はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
牙狼10周年を記念して2月11日(木)に舞浜アンフィシアターで開催されたイベント「牙狼10周年記念 魔界ノ宴 -GARO FES.-」のスペシャル番組が、いよいよ、4月16日(土)にオンエアされます。
夜の部で司会を務めさせていただいた私、八雲ふみねも出演しています。
牙狼10周年記念 魔界ノ宴 -GARO FES.-
2016年4月16日(土) 21:00〜24:30
ファミリー劇場
出演 : 雨宮慶太、藤田玲、栗山航、南里美希、中山麻聖、秋元才加 ほか
舞浜アンフィシアターで共に盛り上がった人も、
ご来場いただけなかった人も、
是非、ご覧下さい!
…というコトで。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.59
今回は…。
「牙狼 -紅蓮ノ月-」、『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』、そして「牙狼〈GARO〉-魔戒烈伝-」!
3月26日に東京ビッグサイト「ANIME JAPAN 2016」 で開催された「牙狼SPECIAL STAGE 2016」を振り返りながら、
牙狼〈GARO〉っとガロ情報満載でお届けします!
朝早くからファンの皆さんが駆けつけて下さいました!「牙狼 SPECIAL STAGE 2016」。
まず最初に登場したのは、「牙狼 -紅蓮ノ月-」から主演の中山麻聖さんと、メインキャラクターデザインを手がけた桂正和さん。
『牙狼 ‐紅蓮ノ月‐』は、『牙狼<GARO>』のTVアニメシリーズ第2弾。
平安時代を舞台に黄金の鎧を持つ若き魔戒騎士・雷吼が、京の都に蔓延る火羅(ホラー)と呼ばれる物の怪と戦っていく姿を描いています。
半年にわたって、主人公・雷吼を演じてきた中山さん。
実写版「牙狼-魔戒ノ花-」では冴島雷牙を演じ、『牙狼 ‐紅蓮ノ月‐』では声優として雷吼を演じる。
ひとりで2人の魔戒騎士に扮したのは、『牙狼<GARO>』史上、中山さんだけなんですよね。
しかし意外にも「牙狼SPECIAL STAGE」への出演は、今回が初。
「緊張していて、けっこう手が震えています」と素直に告白してしまうのも、麻聖さんらしい。
さて、『牙狼 ‐紅蓮ノ月‐』に話を向けると、「雷吼の物語が終わってしまうという寂しさが、だんだん募ってきました」と、本音をポロリ。
収録を振り返りながら「演じていく中で、雷吼と自分自身が似てきたかなと思います」と中山さんが話すと、
「それは、キャラクターとひとつになってきたということでしょうね」と、桂さん。
数々の魅力的なキャラクターを生み出している桂さんの見解に、麻聖さんもお客様も大きく頷くことしきり。
また今回手がけたキャラクターデザインのコンセプトについては
「物語の舞台となる時代が変わっても、どこかに雨宮慶太監督が構築した『牙狼<GARO>』の世界観の匂いを残したかったんです。
元々雨宮監督とは仲がいいし、『牙狼<GARO>』は大好きなので、楽しかったですよ」と、語って下さいました。
「牙狼-紅蓮ノ月-」BD&DVD BOX1は、現在好評発売中。
シリーズ前半の雷吼たちの闘いをお見逃しなく!
–{劇場版『牙狼-DIVINE FLAME-』その出来映えは…?}–
続いての登場は、劇場版『牙狼-DIVINE FLAME-』から林祐一郎監督。
5月21日から新宿バルト9ほか全国公開となる新作について、たっぷりお話を伺いました。
劇場版『牙狼-DIVINE FLAME-』は、2014年から放送され た「牙狼‐炎の刻印‐」の4年後を描く、新作劇場版アニメーション。
1年にわたって、寝る間も惜しんで本作の製作にいそしんできた林監督。
披露困憊していらっしゃるのかと思いきや、この日はいつも以上にすっきり晴れやかな表情で…。
「監督、もしかして…。 完成、したんですか????」
恐る恐る、バックステージで私が伺うと、
「はい!すぐにでも見てもらいたいほど、かなりの手応えを感じています」と、満面の笑顔。
うっひょ〜、これは期待が膨らみますっ!
スペシャルステージでは、JAM Projectによる主題歌に乗せて、約1分半のプロモーション映像を初上映。
そのクオリティの高さに、客席からも感嘆の声が上がるほど。
「1シーン1シーンがとても濃密。この迫力を是非スクリーンで体感してほしい」と、力強く話して下さいました。
そんな劇場版『牙狼-DIVINE FLAME-』。
私、八雲ふみねもいち早く初号試写で拝見しました。
黄金騎士ガロの称号を受け継いだレオンたちが、隣国バゼリアに巣食う“最も美しい”と言われるホラーとの激闘を切り広げる本作。
アクションシーンでは、アニメーションならではの表現方法を追求。
スピード感と圧倒的な迫力は、目を見張るものがあります。
そして、気になるストーリーは…。
これがちゃんと『牙狼<GARO>』なんですよ。
そんなの当たり前じゃん!
…と、総ツッコミが入りそうですが。
『牙狼<GARO>』シリーズを語るうえで重要なキーワードやスピリットがちゃ〜んと盛り込まれていて、
しかもレオンを中心としたキャラクターたちの新たなストーリーとしても、きちんと成立している。
もう、目からウロコなんでですよっ。
…っとっとっと。
マズイなぁ、この調子だとエンディングまで書いてしまいそうだなぁ〜。
…というコトで、是非、映画館でご覧下さい ♪
–{10周年限定ユニット「魔戒歌劇団」、今後の活動はどうなる???}–
「牙狼SPECIAL STAGE 2016」、最後に登場したのは、魔戒歌劇団。
魔戒歌劇団は、牙狼シリーズ10周年を記念して結成されたスペシャルユニットで、昨年の「ANIME JAPAN 2015」で正式にお披露目されました。
REKKA(松山メアリさん)、RYUME(桑江咲菜さん)、YUKIHIME(黒木桃子さん)、ANNA(大関英里さん)、
さまざまなイベントやソロライブを通じて、いまでは4人のトークも息ピッタリですよね〜。
この日は、テレビシリーズ「GOLD STORM-翔」の第2クールのエンディング主題歌「紅蓮白蓮」を熱唱。
さらに、4月8日スタートの新テレビドラマシリーズ「牙狼‐魔戒烈伝‐」のエンディングテーマを担当することが発表されると、会場のファンからは大きな拍手が沸き起こりました。
「魔戒歌劇団としての活動を続けられて嬉しい!」と、意気込みも新たなメンバー。
完成したばかりの新曲「篝火ノ夢」を初披露して下さいました。
さて。
現在、放送が順次スタートしている「牙狼〈GARO〉-魔戒烈伝-」。
10周年記念オールスター作品と銘打たれた本作は、歴代のキャストが大集結する豪華オムニバス作品であることだけが伝えられており、
キャスト・スタッフ・内容、すべてシークレット。
牙狼10周年の集大成、かつ前代未聞とも言えるドラマシリーズです。
ストーリーテラーは、螢雪次朗さん演じるゴンザ。
ますますミステリアスですなぁ〜。
この「何も分からない」という感覚、いいですよね〜。
これから何が始まるんだろう…
と、ドキドキしながらテレビの前に座る高揚感。
情報過多の昨今、すっかり忘れていたような感覚のような気がします。
牙狼シリーズ10年分の蓄積されたスタッフ&キャストの想いが凝縮された濃厚なシリーズとなりそうです!
そして最後に。
写真は、「ANIME JAPAN 2016」 に出展された「牙狼ミュージアム」にて。
スペシャルステージでの司会を務めた後、訪問しました。
勢揃いした歴代魔戒騎士。
魔戒騎士・魔戒法師たちの衣装、魔道具、剣。
そして壁一面に広がる、雨宮慶太監督が描いた牙狼<GARO>ワールド。
ミュージアムの模様は、コチラでもご覧いただけます!
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
牙狼 -紅蓮ノ月-
2016年4月2日、BD&DVD BOX1リリース
2016年7月6日、BD&DVD BOX2リリース
原作:雨宮慶太
監督:若林厚史
メインキャラクターデザイン:桂正和
キャスト:中山麻聖、朴璐美、矢島晶子、浪川大輔、堀内賢雄、関智一、影山ヒロノブ
発売元:東北新社
販売元:ポニーキャニオン
©2015「紅蓮ノ月」 雨宮慶太 / 東北新社
劇場版『牙狼-DIVINE FLAME-』
2016年5月21日から新宿バルト9ほか全国公開
原作:雨宮慶太
監督:林祐一郎
脚本:小林靖子
キャスト:浪川大輔、野村勝人、朴璐美、堀内賢雄、富田美憂、小宮有紗、萩原聖人
©2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社
TVシリーズ「牙狼〈GARO〉-魔戒烈伝-」
テレビ東京ほかにて4月8日(金)深夜1時23分から放送開始!
スターチャンネル(BS10ch)【無料放送】、CSチャンネル・ファミリー劇場にて順次放送
※ファミリー劇場では特別ミニ番組「魔戒指南」付きで放送。
©2016「魔戒烈伝」雨宮慶太/東北新社
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。