カットニスの三角関係も完結!『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』感想

映画コラム
ハンガーゲーム

シネマズ公式ライターのアスカでございます。

シリーズものが完結するときって、これでやっとストーリーのゴールまでたどり着いたとホッとするものの、もう次はないのか〜という寂しさを感じますね。『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』もそうです。

全三部作のハンガー・ゲームはラストが前編・後編になっていて、前編にあたる『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』は6月に公開となりました。そして、後編の『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』が2015年11月20日に世界同時公開され、まさに今観てきたばかりの筆者はついに最後までストーリーを知ったことで興奮しながらこの原稿を書いています!これで本当にハンガー・ゲームが完結しました。

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個性ある男性キャラクターたちに注目!

とはいえ、ストーリーをシネマズで書くのは控えておきますね(笑)『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』ではジェニファー・ローレンスの演じる主人公カットニス・エヴァディーンが大活躍するのはもちろんなんですが、今作では男性キャラクターにもぜひ注目してほしいなぁ。それがいい意味で見どころの1つになっていて面白いんです!

第74回のハンガー・ゲームでカットニスとパートナーとして行動を共にしたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は前作で敵である政府軍から救出されましたが、洗脳されているため今作でもぶっちゃけ厄介なキャラです。

カットニスの幼なじみで心の支えとなっているゲイル(リアム・ヘムズワース)はイイやつなんだけど、嫉妬深いところが強いのでやっぱりこちらも厄介。

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忘れちゃいけないのがドナルド・サザーランドが演じる独裁国家パネムのトップで冷徹なスノー大統領。これまで行われてきた残酷な破壊活動はすべてのスノーの仕業なのですから、カットニスは反乱軍としてスノーを暗殺することを最大の目的としています。しかしながら、スノーもカットニスを抹殺することを楽しみとしているんで悪趣味だな〜と。カットニスの周りはほんと厄介な男ばかりです(笑)

–{ジェニファー・ローレンスの表情が素晴らしい!}–

ジェニファー・ローレンスの表情が素晴らしい!

そうそう。カットニスはスノーただ一人を暗殺すればいいと考えている一方で、周囲の人間たちの考えはちょっと違うようでそれを肌で感じたカットニスは少々戸惑いを見せるシーンがあるんですけど、そのときのジェニファー・ローレンスの表情が実にイイ。上手い!というのは女優なので当たり前ですが、本当に演技が素晴らしいんですよ。観ているこちら側に戸惑いの様子がしっかり伝わってくる!観ていて「そうだよね、そこは動揺して当然だよね」とカットニスの気持ちに入り込んでいる自分がいました。

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過去作品はしっかり観ておこう!

ちなみに、『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』の本編が始まる前には過去作品のあらすじをまとめた映像が流れるので、1作目や2作目、3作目前編の記憶が曖昧でも思い出せるようになっていますよ!ただ、まったく過去作品を観ていない場合は厳しいのでBlu-rayなどで観ておくことをオススメします。オマケ情報として、日本語吹替版ではカットニスの声を水樹奈々が演じるなど声優陣も豪華です!

今回、キャラクターを中心に感想を書いてみました。ネタバレしないようになっているので、読んでいて何のこっちゃとわからない部分もあったかもしれませんが、それはぜひ劇場でご覧になってくださいね。カットニスとピータ、ゲイルの三角関係は一体どうなるのかも見どころですし、そして、マジかよっ!?とビックリするラストが待っていますよ。すごく面白かったです!真実は劇場で!

公式サイト:http://hungergames.jp/

(文・アスカ)

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