佐藤二朗と宴会なう!?「神の舌を持つ男」ファン感激のロケ地ツアーに参加!

INTERVIEW

■「映画ロケ地巡り」の記事

dsc01889

『RANMARU 神の舌を持つ男』は、口にしたものに含まれている成分がわかってしまう神の舌を持つ朝永蘭丸(向井理)が主人公。行く先々の温泉で起こる事件を、味覚を頼りに解決していくという温泉ギャグミステリーです。

今回のイベントでは、映画の舞台である温泉宿「菩辺美庵(ボヘミアン)」のロケ地・赤石温泉で、蘭丸とともに旅をする宮沢寛治役の佐藤二朗さんを招いての宴会を開催。
撮影の思い出や映画の裏話のほか、作品に関するクイズ大会やおもしろ悩み相談までたっぷり3時間、盛りだくさんの内容で行われました!

『RANMARU 神の舌を持つ男』のロケ地を紹介

「菩辺美庵(ボヘミアン)」の撮影が行われた赤石温泉

dsc01769

財前直見さん演じる花乃が女将を務める温泉宿「菩辺美庵(ボヘミアン)」のロケ地は、山梨県の赤石温泉。こちら、劇中同様のちょっと変わった雰囲気の場所なんです。

dsc01787

ロケ地ツアーということで、劇中で使用された看板を出して出迎えてくださったそうなのですが、「どこまでが映画のセット?」と思ってしまうほど個性的な装飾が施されていました。

dsc01763

「水回通輪(スカイツーリング)」という看板もセットの一部なのかな、と思ってしまいますが、こちらもご主人のアイディアから生まれたもの。

dsc01765

金運アップのご利益が期待できる(?)オブジェや、露天風呂の入り口からも独特な雰囲気が漂います。

dsc01778

本当に映画の世界に入り込んだような気持ちになれる空間でしたが、「菩辺美庵」と書いてある大きな看板と提灯以外は全て、元々宿にあるものと知って驚きでした!

ダジャレが大好きでいろんなものを作っては飾っている宿のご主人は、鬼灯村の住人として映画に登場していてもおかしくないほど個性的な方でした。

dsc01805

ちなみに、宿の中にも「菩辺美庵」のポスターが貼ってありましたよ!

【改ページ】宮沢寛治役・佐藤二朗さんが登場した宴会の様子をリポート

サービス精神旺盛な佐藤二朗さんと宴会タイム!

dsc01810

宴会場には赤石温泉で撮影したシーンの写真や小道具も飾られ、ファンにはたまらない空間が作られていました。

dsc01825

佐藤さんの乾杯の音頭で宴会がスタート。
参加者に「温泉にはもう入ったの?」と質問したり、名前や職業を尋ねるフランクな佐藤さんの姿に、徐々に参加者の緊張も解け、本当の飲み会のような空気に。佐藤さんも参加者も、どんどんお酒が進みます。

dsc01813

ひとりで参加したという大ファンの男性には「彼女いるの?いないならこんなところに来てる場合じゃないよ!」などと劇中さながらの鋭いツッコミを入れて、会場を沸かせる一幕も。
楽しい会話にお酒も進んで、佐藤さんがマネージャーさんに「俺、もう結構飲んでるから!」となんども報告する姿に、参加者からは笑いが起こっていました。

タイトなスケジュールでの撮影だと、なかなかロケ地でゆっくり過ごすこともできないそうで、「こういう形で改めてくることができてよかった」と話されていました。

番組クイズ&佐藤二朗クイズ

宴会では、番組に関する問題や佐藤さんへの質問にどんな回答をするか当てる「佐藤二朗クイズ」が行われ、高得点者には作品のオリジナルグッズがプレゼントされました。

dsc01843

キャストに関する問題から、個性的なファッションで登場する木村文乃さん演じる光の服装を登場順に並べるというドラマに関するクイズや、映画版の予告で佐藤さんが行っているセリフを当てるなど、幅広い問題が飛び出しました。

蘭丸の祖父の職業である「三助」。その「3つの仕事内容は?」という問題では、もちろん正解を知っている佐藤さんですが…。

1.流す

dsc01848

2.揉む

dsc01849

3.アフターケア

dsc01850

「アフターケアってなんやねん!」と自らツッコんで、笑いを取りにいっていました。
ちなみに正解は「釜炊き」「背中流し」「風呂掃除」です。

–{佐藤二朗が選ぶのは堤監督?福田監督?}–

「佐藤二朗クイズ」では、スタッフが用意した質問や宴会前に参加者から集められた佐藤さんへの質問が問題として出題されました。「堤幸彦監督と福田雄一監督から同時にオファーが来て、どちらかにしか出られないスケジュールだとしたらどっちに出る?」という、なんとも答えにくい質問も飛び出して…

dsc01854-edit02

こんな、おちゃめな姿も見せていました。

特に難問だったのは、最後に大逆転クイズとして、高ポイントで出題された映画のサブタイトル。
正解は「酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は2度死ぬ。鬼灯デスロード編」なのですが、これはさすがの佐藤さんも正解できず、正解者はゼロという結果に。

dsc01861

佐藤さんの大ファンの女性が優勝し、賞品のオリジナルグッズ詰め合わせをゲット! 次点の参加者にもオリジナルグッズがプレゼントされました。

dsc01871

dsc01900

サインにも快く応じてくれる佐藤さんにファンは大喜び!

お悩み相談

参加者の悩みに佐藤さんが回答してくれるコーナーでは、酒癖の悪さなど酒に関する悩みが多すぎて、「知らんがな!」と質問用紙をぐちゃぐちゃにして投げ捨てて、次々と却下に!
「目薬をうまくさせない」や「料理をするときに酒と酢を間違えてしまう」など、「みんな!まともな悩みはないのか!」と佐藤さんが苦笑してしまうほど、ゆるい回答どころか、ゆるい質問が続きます。

dsc01938

「ビールが飲めるようになるにはどうすれば?」という悩みには、「ビールに合うつまみを見つければいいんじゃない?」と解答し、参加者も「枝豆が合うよね〜」などアドバイスしますが、お客さん同士が盛り上がりすぎて、「俺の話聞いてるのか!?」とツッコミを入れる展開に。「いや、俺も酔っ払いながら話してるから、自分でどうでもいい話をしてるな、と思ってるんだけど」と自虐も飛び出します。
また、「緊張しないようにするにはどうすればいいか」という質問には、知人の体験談から「緊張しなきゃいけない!」と思うと逆に緊張しなくなる、という実践してみたいお話も。

堤監督からのメッセージ

dsc01949

今作を撮った堤監督がこのイベントにとても来たがっていたということで、佐藤さんが監督に宴会の様子を写真に撮って送っていたのですが、それに対する返信が届いたので、宴会の最後に読み上げてくれました。

「一生の仲間として、福田監督さえよければやっていきましょう」と佐藤さんも思わず吹き出してしまうような内容をはさみながら、佐藤さんへの思いをつづった堤監督のメールですが、最後に「写真のメガネの後ろの方がタイプです」と爆弾発言も!?
「誰だ?」と佐藤さんが写真確認したところ、男性ファンのことを指していて、会場は爆笑。
「堤幸彦は会場にいなくても場を盛り上げるんだね〜」と感心する佐藤さんでした。

ドラマのキャラクターはもちろん、バラエティでも面白さを発揮している佐藤さんですが、ファンへの優しさにあふれる姿を身近に感じられるイベントとなっていました。

そんな佐藤さんのツッコミが炸裂する、映画「RANMARU 神の舌を持つ男」は12月3日(土)公開です。

■「映画ロケ地巡り」の記事をもっと読みたい方は、こちら

(取材・文:大谷和美)