はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
いやぁ〜、オーディオコメンタリー上映って楽しいですね!
八雲ふみねです。
先日開催された劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』スペシャルトークショー第3弾。
この日はキャスト・スタッフが結集し、お客様と一緒に映画を観ながら生コメンタリー上映を行いました。
この日の登壇者は、堀内賢雄さん、野村勝人さん、鵜殿麻由さん、逢葉まどかさん、林祐一郎監督、久保宗一郎音響監督、久保亨プロデューサー。
キャラクターの裏設定や本編では使用されなかった構想を明かしていく制作陣。
思い入れのあるシーンやそれぞれのお気に入りのシーンについて、思い入れをアツく語る声優陣。
意外なエピソードの数々に、お客様からは時に笑いが、そして時に感嘆の声がこぼれます。
しかしストーリー上重要なシーンにさしかかると、コメントを止め見入ってしまうゲストの皆さん。
美しい映像と音楽、そして魂こもった芝居になると思わず引き込まれてしまうのも、お客様と同じ。
貴重なコメントの数々に大盛り上がりとなりました!
…というコトで。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.67
今回は…。
夏休み映画2016、八雲ふみねも注目したいキャラクターたちが登場する話題作をご紹介します。
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
2016年7月1日から全国ロードショー
製作:ティム・バートン
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカ、リス・エバンス、ヘレナ・ボナム・カーター ほか
©2016 Disney. All Rights Reserved.
アリスが不在の不思議の国で、事件が発生。
悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。
アリスは白の女王たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるために、過去を変えようとする。
そんな彼女を待ち受けていたのは、秘められた“真実”と、時間の番人タイムとの戦い。
果たして、アリスはマッドハッターを救うことはできるのか。
そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか…。
製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップで贈る、空前のブームを巻き起こした待望のシリーズ最新作。
今度は、時間を遡るアリスの冒険を描いた、ファンタジー・アドベンチャー。
ミア・ワシコウスカ(アリス)、ジョニー・デップ(マッドハッター)、アン・ハサウェイ(白の女王)、ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王)ら、前作の豪華キャストが続投。
チェシャ猫、白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディー、アンダーワールドの住人たちも健在。
時間を司るタイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが好演。
魅力的なキャラクターたちがスクリーン狭しと動き回る姿に、否応なしに胸が高鳴ります。
ファンタジーワールドの色彩豊かな映像にも目が釘付けになりますよ。
–{ついにアイツが出現!}–
シン・ゴジラ
2016年7月29日から全国東宝系にてロードショー
脚本・総監督:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
准監督・特技統括:尾上克郎
出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ ほか
©2016 TOHO CO.,LTD.
このフォルム、見るだけでわくわくしますよね〜。
『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズ。
シリーズ29作目にあたります。
タイトルになっている『シン』は、“復活”でも“再生”でもなく、“新”しいゴジラという意味。
「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」をテーマに、日本のゴジラ史上初めてのフルCGで制作。
脚本・総監督を務めるのは、『エヴァンゲリオン』シリーズの生みの親・庵野秀明監督。
『エヴァンゲリオン』で社会現象巻き起こし、いまもっとも新作の公開が待望される監督の一人。
そして監督・特技監督を務めるのは、『進撃の巨人』2部作の樋口真嗣監督。
二人の監督のコラボレーションによりどんな世界観が生まれるのか、期待大ですね。
気になるキャスト陣も、若手から個性派俳優、歌手・アーティスト・映画監督と、ジャンルを超えた総勢328人が出演。
どこを切り取ってもゴジラ級のパワフルなエンターテイメント超大作です。
そんな『シン・ゴジラ』、やっぱりゴジラの全身ビジュアルを一目だけでも観たいっ!
シリーズごとにさまざまなビジュアルのゴジラが誕生してきましたが、今作のゴジラは1954年に公開された初代ゴジラに近いのでしょうか。
表皮が内側から赤く発光しているサマは、なんとも生々しいですね〜。
体長は史上最大の118.5メートル。
「これぞ本家!」と呼べるゴジラ旋風、巻き起こるか?!
–{このモフモフ感がたまりませんっ!}–
ペット
2016年8月11日から全国ロードショー
監督:クリス・ルノー
声の出演:ルイス・C・K、エリック・ストーンストリート、ケビン・ハート、ジェニー・スレイト、エリー・ケンパー
©UNIVERSAL STUDIOS
ニューヨークで大好きな飼い主ケイティと何不自由ない生活を送っている、犬のマックス。
ケイティが出かけると、同じアパートに住む他のペットたちがマックスの部屋にやって来る。
そして飼い主の恥ずかしい話を披露し合ったり、一緒に「アニマル・プラネット」を観たり、カワイイ表情の練習をしたりして、楽しい日々を過ごしていた。
ところが、ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保護して連れて帰って来たことから、マックスの完璧な生活が一変。
互いに自分が優位に立とうと奮闘するうち、 マックスとデュークは大都会のど真ん中で迷子になってしまう。
果たして2匹は、ピンチを切り抜け、ケイティが帰宅するまでに無事に家に帰ることが出来るのだろうか…。
世界中で大人気の『ミニオンズ』を世に贈り出したスタッフたちが手がける新作アニメーション。
今度の主役は、ペットたち。
飼い主が出かけた後、家でお留守番しているペットちゃんがどんな風に過ごしているか…。
そんな疑問を映画にしたのが本作です。
ペットたちの仕草というのは、問答無用の可愛らしさがあり、飼い主さんたちにしてみれば「我が子がイチバン! 」ですよね。
この映画に登場する動物たちも愛らしい表情とユーモアあふれる行動で、観客のハートを鷲掴みに。
私は特に、あのホワホワした毛並みを見るとトロけそうになるんですよ。
顔をうずめてモフモフした〜〜いっ!
…と思わせるような、細かいディテールまで表現するアニメーション技術にも驚愕です。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。