はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
知らないうちにLINEが初期化されていてビックリ!
八雲ふみねです。
どうやらiPhoneで発生するバグだったようで、アップデートしたら改善されたのですが…。
いやぁ、アカウントの乗っ取りかと思い、ヒヤヒヤしました。
事なきを得てよかった。
さて。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.32
今回は…。
ゆかた姿も艶やか、『ガールズ・ステップ』完成披露試写会の模様をお届けします。
タイトルにもなっている『ガールズ・ステップ』とは、「自分の殻を破る瞬間」のこと。
八方美人女子、根暗女子、勘違い女子、ガリ勉女子、ヤンキー女子。
ある日、ひょんなコトからダンスチームを組み、ダンスコンテストに参加することになった女子高生5人組「ジミーズ」。
地味でクラスでも浮いた存在だけれど、ダンスに本気で取り組んでいくことで、やがて自分を表現する楽しさを知ることに…。
悩み苦しみもがきながらもダンスを通じて成長していく、友情あり、恋愛あり、感動ありの青春ストーリーです。
主人公の西原あずさを演じるのは、本作が初主演となる石井杏奈。
E-girlsのパフォーマーとして活躍する一方、女優としても成長著しい彼女。
『ソロモンの偽証』前後篇で、いじめられっ子で陰のある三宅樹理役を好演したのも記憶に新しいことでしょう。
本作では得意のダンスを武器に、キラキラの笑顔がまぶしい魅力をみせています。
ほか、ジミーズのメンバーには、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩と、ネクストブレイクが期待されるフレッシュな顔ぶれがズラリ。
ジミーズの躍動感あふれるダンスと個性豊かな演技に大注目の一作です。
監督・キャストが勢揃いした完成披露試写会には、夏祭りをイメージしたセットの前で、全員浴衣姿で顔を揃えました。
–{夏×青春 → ゆかたで夏祭り!}–
登壇したのは、石井杏奈さん、小芝風花さん、小野花梨さん、秋月三佳さん、上原実矩さん、磯村勇斗さん、山本裕典さん、塚本高史さん、川村泰祐監督。
劇中とはまた違った雰囲気で、皆さん、とっても艶やかですね〜。
八方美人女子 主人公・西原あずさ役の石井杏奈さん。
「今年初浴衣です!」と、笑顔。
「主演と聞いたときはとても嬉しかったんですが、同時に責任感やプレッシャーも感じて…」と話しながらも、お客様の温かい拍手に晴れやかな表情を見せてくれました。
根暗女子 片瀬愛海役の小芝風花さん。(左端)
ダンス部のトレーニングシーンはとても過酷だったようですが「江ノ島橋をランニングするシーンの後、監督がソフトクリームをご馳走してくれたんです」と、ニッコリ。
そして。
勘違い女子 小澤葉月役の小野花梨さん。(右端)
「砂浜でお互いの気持ちを吐露するシーンは難しかったけど、とても印象に残ってます」と、撮影を振り返ってくれました。
ガリ勉女子 岸本環役の秋月三佳さん。(左端)
環と言えば、海のシーンでの “ももひき”事件。
「私だけ制服のスカートが長かったので下に履いてたんです。監督に見つかって怒られました…」と、乙女な一面がチラリ。
ヤンキー女子 貴島美香役の上原実矩さん。(右端)
茶目っ気たっぷりに「どのシーンも思い出深いですが、やっぱりいちばんは“ももひき”?」と話すと、「それは言わないで〜」と遮る秋月さん。
そして、キャッキャと盛り上がるジミーズたち。
仲の良さが伝わってきましたよ。
石井さん演じるあずさの幼馴染みで、女子から大人気のモテ男 池辺保役の磯村勇斗さん。(上壇左端)
「あずさと保は幼馴染みなので、その距離感を大切に演じました」と、コメントも男前です!
根は真面目なヤンキー 大久保慶太役の山本裕典さん。(上壇中央)
「ジミーズ」たちのダンスステージのシーンでは、いつも客席で踊って声援を送っていた慶太。
まるまる1曲分踊ってたのに、「完成した作品を見ると、ほんの一瞬しか使われてませんでした。真冬に汗だくで頑張ったのに…」。
是非、DVDの特典映像に山本さんのダンスをフルバージョンを収録してください…。
ジミーズのダンスコーチ、だけど実は超チャラ男?! ケニー長尾役の塚本高史さん。(中央)
緊張しながら挨拶するジミーズたちに、劇中の台詞を引用して「みんな固いなぁ〜」と一言。
さすが、ケニー先生!
ちなみに、ダンス指導の先生からは「いちばんダンスのセンスがあるのは塚本さん!」と、絶賛されたそうですよ。
メガホンを取った、川村泰祐監督。
「最初の練習でジミーズが踊ったときは、本当にひどくて…。でも練習を重ねてダンスが上手くなっただけでなく、顔つきまで変化しました」と、彼女たちの成長に感無量といった雰囲気でした。
–{実はやんちゃ?! ジミーズたちが本領発揮。}–
舞台挨拶開始当初は、ガチガチに緊張していたジミーズたち。
しかし徐々にほぐれてくると、ヤンチャぶりを発揮。
***
磯村さんが、役作りについて真剣に話していると…。
「私、ずっと保はズルイと思ってたんです。なんで誰にでも優しくするの?って」(秋月)
「あずさとしては、どうして保は私の気持ちに気付いてくれないんだろうって…。ずっとヤキモキしてました」(石井)
(思わぬ応酬にタジタジの磯村さん。モテ男役ってツライですね〜。)
***
撮影が始まったばかりの頃はお互い緊張していた山本さんとジミーズ。
「撮影の合間に、山本さんがジュースをご馳走してくれたんです。(舞台挨拶などで)話す機会があったら「買ってもらったって言えよ」って…」(石井)
「…。って、バラしてるじゃん(笑)」(山本)
(良き兄貴、といったカンジで微笑ましいですね〜。)
***
オールアップの日に涙を流してくれたジミーズを見て「オレもまだまだイケるかなと思いました」という塚本さんの言葉を受けて…。
「塚本さん、カッコいいです〜〜〜」(ジミーズ)
「結婚した〜い!」(秋月)
「…。僕、してますよ。」(塚本)
(もう、好きなだけ暴走してください…。)
***
本作いちばんの見せどころとなっているのは、もちろんジミーズによるキレのあるダンス。
しかし、石井さん以外はほぼ初心者だったとのこと。
毎日筋肉痛になりながら取り組んだダンスレッスンは、キャストの皆さんの揺るぎない団結力となり、さらには個々の魅力も引き出したよう。
舞台挨拶でもハジける彼女たちの姿に、会場は何度も大きな笑いに包まれました!
『ガールズ・ステップ』は2015年9月12日から、全国東映系にて公開です。
それでは、また次回お会いしましょう。
お相手は八雲ふみねでした。
ガールズ・ステップ
2015年9月12日から全国東映系にてロードショー
監督:川村泰祐
原作:「ガールズ・ステップ」宇山佳佑(集英社文庫)
主題歌:「ALL FOR YOU」GENERATIONS from EXILE TRIBE
出演:石井杏奈、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩 磯村勇斗 / 大東駿介(友情出演)、音月桂、柳ゆり菜 / 山本裕典、塚本高史 ほか
©宇山佳佑/集英社 ©2015「ガールズ・ステップ」製作委員会
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。