークと1〜3の番号を振った札を引いてもらい、王様が番号を指定してから、編集部が用意した質問を明かし、回答してもらいました。
●番と●番が撮影中の思い出を語る
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【王様】押田→1番と3番を指名(【1】奥野、【3】犬飼)
犬飼:昼休憩のときに、一緒にラーメンを食べに行ったのが印象に残ってます。男は基本、ラーメンが好きですから。
奥野:あはは! 僕は戦兎とソウゴのW変身シーンですね。クランクインした日の雨の中のシーンで、感慨深いものがありました。先輩の隣で変身できるっていうのが、すごくうれしかったです。
●番が●番の好きなところを言う
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【王様】赤楚→1番を指名(【1】押田 ※指定した番号がひとつのときは対王様)
押田:え〜、好きなところですか(悩)?
犬飼:ない、みたいな反応…(笑)。
赤楚:いっぱいあるだろ(笑)!?
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押田:僕、人見知りですごく緊張しちゃうんですけど、テレビシリーズの撮影のときに、お2人がすぐ話しかけてくださって。こっちの様子を伺いながら来てくださったんで、思いやりのある人たちなんだなって思いました。
赤楚:それがヒーローですからね(ドヤ顔)。
押田:そうですね。ヒーローの鑑です!
●番が●番に直してほしいところを言う
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【王様】犬飼→1番と2番を指名(【1】奥野、【2】押田)
押田:よし、言ってこいやぁ。
赤楚:お、ギクシャクするやつだ(笑)?
奥野:うーん、挙げるとすれば…真面目すぎるところですかね? いいことなんですけど。ずっと真面目に台本読んでて…いや、それは当たり前なんですけど…。
犬飼:それやめたら終わるぞ(笑)?
奥野:あ、ストイックなんです! ストイックすぎるので、息抜きできるときにはしたほうがいいよって思います!
●番が●番にやってほしいことなど、何かリクエストをする
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【王様】赤楚→3番と1番を指名(【3】犬飼、【1】奥野)
犬飼:駅付近にあるおそば屋さんがおいしいから行ってみてほしい。
赤楚:俺、行ったことある?
犬飼 ある。夏帆ちゃんと俺と。
赤楚:あぁ、行ったわ! 場所、わかりづらいよね。
奥野:(押田さんに)行こう!
押田:駅付近ですね。覚えました!
全世代の仮面ライダー好きが楽しめる映画!
──最後に、今回の映画の見どころをお願いします。
犬飼:やっぱり、平成仮面ライダー20人が揃う瞬間が見どころだと思います。『ビルド』、『ジオウ』はもちろんですが、平成仮面ライダー作品を見てきた方にとって、たまらない映画になっていると思います。
赤楚:僕ら『ビルド』チームが出ているということで、『ビルド』を見てくださっていた方たちには喜んでもらいたいです。それに、『ジオウ』メインの初の映画で、みんながんばっているので、そこをぜひ見ていただきたいですね。
押田:平成仮面ライダーたちが出てくるところも見どころですし、僕とツクヨミ(大幡しえり)とソウゴはテレビシリーズにはあまりないコメディ調のシーンも撮っています。そういうところも新たな挑戦として見てもらいたいですし、映画全体のテーマも平成最後にふさわしいものだと思います。
奥野:『ジオウ』としての見どころは、押田くんが言ってくれたんですけど、コメディだったり、シリアスだったり、楽しんでもらえるシーンがたくさんあると思います。映画としての見どころはやっぱりラストシーン。仮面ライダーシリーズをこれまで見たことがある人、昔好きだった作品がある人、全世代の仮面ライダー好きが楽しめるような平成最後の仮面ライダー映画なので、ぜひ劇場で見ていただきたいです!
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映画『平成仮面ライダー 20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は2018年12月22日(土)公開です。
『平成仮面ライダー 20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』ストーリー
仮面ライダーを愛してくれたあなたへ
常磐ソウゴと桐生戦兎の世界に、異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、二人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード。彼はアナザー電王とアナザーWという強力な手先を差し向け、ひとりの少年・シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。
一方、ティードに単身戦いを挑んだ戦兎は、洗脳され、操られてしまい…。強大な敵を前にシンゴを救おうともがくソウゴたちだったが、そんな中アタルがある告白をする。
「仮面ライダーは、現実の存在じゃない。」
彼は謎のイマジン・フータロスと密かに契約を結んでいた。その言葉の真意とは一体…?
なぜ、いつから、仮面ライダーは虚構(フィクション)の存在となってしまったのか? 謎が深まって行く中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあった――
あなたの記憶に、彼らは生きているか。
「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映