はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
まだまだ残暑が厳しいですね〜。
しかしショッピングに出かけると、街のショーウィンドーを飾るファッションアイテムは秋の気配。
そして映画館でも、この秋公開となる映画の予告編が上映されるようになりました。
そこで。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.74
今回は…。
名匠監督とその相棒が織りなす魅惑の秋シネマ、3作品をご紹介します。
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
2016年9月17日から全国ロードショー
監督・製作:スティーブン・スピルバーグ
出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル、ペネロープ・ウィルトン、レベッカ・ホール、レイフ・スポール ほか
©2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
ロンドンの児童養護施設に暮らすゴフィーは、好奇心旺盛な10歳の女の子。
ある夜、ひとりで起きていると、街を歩くとてつもなく大きな男と目が合う。
慌ててベッドに戻ったゾフィーだったが、ベッドから“巨大な手”に毛布ごと持ち上げられ「巨人の国」に連れ去らわれてしまう。
その男は、夜ごと子供たちに「夢」を届ける、心優しい巨人、BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。
ひとりぼっちのソフィーは、自分と同じく孤独なBFGと心を通わせていく…。
イギリス児童文学作家ロアルド・ダールの名作「オ・ヤサシ巨人BFG」をスティーブン・スピルバーグ監督が映画化したファンタジー作品。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが心優しい巨人を演じ、孤独な少女との友情と奇想天外な冒険を夢あふれる映像とともに描き出しています。
スピルバーグ監督の代表作『E.T.』を彷彿させるようなストーリーテリングに、どこか懐かしさと温かさを覚える本作。
それもそのはず、脚本は『E.T.』を手がけた、メリッサ・マシスンが担当。
しかも彼女は昨年逝去しているため、奇しくも本作が遺作となってしまいました。
スティーブン・スピルバーグ×メリッサ・マシスン、伝説のコンビによるファンタジーの王道的作品。
大人も子どもも楽しめるコト、請け合いです!
–{あの男が帰ってきた!ヒャッホー♪}–
ジェイソン・ボーン
2016年10月7日から全国ロードショー
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ビカンダー、ヴァンサン・カッセル、ジュリア・スタイルズ ほか
©Universal Pictures
CIAの監視網から姿を消して数年後。
静かに生活していたジェイソン・ボーンの元に、CIAの元同僚のニッキーが現れる。
ニッキーはCIAのサーバーをハッキングし、ある最高機密を入手。
それは非業の死を遂げたボーンの父、リチャード・ウェップにまつわるものだった。
これをきっかけにボーンは再び始動、父親の死の謎を解き明かすために動き出す…。
あのジェイソン・ボーンが帰ってきた!!!
マット・デイモンが記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンに扮する人気アクションサスペンスのシリーズ第5作は、シリーズ前3作の流れを継ぐサスペンスアクション。
ヒロインには、本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルを抜擢。
さらにヴァンサン・カッセルやトミー・リー・ジョーンズなどの名優もシリーズ初参加。
メガホンを握るのは、ポール・グリーングラス監督。
「グリーングラスが監督でなければ出演はしない」と明言していたほど、グリーングラス監督に全幅の信頼を寄せるマット・デイモン。
参考までに前作 『ボーン・レガシー』の監督はトニー・ギルロイで、デイモンが出演を断ったためにボーンも登場せず、前三作のスピンオフという位置付けとなったとか。
グリーングラス監督とデイモンの9年ぶりのタッグに「こんな『ボーン』シリーズが観たかった!」と、ファンを唸らせること間違いなしの一作です。
–{早くも次回作の製作が決定したシリーズとは…。}–
スター・トレック BEYOND
2016年10月21日から全国ロードショー
監督:ジャスティン・リン
製作:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペグ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリム ほか
©2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
アメリカのみならず世界中に多くのファンを持つ大人気SFシリーズ「スター・トレック」シリーズの最新作。
『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の続編にあたる本作ではJ・J・エイブラムスが監督から製作に立ち位置をシフト。
新監督には大人気アクション『ワイルド・スピード』シリーズを手がけるジャスティン・リンが抜擢されました。
メインキャストにはおなじみの顔が勢揃い。
主人公ジェームズ・T・カーク船長にクリス・パイン、スポックにザカリー・クイント、そしてスコットにはサイモン・ペッグ。
サイモン・ペッグは今作から共同脚本として製作にも加わることに。
SFオタクとしても有名な彼のキャスティングは、長年のスタートレックファンの間でも大好評。
表舞台でも裏方でも、本作を支えるキーパーソンとなることでしょう。
生還するために、仲間のために、愛するひとのために限界を超えて戦う。
いまだかつてないスピード感あふれる映像と、リアルな超絶アクションに期待大。
早くも第4弾の製作も決定している『スタートレック』シリーズ。
これはもう、観るしかないっ!
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。
八雲ふみね公式サイト yakumox.com