はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
写真は現在大ヒット公開中!『セトウツミ』初日舞台挨拶の様子。
池松壮亮さん、菅田将暉さん、中条あやみさん、大森立嗣監督が登壇。
八雲ふみねが司会を務めました。
この日、メイン館となる新宿ピカデリーでの舞台挨拶は2回行われ、上映終了後の舞台挨拶ではなんと、お客様がスタンディングオベーションで登壇者をお迎え。
ブラボー!!!!!
勇気を持って立ち上がって下さったお客様、ありがとうございます!
(この意味、本作の特報ショートムービーをご覧いただいた方なら分かりますよね。)
映画『セトウツミ』は、新宿ピカデリーで絶賛公開中です。
さて。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.68
いよいよ夏本番!これから暑さも増すことでしょう。
そんな時こそ、涼し~い映画館で映画鑑賞!
中でも、観ると背筋が凍るほど(?!)涼し~い気分に浸れる新作映画3本をご紹介します。
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
2016年7月9日からTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー、ジェシー・アッシャー ほか
©2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
エイリアンによる地球侵略に人類が勝利してから20年。
人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げていた。
そんな人類を試すかのように、アメリカ全土を覆うほど大きなエイリアンの宇宙船が出現。
彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力を身につけ、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃。
人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう…。
ディザスター・ムービーの雄、ローランド・エメリッヒ監督がまたまたやってくれました。
前作『インデペンデンス・デイ』を凌ぐ圧倒的なスケールで描く『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。
まさか21世紀になって『インデペンデンス・デイ』の続編を観ることになるとは、誰も予測しなかったはず。
だってエメリッヒ監督自身も「続編は作らない」と言い切っていたのですから。
しかしVFXの進化を目の当たりに「今なら当時出来なかったことも具現化できる」と確信。
コロリと気が変わって続編を製作することに…。
いやぁ~、世の中、何が起こるか分かりませんね~。
ちなみに、「リサージェンス」とは「復活・再起」という意味。
エイリアンからの襲撃が再開されたなら、地球上はいったいどうなってしまうのか…。
考えただけでも、背筋が凍る思いです。
–{あのポルターガイスト現象は、実話だった!}–
死霊館 エンフィールド事件
2016年7月9日新宿ピカデリーから全国ロードショー
監督:ジェイムス・ワン
出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、フランカ・ポテンテ ほか
©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
舞台はロンドン北部、エンフィールド。
4人の子供とシングルマザーの家族は、正体不明の音やひとりでに動く家具が襲ってくるなど説明のつかない現象に悩まされていた。
助けを求められた心霊研究家のウォーレン夫妻は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。
しかし幾多の事件を解決した夫妻でさえも、その家の邪悪な闇に危機感を抱く…。
実在の心霊研究家ウォーレン夫妻が追った事件を描き、全米で大ヒットを記録したホラー「死霊館」のシリーズ第2弾。
1977年にイギリス・ロンドン近郊で実際に起こり、史上最長期間続いたポルターガイスト現象として知られる「エンフィールド事件」が題材となっています。
映画を観ていると、これが実話だということを改めて認識させられる瞬間が多々あり、思わず背筋がゾゾゾッ。
『インシディアス』や『ソウ』で世界中を恐怖に陥れたジェイムス・ワン監督らしい、細やかな手腕が光る一作です。
–{美女と絶景と○○。コレ、最恐…。}–
ロスト・バケーション
2016年7月23日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ブレイク・ライヴリー
©2016 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.
夏と言えば、海!
海と言えば、サメ!!
“サメ映画”と言うと、ここ最近はDVDスルーになりがちなB級ムービーというイメージが拭えませんでした。
しかし夏の大本命として大きなスクリーンで堪能できるのは、パニックムービーファンとしては嬉しいトコロではないでしょうか。
サーファーで医者のナンシーは、休暇を利用して秘境のビーチへやって来た。
日が暮れるのも忘れてサーフィンに没頭していたが、突然海中で何かにアタックされ脚を負傷。
なんとか近くの岩場までたどり着いたが、岩の周囲には獰猛で危険な人喰いサメが旋回していた。
岩場から海岸までの距離は、わずか200メートル。
しかし潮が満ちてきて海面は上昇しており、足元の岩場が沈むまでのタイムリミットは、残り100分。
果たしてナンシーは、無事に海岸まで辿り着けるだろうか…。
人喰いサメに襲撃されたヒロインを演じるのは、ドラマ「ゴシップ・ガール」で大ブレイクしたブレイク・ライヴリー。
「ゴシップ・ガール」、ハマりました~。
私の中では、いまだブレイク=セリーナなんですよね~。
しかし全編水着姿で悪夢のようなシチュエーションに身を置く姿は、その概念を覆すほどの存在感。
美女と絶景とサメ。
このコントラスト、たまりません!…なんて、呑気なことは言ってらません。
青い海をユラユラ旋回するサメの姿に、身体が凍り付くこと必至です!
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。