AARON(炎亞綸・アーロン)という台湾のアーティストをご存知でしょうか? 台湾のSMAPや嵐のようなグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」の一員で、台湾では知らない人がいないレベルの人気を誇っている超イケメンのアーティストです。
どれくらいイケメンかというと…「あまりのカッコよさに嫉妬する気がおきないどころか、これがうちのAARONです!」と人に紹介してまわりたくなるほど!
そんなAARONが、ニューシングル「Gelato」のリリースを記念してワンマンライブ“AARON 「Gelato」 Release Special Live 2015”を9月15日・17日に大阪・梅田CLUB QUATTRO、東京・渋谷CLUB QUATTROで開催しました。その様子を写真をふんだんにいれてレポートします。
ライブツアーは、「Gelato」や「MOISTURIZING」などAARONの日本オリジナル曲のプロデュース・作曲を務める元JUDY AND MARYのTAKUYAさんを中心に編成されたスペシャルバンドを引き連れて行われました。
AARON スペシャルバンド
TAKUYA(Gt)、友森昭一(Gt)、伊藤千明(Ba)、村原康介(Key)、飯塚啓介(Mani) かどしゅんたろう(Dr)
こちらは、ライブ開始前に円陣を組んで気合いをいれているところ。TAKUYAさんのライブでは恒例のシーンで、大阪と東京どちらの公演でもメンバー全員で気合いをいれていました。
ここからはいよいよライブのレポートです。
東京公演は、AARONの「Are you ready? Tokyo!」の掛け声とともに、ニューシングル「Gelato」で幕開け!
バッチリポーズを決めるAARON。後ろ姿でもカッコよさがわかりますよね!
「Gelato」がはじまると、AARONがステージを縦横無尽に踊りながら手拍子をうながして、あっという間に観客を釘付けにしていきます!
演奏後、「みなさんこんばんは、AARONです。今日はぜひ楽しんでいってください!さっきの曲は僕の新しいシングルGelatoです」と挨拶をすませると、ファンとの会話を楽しむAARON。
AARONは、東京も大阪のライブも全体を通してファンの声に耳をかたむけて、日本語・英語・中国語の3ヶ国語で会話を楽しんでいました。
4曲目から6曲目までは、このツアーに合わせてAARONが選曲したカバー曲を披露。ギターが印象的なAdam Lambert(アダム・ランバート)の「Whataya Want from Me」からはじまり、同じくAdam Lambertの「No Boundaries」、そして、Coldplayの代表曲「Yellow」を力強く歌い上げます。
僕が特に印象に残っているのは、「Whataya Want from Me」。AARONの甘い声と、元レベッカの友森さん(Gt)が奏でるギターは格別でした。
Adam Lambert Whataya Want from Me
ここで前半戦が終了。
AARONがMCをしているあいだに、ステージではアコースティックギターとイスが用意されます。そして、ライブのためにアレンジされた「一刀不剪(No Cut)」のオリジナルバージョンがはじまりました。
この曲は、各メンバーのソロも入った構成。ゆったりとしたアコースティックギターのソロと、AARONが「put your hands up!」とノリノリに会場を盛り上げるマニュピレーターのデジタルサウンドが合わさったスペシャルなソロに会場は大いに盛り上がりました。
「一刀不剪(No Cut)」の後はAARONのMC。
「日本のライブハウスでライブをすることが夢でした。TAKUYAさんと佐久間(正英)さんと出会って夢を達成できました。僕のそばで支えてくれたスタッフにも感謝しています」と感謝を述べて、「僕たちは同じ空の下にいます」というメッセージとともに「All Of The Stars」と、日本語で「紀念日」と心にじんわり染み入る楽曲を披露しました。
–{SPゲストでミッツ・マングローブさんが登場!}–
さて、ライブもいよいよ後半戦。
AARONの「We have a special guest! 紹介します!3・2・1…ミッツさんです!」という掛け声とともに、日本オリジナル曲の「MOISTURIZING」、「Gelato」の作詞をつとめたミッツ・マングローブさんが登場!
「リリースおめでとうございます。このジェラート野郎が!」と、ミッツさんらしいお祝いの言葉や、「AARONあたしより前にでてよ、じゃないとTwitterで顔が大きいって言われちゃうから」などのトークで会場を笑いに包んでからの「MOISTURIZING」へ。
ミッツさんが曲終わりに「濡れちゃった!」と、「MOISTURIZING」にあわせたコメントをすると、AARONが「彼の歌どうだった?」と会場に質問。「AARON、今あたしのこと彼って言ったでしょ!」と、まるで漫才の掛け合いのようなやりとり展開で会場を楽しませていました。
そして、「『MOISTURIZING』と昨日発売の『Gelato』よろしくお願いします。また3人でいろいろやろうね」とコメントを残してミッツさんはステージを後にしました。
続いては、「Gelato」のカップリング曲「Young & Wild」。AARONの激しいパフォーマンスと、TAKUYAさんのギターソロで会場はこの日一番の盛り上がりに!
曲終わりのMCでは、ファンの方が中国語で「服を脱いで!」と叫んで、AARONがリクエストに答えてTシャツ姿になるサービスショットも。400人分の「キャー!」という叫び声が会場に響いていました。
最後は、1stソロミニアルバムから「下一個我(The Next Me)」を披露。AARONが何度も何度も「ありがとうございます」と深々とお辞儀をしてライブは締めくくられました。
ここからはアンコールを。
アンコールでははじめにTAKUYAさんが登場。「2年前に佐久間さんからAARONを紹介されて、曲を作ってレコーディングをして、やっとライブができてとてもハッピーです。たった2回で終わっちゃうのはもったいない」とコメント。
また、サードシングルを制作中であることも明かして、アルバムの発売とともに今回のメンバーで台湾まで巻き込んだツアーをしたいと抱負を語りました。
TAKUYAさんのTwitter。曲作りはじまっています。
https://twitter.com/takuya54it/status/657880243059867648
その後は、TAKUYAさんが本当にこの人とやりたいと思った人が奇跡的に揃ったというバンドメンバーの紹介とミッツさんが登場。
本番前のリハ中にお子さんが誕生した(本当に!)飯塚さん。
でんぐり返しで登場した村原さん。
そして、会場全員でAARONを呼び込んで「Gelato」からアンコールがスタート。
「Gelato」終わりのMCでミッツさんが「あたしもう1回びしょびしょやりたい」のリクエストから二曲目の「MOISTURIZING」がスタート。
当初はここで終わる予定だったそうですが、「もっとおねだりしてご覧よ」というミッツさんの煽りをキッカケに会場のおねだり攻撃がはじまり「Young & Wild」が急遽追加! ラストソングを会場一体になって楽しみました。
こちらは、僕の一番のお気に入りのAARON! セクシーすぎるでしょ!
レポートは以上です。
決して日本語がうまいわけではないのに、日本語・英語・中国語の3ヶ国語を使ってファンの方とコミュニケーションを取り続けていたAARONが本当に印象的でした。
ライブ終わりに写真を撮らせてもらいました。
最後に音声はないですが、梅田QUATTROのライブの様子を動画でまとめたものを紹介します。動いてるAARONを堪能してください!
セットリスト:
・Gelato
・I can see nothing but you
・This is not me
・Whateya Want from Me – Adam Lambert(アダム・ランバート)
・No Boundaries-Adam Lambert(アダム・ランバート)
・Yellow – Coldplay
・一刀不剪(No Cut)
・When I was Your Man
・All Of The Stars
・記念日(The Moment)
・MOISTURIZING
・Young & Wild
・下一個我The Next Me
EC
・Gelato
・MOISTURIZING
・Young & Wild
(文:砂流恵介/写真:砂流恵介)