詳細レポ!『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』完成披露舞台挨拶

INTERVIEW

2018年5月15日(火)、映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』の4DX版の完成披露試写会が東京・お台場のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催されました。

試写会の前には舞台挨拶と4DX体験会が催され、主要キャストの仮面ライダーアマゾンアルファ/鷹山仁(たかやまじん)役の谷口賢志さん、仮面ライダーアマゾンオメガ/水澤悠(みずさわはるか)役の藤田富さん、仁の恋人・泉七羽(いずみななは)役の東亜優さん、悠の義妹・水澤美月(みずさわみつき)役の武田玲奈さん、4C隊長・黒崎役の三浦孝太さん、駆除班隊員・高井望役の宮原華音さん、謎の少女ムク役の国府田聖那さん、本作のメガホンをとった石田秀範監督が登壇、満員の観客と共に4DX体験も行われ大興奮のイベントとなりました。

鷹山仁の劇中衣装は裸!?

舞台挨拶冒頭に、MCから上半身裸にコートを羽織っただけの当日の衣装に触れられた谷口さんは「いじるの早いですね。劇中衣装ということで、東映はふざけてるなと思っています」と、ボヤキから入ると「僕、『#伝説のヒモと時代を作る』というハッシュタグをやらせて頂いてまして…。まあ、舞台挨拶で乳首を見せながら挨拶する奴もなかなか居ないだろうという事で、伝説作れているかなと思ってます。どうです、皆さんも乳首だします?ねえ、今日子供居なくてよかったね」とコメントして会場の笑いを誘います。

改めて、MCから本作の見どころや作品に掛けた意気込みについて聞かれるも、谷口さんは「そうですねえ、一番見て欲しいのは僕の乳首かなと…」と話し始め、隣りにいた藤田さんから「あの、ちょっと! 乳首何回言うんですか!」とツッコミが入ります。
これに対して谷口さんは「だって最初からいじるから。もう出落ちだからさ」と、恨み節でまたも会場を笑いの渦に。

気を取り直して「そうね、見て欲しいところですね。正直な話、やっぱり僕と悠(はるか)の最終決着やありますし、『最後ノ審判』でありますから、どのような決着になったのかというところを是非見て欲しいです」と、先程までのおふざけから一転真剣な眼差しで谷口さんが続けます。

「何度かインタビューも答えましたけども、本当に僕は藤田富に噛み付いてますし、蹴っ飛ばしてますし、殴り合ってますので本気の魂のぶつかり合いを見ていただけたらなと思っております」と、並々ならぬ意気込みで本作に臨んだ事をコメント。

続いて、本作の見どころや仮面ライダー史上初の4DX上映について聞かれた藤田さんが「そうですね、やっぱり乳首の演出をこう…」と、谷口さんのコメントに被せてボケると、すかさず谷口さんが「4Dだとどうなるんだろうなってな。どういう演出になってるんだろうなと思って…なんないね(笑)」とノリツッコミで返し、シリーズを通してぶつかり合ったライバルの息の合ったところを見せて会場を沸かせます。

4DXの臨場感にキャストも太鼓判

改めて、4DXについて藤田さんは「そうですね。やっぱり、この4DXってことで、振動や(水しぶきが)飛び散ったりすることによって臨場感を楽しんで頂きつつ、皆さんが変身したかのような体験を味わって頂きたいなと思いますので、是非とも変身に注目していただきたいと思います!」と、仮面ライダーの4DXという事で変身を疑似体験出来る点をアピール。

続けて、東さんからは「私は4Dの映画を見たことがないんですけど、すごい迫力満点に仕上がっていると思うので、皆さんにも楽しんでもらいたいと思います。あと、私は主題歌がとてもお気に入りなので、その辺もしっかり聞いて欲しいなと思います」と、4DXの迫力に加え、小林太郎さんが歌う本作の主題歌推しであることを明かしていました。

また、4DX版の予告編にも出演している武田さんは「オメガとアルファと体験して、ホントに貴重な体験だったんですけど、4Dも凄くて、揺れたり、シューってなるやつが迫力があって凄かったです。それに加えて、アルファとオメガの反応が凄く可愛すぎて、それは貴重な体験でした(笑)」と、自身の4DX体験を振り返って楽しげにコメント。

さらに、4DX版の本編を視聴した石田監督からは「結構(水しぶきが)飛びますよ。ハンカチ等々ちゃんと準備して…。結構きます。メイクが崩れる…かもしれません。そんな感じなので楽しみにしてください」と、これから試写に望むお客さん達にアドバイスが送られました。

過激な描写やアクションが見どころ

今回、劇場版のゲストとして参加し、謎の少女ムクを演じた国府田聖那さんは撮影中に印象に残ったエピソードや特に力を入れて頑張ったシーンを聞かれ、「私自身凄い血だらけになるシーンがあるんですけど、普段血だらけなんてなかなかならないので、血だらけになるってこういう感じなのかなと考えながら撮影してました。顔にも凄い血を飛ばされて、冷たいなあと思ってました」と撮影時を振り返ります。

これに対し谷口さんが「あと、谷口さんが優しかったよね?」と問い掛けると、国府田さんは笑顔で「はい、優しかったです」と答えますが、藤田さんからは「ホントですか〜?」と、言わされてる感を疑うツッコミが入り会場の笑いを誘います。

立場は違うが共にアマゾン駆除という使命を負う4C隊長・黒崎と駆除班・高井望、それぞれの戦いについて質問された三浦さんは「黒崎隊長というのは戦うシーンが少なくて、命令してやらせてるところが多かったんですけど、今回の劇場版では結構頑張って戦ってるシーンがあるので、そこが4Dで凄い迫力になってるんじゃないかなと思います」と期待を膨らませつつ、「あと、宮原華音さんのアクションが素晴らしいので、蹴ったり殴ったりする度に(4DXのエフェクトで)風が吹くんじゃないかなと期待してます」と、宮原さんのアクションに対して称賛のコメントを送ります。

一方の宮原華音さんは「season1からずっと戦わせて頂いて、映画もかなりチームワークのとれたアクションになってるなと思う。あとは(4DXの)衝撃が、自分が食らった衝撃なのか、アマゾンが食らった衝撃なのかというのがすごく気になりますね」と語り、自身とアマゾンとの戦闘シーンの4DX演出を楽しみにしていることが伝わってきました。

–{血まみれの観客と4DX体験!?}–

血まみれの観客と4DX体験!?

続くフォトセッションでは過激な描写の本作をイメージし、血しぶきを浴びたようなシャツが観客全員に手渡され、血まみれの観客をバックにフォトセッションが行われました。
その後、キャストと石田監督が客席に移り観客と共に4DX体験会に突入です。

仮面ライダーアマゾンアルファ/鷹山仁役の谷口賢志さん、仮面ライダーアマゾンオメガ/水澤悠役の藤田富さんの「アマゾン!」の掛け声に合わせ変身シーンの4DXエフェクトが発動すると、動く座席や風、水しぶきに会場の観客もキャストの皆さんも「おおお!」とどよめきます。
ただ、ひとり上半身裸の谷口さんだけは「(俺は)裸!裸!」と叫んで会場の笑いを誘っていました。

続いて、国府田さんが「私達は幸せを運ぶ天使なんです」と、劇中の台詞を再現すると劇場内に雪が降るエフェクトが発動。これにはキャストの皆さんも口々に「すごい!」「びっくりした」「すげ~!」「雪だ雪!」「幸せや」と大はしゃぎ。
一方、谷口さんは「おい、何か変身よりよくねぇか?!」と恨み節でまたしても会場の笑いを誘います。

自分の台詞から幻想的な4D演出になった感想を聞かれた国府田さんは「4D自体初めてだったんですけど、いやあ、凄いですね!」と興奮気味にコメント。
また、4DX版予告の撮影で4DX体験済みの武田さんも「私、(4DXの)雪は初めてです。こんなに幻想的な感じなんですね」と、感動した様子。

更に、先のコメントで4DX未経験である事を打ち明けていた東さんは「びっくりしちゃいました。思わず声が出ちゃいました」と、初めての4DX体験に驚きを隠せない様子で、幻想的な演出は4DX未体験の女性陣にも好評のようでした。

続いて、4DXの演出がされた映画『仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判』の予告編が上映され、会場の観客と共にキャストの皆さんも映像とシンクロした4DXを体験する事に。

予告編がアクションシーンに入ると、神妙な面持ちだったキャストの皆さんも、男性陣からは「おお!」と感嘆の声が漏れ、女性陣は過激なシーンにより迫力を感じるのか思わず悲鳴を上げる一幕も。

予告編の上映が終わり、感想を求められた藤田さんは「いやあ、楽しいですね。アトラクションですね、これ! ホントすごい!」と興奮した様子で答えます。

一方、谷口さんは「あの、ひとつだけ言える事は、絶対裸で観ないでください!」と、ここでも上半身裸の自身の格好を絡めて会場の笑いを誘い、藤田さんからの「裸で観る人いないでしょ!」のツッコミにも「ほら、鷹山仁コス(コスプレ)でね。いや、すっげー冷てえから! ホント気を付けて」と切り返して更なる爆笑を巻き起こしつつ、「いや、すごいですね。感動しました!」と、仮面ライダー史上初の4DXへの感激を興奮気味にコメントしていました。

臨場感たっぷりの仮面ライダーを劇場で!

最後に藤田富さんが「仮面ライダーアマゾンズ、遂に映画まで来ました。なんと仮面ライダー史上初の4D上映という事で、本当に臨場感たっぷりの今までにない仮面ライダー、これぞ仮面ライダーという作品になっています。是非とも劇場に足をお運びください」と熱い思いをコメントして4DX完成披露イベントを締めくくりました。

過激な描写と迫力のアクションは勿論、生命とは、守るべきものとは、といった重厚なドラマで目の肥えた大人達をも魅了してきた本作が映画となって遂にクライマックスを迎えます。

人間とアマゾンの間で葛藤し、ぶつかり合ってきた仁と悠の闘いの決着はつくのか、新たな仮面ライダーやアマゾンとは何者なのか、そのストーリーにも期待が高まりますが、仮面ライダー史上初の4DXで、どこまで臨場感溢れる作品になっているのか非常に楽しみです。

筆者は、まず通常版でじっくりとストーリーを堪能し、その後4DXで迫力のアクションシーンを体感しようと思っています。

映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』は5月19日(土)に全国公開です。

(写真・文:いぢま)

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