こんにちは。松竹映画宣伝部の安永です。
突然ですが、あなたは「松竹七不思議」を知っていますか？
松竹七不思議とは、最近松竹映画宣伝部で噂になっている心霊現象のこと。残業中の社員が、度々幽霊らしきものを目撃しているのです。
私は恐怖に怯えています。なぜなら、どうしても仕事が終わらず、今夜残業をしなくてはいけないから・・・。
「幽霊が怖い・・・」なんていう理由で、残業を拒否することはできません。でも、誰もいないオフィスでひとり仕事をするのはちょっと不安・・・。
そこで、強力な助っ人を呼ぶことにしました。自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルの大川竜弥さんです。大川さんなら、きっと私を助けてくれるはず。
大川「はい！ これから向かいます！」
さすが、大川さん！
「お時間ちょうだいできますか？」のひと言で、急なお願いなのに快く引き受けてくれました。いざというとき、頼りになる男性って素敵ですよね？
これで、安心して残業することができます！
待つこと1時間、松竹映画宣伝部に大川さんがやってきました。
安永「大川さん、ご無沙汰しております。突然連絡してしまい、ほんとにすみません・・・」
大川「いいんですよ。安永さんが困っているときは、いつでも駆けつけます！ で、なにがあったんですか？」
安永「実は、松竹七不思議が怖くて・・・。残業中の社員が、何度も幽霊らしきものを目撃しているのです」
大川「ゆ、幽霊ですか！？ ま、まかせてください・・・」
安永「もしかして、大川さんも幽霊苦手ですか？」
ちょっとだけ不安そうな、大川さん。
新作映画の宣伝のため明日までに内容を確認しないといけないので、2人で試写室へ行くことにしました。
–{恐怖の試写室へ…}–
大川「松竹七不思議ってどんな内容なんですか？」
安永「話すだけでも怖いのですが、ひとつは“トイレの太郎さん”です。残業中男性トイレの小便器で用を足していると、隣に見たこともない男性が現れ、覗きこまれるというものです」
大川「それは、ダブルの意味で怖いですね・・・」
安永「男性トイレなので、私は関係ありませんが・・・。もうひとつが、これから行く試写室です。残業中にひとり試写室で映画を観ていると、白いドレスを着た女性の幽霊が背後に現れ、肩を叩かれるらしいのです」
大川「わ、わかりました・・・。なんとしてでも、安永さんを守ります・・・」
ここが、問題の試写室です。松竹七不思議が噂になってから、私はひとりで試写室を利用したことがありません。この広々とした空間に暗い中ひとりきり・・・、不気味ですよね？
安永「ちょっと怖いですけど、大川さんがいれば安心ですね！」
大川「そうですよ！ 映画デートみたいでウキウキします！」
安永「あ！！！」
大川「どうしました？」
安永「ちょっと忘れ物をしたので、取ってきてもいいですか？」
大川「は、はい・・・（映画デートみたいなんて言ったから、キモいと思われたのかな？）
–{そして恐怖体験がはじまる…}–
大川「たしか、松竹七不思議によれば、ひとりで映画を観ていると、白いドレスを着た女性の幽霊が背後に現れ、肩を叩かれるんだよな・・・」
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大川「う、うおおおおおおおおお！！！！！」
大川「ほ、ほんとにでたあああああああああ！！！！！」
大川「ま、またでた！！！ 安永さん助けてぇぇぇぇぇ！！！！！」
幽霊「お、大川・・・」
大川「なんで名前知ってるんだよぉぉぉぉぉ！！！！！」
–{そして迎える戦慄の結末}–
幽霊「大川さん・・・、ちょうだい・・・」
幽霊「大川さんの時間をちょうだいできますか？」
大川「え・・・？」
大川「や、安永さん・・・？」
安永「もう、大川さん逃げないでくださいよ。松竹の新作映画『劇場霊』の宣伝をお願いしようと思ったのに」
大川「ど、どういうことですか・・・？」
安永「2015年11月21日（土）から映画『劇場霊』が公開されるんです。主演は、AKB48のぱるること島崎遥香さん。監督は『リング』、『クロユリ団地』などで知られる日本ホラー映画界の巨匠・中田秀夫監督です」
大川「ちょっとよくわからないんですけど・・・」
安永「大川さんに宣伝してもらおうと思い、連絡しました。映画の印象的なセリフが『ちょうだい』なので、お時間ちょうだいできますか？ と電話したんです！」
大川「そういうことですか・・・」
大川「松竹七不思議は・・・？」
安永「もちろん、全部ウソです！」
映画『劇場霊』は11/21（土）から全国ロードショー
2015年11月21日（土）から全国ロードショーとなる映画『劇場霊』の魅力は、この記事と同じように、息もつかせぬ展開です。劇場という閉ざされた舞台で次々と登場人物を襲う恐怖は、”ジェットコースター・ホラー“と呼ばれています。
幽霊の怖さだけではなく、主役をゲットするために巻き起こる、女優同士のドロドロとした人間関係もとっても怖いんですよ！
私が着ていた白いドレスは、作品に登場する球体関節人形の衣装をイメージしたもの。無機質で無表情な人形が、出演者を襲うシーンを再現してみました。
みなさん、劇場に足を運び、映画『劇場霊』を鑑賞してください！
また、全国13劇場で、今話題の4DX上映が決定しています。視覚だけではなく、身体全体でジェットコースター・ホラーを体感してみてはいかがでしょうか？
映画『劇場霊』オフィシャルサイト
http://gekijourei.jp/
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