現在公開中の映画『パディントン』が、公開2日目となる本日2016年1月16日に舞台挨拶を行い、本作でボイスキャストをつとめた松坂桃李、斉藤由貴、三戸なつめが登壇した。
松坂&斎藤&三戸が登壇!映画『パディントン』舞台挨拶
映画『パディントン』は、世界30ヶ国語以上で翻訳、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説「パディントン」を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンが実写映画化した作品だ。すでに全世界では興行収入320億円を超える大ヒットを記録し、日本が最後の公開となった。
本作で主人公パディントンの日本語吹替を松坂桃李が、パディントンを温かく迎え入れてくれるブラウンさん一家の優しいお母さんを斉藤由貴、ブラウンさん一家の長女でしっかり者の勉強家ジュディの吹替えを三戸なつめが担当しており、本日の舞台挨拶に登壇した。
上映前、パディントンがエスコートする形で松坂桃李、斉藤由貴、三戸なつめが登場。「皆さん今日はお越しくださってありがとうございます!可愛らしいパディントンを観て、子供向け映画だと思っている方、結構びっくりされると思います。本当に面白い映画です!」と松坂桃李が挨拶すると、続く三戸なつめも「初めてのアフレコはすごく緊張しながらでしたが、パディントンにずっと癒されながら、楽しい時間を過ごすことができました。公開を迎えられて、素敵な時間を皆さんと共有できることが嬉しいです!」と興奮気味で挨拶。
一方の斉藤由貴は「私が演じたブラウン夫人は、パディントン駅でクマを見つけて、パディントンの名付け役なんです!そんな大役を演じられて光栄です。」とコメントしつつ「あっ!これ、ネタバレかしら!あんなに始まるまで注意していたのに。でも本当にすごく素敵なお話しで、私自身クマに泣かされるとは思いませんでした」と観客の笑いを誘った。
松坂桃李:本当にクマを演じるんですよね?
ついに映画が公開を迎えたことに対して松坂桃李は「クマの声のお話をいただいたときは、衝撃が走りました、正直最初は『む、無理かも』と思いながら『本当にクマを演じるんですよね?』って何度も聞き返してしまいました。でも有吉さんもやられていたし、頑張ってみようかと」と当初の気持ちを振り返り、「映像を観てからは、パディントンが終始可愛くて、早く皆さんにもその可愛さを伝えたいなと思っていたので、今日を迎えられて嬉しいです」とコメント。
斉藤由貴も「最初に映像を見た際に、ロンドンの街並みや、ブラウンさんのおうちが本当にステキで、美しくて。皆さんもあなどることなかれ!って感じです」とコメント。
三戸なつめも「小さい頃からパディントンが本当に大好きで、作品に携われたことは本当に光栄ですし、劇中、私が演じたジュディがパディントンと一緒にクマ語を話すシーンがあるのですが、まさかパディントンとクマ語を話す日がくるなんて!と嬉しかったです」とそれぞれ喜びを語った。
斉藤由貴:ブラウン夫人のもつ雰囲気も大切にして
“紳士すぎるクマ”のパディントンと自身との共通点を聞かれた松坂桃李は「ん~肌の色ですかね(笑)ずっとアフレコしながら思っていました。今日の服はパディントンをイメージした(ベージュ)なんです」と笑顔で返答。
一方、久しぶりの吹き替えとなった斉藤由貴は「サリー・ホーキンスさんが演じたブラウン夫人は英語を話しているわけで、話すスピードも長さも違うんですよね。そこにぴったり声をあてることに注意しながらも、彼女が演じたキャラクターのニュアンスを壊さないよう意識しました。また、アーティストであるブラウン夫人のもつ雰囲気も大切にして、でも私が演じることで、何かプラスしたいなと思いながら臨みました」とアフレコを振り返った。
–{三戸なつめ、切りすぎた前髪で…}–
プロモーション期間中、試写会やイベント等で3人の中で最もパディントンと登壇してきた三戸なつめは、「昨日もラジオも一緒に出たり、ライブにも遊びに来てくれたり、多分一番パディントンと会っていたので、すごく寂しい!」と本日のイベントでパディントンとしばしのお別れとなることに対して、寂し気な表情を浮かべつつ「次に会った時は、私の出身地である奈良を案内して、鹿に一緒に鹿せんべいをあげたい!」とパディントンへの熱い想いを語った。
三戸なつめ、切りすぎた前髪を巻いて…
MCから“最近やってしまった失敗”を聞かれ、松坂桃李は「今年の正月に実家に帰った際、甥っ子にお年玉をあげようと思っていたのに、あげる直前にお金を持っていないことに気が付いて…点!焦ってすぐ銀行でお金をおろしました(笑)なんとか間に合いましたけど、3歳くらいになる甥っ子に適切な金額はいくらだろうと迷いました。いくらあげたかは秘密です」と正月エピソードを披露。
斉藤由貴は「冬休みがあったお子さんも多かったと思いますが、私の子が冬休み最後の日に山ほど宿題が終わっていないことが発覚して点…。『なんでこんなにやってなかったの~!』って頭からツノを出すくらいに怒ったんです。夜中まで頑張ってなんとかすべてやりきったのですが、翌日学校から『1つも宿題を出してない』って電話がかかってきまして点…。昨日あんなに頑張って宿題をやったのに、勉強机に全部置き忘れていたんです。なんでランドセルまで入れるところまで確認しなかったんだろうって自分を反省しました(笑)」と自身の子供に関する話を披露。
三戸なつめは「私は前髪が短いんですけれど、この短さでも巻くんですよね、前髪。でも短すぎておでこをやけどしちゃうことが多くて。最近もやってしまいました(笑)この短さだと隠しようがないので、気をつけます!」自身の特徴である切りすぎた前髪についての意外な失敗談を暴露した。
最後には、会場に集まった観客と三本締めで映画のヒット祈願となり、松坂桃李による「いよーおっ!」という掛け声で場内が一つになり、三本締めは見事一発成功!!拍手が鳴りやまない中、松坂桃李が「本当にパディントン、すごく素敵です。またパディントンを取り巻く家族や周囲の人たちもみんな素敵で、家族の愛や絆が美しく、あたたかく描かれている作品です。どうやら続編も作られているみたいなので、皆さんも口コミを広めていただいて、ぜひ続編も日本公開が実現してもらいたいなって思います。パディントンにもまたぜひ会いたいので!」と締めくくった。
映画『パディントン』は大ヒット公開中。
(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear™, Paddington™ AND PB™ are trademarks of Paddington and Company Limited
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