こんにちは、黒宮丈治.comです。
みなさんは記事広告というものをご存知でしょうか?
そうです。クライアントからお金をもらい、クライアントの思いを記事に載せ、広告するというアレです。
日々、細々とライター業に勤しんでいる私のところにも、大変ありがたいことに記事広告の依頼がやってきたのですが……
な、な、なんと!クライアントの会社が沖縄!!
沖縄といえば、11月3日から公開の、佐々木希さんとSUPER JUNIORのイェソンさんがW主演する映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の舞台となる場所。まさにタイムリープレイス!!
(C)2016「いきなり先生」製作委員会
しかし、わたくし現地・沖縄に行ったことがありません。クライアントが沖縄の会社なら、沖縄に行けるのでは……!?佐々木希さんのような美女と恋に落ちたりするのでは……!!!!!
……ということで「沖縄に行って現地の空気を感じないと、記事広告は書けません!」と、クライアントを説得し、クライアントの経費で沖縄に行くことにしました。
ということで、やってきましたオ・キ・ナ・ワ!!!!!
クライアントの打ち合わせなんてそっちのけで、とにかく沖縄を堪能することにしました。
ソーキそば@けんぱーのすばやー
ジーマミー豆腐@はま食品
ステーキ@ビッグハート
オリオンビール&ゴーヤ@吉崎食堂
ざるもずく@吉崎食堂
ラフテー&煮玉子@吉崎食堂
沖縄そば&じゅーしー@そば処くんち
タコス@メキシコ
ここが首里城か…。僕もいつかCDデビューしたら、ケツメイシみたいにここでジャケット写真撮ろうかな。
「黒宮さん……」
え……!
君の名は……?!
「メールを差し上げた富田です」
–{彼女から差し出された◯◯に思わず興奮…!}–
彼女が今回のクライアント、株式会社Gotas(ゴタス)の社長、富田ゆいさん。
富田さんが代表をつとめるGotasは、企業向けの“香り”を専門に取り扱う会社。主にホテルの香り全般のプロデュースや、香りによるブランディングなど、香りに関係するものであれば、何でもお任せあれのプロフェッショナル。
「黒宮さん、記事広告の件ですが、何か良いアイデアは浮かびましたか?」
「いや、正直言うと楽しすぎて。もはや帰りたくなくなってきました」
――そう、私はもはや沖縄から帰りたくなくなっていた。
記事広告を作るためにやってきたはずなのに、いつの間にかずっとここにいたい……そう思いはじめていたのだ。でも、そんなことを言えば、彼女を困らせてしまうだろう。ましてや、広告プランを全然考えていないなんて、言えるはずもない。
東京で過ごす喧騒の日々。わずか数時間の空を飛び越え、たどり着いた南の島。もはや、記事広告なんてどうでもいいんじゃないのか?
そんなわけがない。なぜなら、私にも生活があるからだ。
(宝くじ当たんないかな)
悲しみに暮れる間もなく、広告プランを考えていない現実に、気づけば私は、わずかばかりの手汗を握りしめていた。
「黒宮さん、おしぼりでもどうぞ」
なんて優しいんだ……。
彼女から差し出されたおしぼり。そして、それを開いた瞬間、私は心を奪われた。
――なんていい香りなんだ。
「気づきました?Gotasでは、“香りのおしぼり”といって、おしぼりに特別な香りをつける商品も作っているんです」
Gotasは、様々な“香り”のプロデュースを行っているが、この“香りのおしぼり”もそのひとつ。
他にも、沖縄の有名リゾートホテルで、ロビーの香りの演出から香りのギフト、オリジナルのバスアメニティ作成など、トータルで香りプロデュースを行なっており、中でもホテルの香りを自宅で楽しむことができる「香りのギフト」は人気だという。
沖縄の名だたるリゾートホテルを取引先に持ち、更に飲食業界では「パンの香り」や「チョコレートの香り」など、香りによって販売促進を行うプロデュースなども手がけている。
一通り富田さんにお仕事の説明を聞き、私は閃いた。
「富田さん!沖縄の……いや、2人の大切な思い出を!!香りにしてくれませんか?」
富田さん「大切な思い出?」
それから私は、富田さんへ、沖縄がいかに素晴らしいか、そして仕事なんてそっちのけで、沖縄でずっと遊んでいたい気持ちを、2分半で力説した。
後半部分は理解できてないかったようだが、彼女は静かにうなずき「沖縄の香り」の調合をはじめた。
しかし、沖縄の香りとは、中々テーマが大きい。しかし、これまで培ってきた香りに関する知識を持ってすれば、きっとできる。私は、すでに私の全てを、彼女に捧げる覚悟はできていた。
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時間がかかりそうだったので、海で待つことにした。
数分後、彼女からの連絡を受け、海から戻ると、そこには調合した“沖縄の香り”をステッィクに染み込ませた「香りのおみやげ」が完成していた。
これが、沖縄の香り。この中に僕らの思い出の時間が詰まっているのか。
「黒宮さん。これで東京に戻っても、沖縄のことを思い出しつつ記事が書けますよね?」
私が思い出したいのは、沖縄だけなのだろうか?もっと大切なものが僕らにはあるのではないのか?自問自答を繰り返したところで、私がしなければならないことは、ただひとつ。記事広告を作ることだ。
突きつけられた抗うことが出来ない現実。
甘い時間というものは、角砂糖をたっぷりと溶かしたエスプレッソコーヒーのようなものだ。飲み終えたその後も、カップの底に溶けきれない砂糖が静かにたゆたう。甘かったのか、そうじゃなかったのか。思考回路が停止する頃には、舌に残された苦味だけが静かに時を告げていく。
本当に、本当にこの大切な時間が終わっていくのか。いや、そうじゃない。僕にはこの香りがある。むしろ、これからはじまるんだ。
あれほど抗っていた日常に僕は戻っていた。今日もまたライターとして原稿を書く日々だ。ただ少し、わずかばかり違うとすれば、彼女が調合してくれた、あの香りが僕のそばにいるということ。
同じ日など2度と無い。そして香りも然り。沖縄から持ち帰った小さな「香りのおみやげ」は、東京の小さな僕の部屋で、僕を包み込む。
――そして、この記事広告が出来上がった。
ということで、富田社長が調合してくれた「沖縄の香り」一体どんな香りなんでしょう?気になります??気になります???
そんな読者のみなさまのために!!!
Gotasさんから5名の方に「沖縄の香り」をプレゼントとして用意していただきました。
プレゼントご希望の方は、下記にあるツイートボタンをツイートし、シネマズのTwitterアカウント(@cinemasby)をフォロー!当選者には、シネマズのTwitterからDMにてご連絡いたします。応募締切は11月10日(木)まで。
プレゼント応募は下記ボタンから。
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それでははりきってツイートしましょう!レッツ、ツイート!
また沖縄行きたいな!
株式会社Gotasウェブサイト
http://gotas.jp/
(企画・構成・撮影 黒宮丈治/提供・Gotas)