はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
関東地方も梅雨入りしましたね。
さて。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.64
今回は…。
劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』舞台挨拶の模様をダイジェストでお届けします。
雨宮慶太監督・原作の「牙狼〈GARO〉」シリーズ10周年記念作品にして初のアニメーション映画となる、劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』。
テレビアニメ「-炎の刻印-」から4年後を舞台に、魔女狩りで処刑された魔戒法師を母に持ち、魔戒騎士最高位の称号<ガロ>を受け継ぐ青年レオンと、“最も美しい”と呼ばれるホラー、ニグラ・ヴュヌスの戦いを描いています。
圧巻のバトルシーンと胸アツなストーリー展開で、これまでの「牙狼〈GARO〉」ファンはもちろん、目が肥えたアニメファンも、見れば驚愕の一作。
その完成披露プレミア上映会には主演の浪川大輔さん、萩原聖人さん、林祐一郎監督が。
初日舞台挨拶には主演の浪川大輔さん、堀内賢雄さん、富田美憂さん、林祐一郎監督がそれぞれ登壇。
八雲ふみねが司会を務めました。
まずは、完成披露プレミア試写会の模様から。
浪川さんと萩原さんは旧知の仲で、トークの息もぴったり。
萩原さんは本作で「牙狼」シリーズ初参戦ですが、キャストの方々とは別の作品でご一緒した機会もあり、林監督いわく「ずっと以前から居るように、場の雰囲気に馴染んでいた」とか。
アフレコ現場での印象的なエピソードを伺うと「ボールペンを貸したんだけど、なくしちゃうんですよ」と、ボヤく浪川さん。
一方の萩原さんは「撮影現場で文房具を使う習慣がないからね。すぐに忘れちゃうんですよ」と我関せずといった表情。
それでもお互いのお芝居の話になると…。
「萩原さんはストイックに役を突き詰めていく。その姿に刺激を受けました」と浪川さんが語れば、萩原さんも「アクションシーンでの声の当て方は、さすが。あんなに速い映像に合わせるなんて素晴らしいですよ」と、お互いに絶賛。
アプローチの仕方は違えども、キャラクターに魂を吹き込む作業を共にすることで、刺激を受けたご様子。
林監督は「テレビシリーズからのタイムラグを感じることなく収録することが出来ました。早く皆さんに観てもらいたい」と、その完成度に自信を覗かせてらっしゃいました。
–{堀内賢雄が語る浪川大輔の“伸びしろ”って?}–
続いては、初日舞台挨拶。
こちらは、浪川大輔さんと堀内賢雄さんの気心が知れた丁々発止で大盛り上がり。
声優として常に第一線でご活躍、これまでにも共演の機会が多いお二人。
堀内さんはアフレコ収録を振り返って「(浪川さん演じる)レオンの成長と共に、浪川君も成長して…」と、ニヤリ。
すると浪川さん、「知り合ってから30年経ちますけど、僕、まだ伸びしろがありましたか?」と、照れ隠し。
「収録終わりに二人で飲みに行った時に、芝居の話をしたのは初めて」と、振り返る堀内さん。
アフレコ現場でも現場以外でも、一緒に良い時間を過ごされていたようです。
そして、ご自身の収録については…。
ベテランの声優さんでさえなかなかOKテイクが出なかったという収録現場。
「『もう一回、もう一回』と妥協なくテイクを繰り返すことで、僕の芝居もどんどん変化していく。何回も挑戦することが嫌じゃなかったですね」と語ると、「『まだいける!』と、みんなで高みを目指していくいい雰囲気の現場でした」と、大きく頷く富田さん。
また林監督は「スタッフ、キャストに恵まれた作品。すべてのカットにこだわって製作することが出来ました」と、ようやく迎えた公開初日の喜びを爆発させてらっしゃいました!
–{劇場版『牙狼 GARO -DIVINE FLAME-』のさらなる魅力知りたい人に朗報!}–
さて、全国の映画館で絶賛公開中の劇場版『牙狼 GARO -DIVINE FLAME-』。
新宿バルト9「cafe oase」で期間限定オープンしている「GARO cafe」も、好評につき期間延長が決定!
作品オリジナルのホットサンドなどや劇場版『牙狼 GARO -DIVINE FLAME-』の世界観を楽しめますよ。
「炎の刻印サンド」、カフェオープン当日に私もいただきましたが、トマトの酸味とサルサソースの辛さが絶妙です!
「GARO cafe」は6月10日まで。
また「牙狼 GARO -DIVINE FLAME- スペシャルトーク第2弾」も開催決定。
なんと、映画本編未公開シーンのコンテを本邦初公開!
そんなお宝があったのか…と驚愕です。
これは見逃せませんよ!!
詳しくは、コチラ。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』
大ヒット公開中
原作:雨宮慶太
監督:林祐一郎
声の出演:浪川大輔、堀内賢雄、朴璐美、野村勝人、富田美憂、小宮有紗、萩原聖人 ほか
©2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。