20年後、松岡充が東映の社長に!?笑いに満ちた「仮面ライダードライブ」&「手裏剣戦隊ニンニンジャー」舞台挨拶

デフォルト

8月8日(土)、丸の内TOEIにて『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の初日舞台挨拶が開催。
『仮面ライダードライブ』レギュラーキャストに加え、映画版ゲストの筧美和子さん、主題歌アーティストの松岡充さんも登場し、にぎやかなトークが繰り広げられました。

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(左から、仮面ライダーマッハ/詩島剛役・稲葉友、クリム・スタインベルト/ベルトさん役・クリス・ペプラー、花咲未来役・筧美和子、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役・竹内涼真、詩島霧子役/内田理央、松岡充、仮面ライダーチェイス役・上遠野太洸)

キャストたちが登場し、決めゼリフと共に挨拶をすることに。竹内さんは仮面ライダードライブの「ひとっ走り付き合えよ!」というセリフを、クリスさん演じるベルトさんの口調で「ひとっ走り付き合いたまえ!」と変えて会場を沸かせます。
さらにクリスさんも乗っかって「ひとっ風呂、浴びたまえ!」とドライブの決めゼリフをもじって、客席のみならずキャストたちの笑いまでさらっていました。

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そして、竹内さんが「みんなの気持ちが入った作品です。試写を見て、早くみんなに観てもらいたいなぁという気持ちでいっぱいでした!こうして初日舞台挨拶に来てもらえてうれしいです!」と初日を迎えた喜びを語りました。

劇場版に出演して

今作の感想を求められたクリスさんは「ストーリーがすごかったよね?」と客席に語りかけ、「ものすごい展開でストーリーだけでもすごいのに、アクションもすごいし、新ライダーも登場するし、涼真と息子役の真剣佑の競演も素晴らしかったと思います。この映画を観て、なぜ竹内涼真が仮面ライダードライブなのか皆さんに納得してもらえたと思います!」と熱弁します。
それを聞いて「ベルトさん…!」と竹内さん。「進ノ介、これからも頑張ろうな!!」とクリスさんが応え、劇中でパートナーとして戦うふたりの絆を垣間見せてくれました。

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ドライブと共に、一日署長をすることになったアイドルを演じた筧さんは「弟がいて、私も昔から仮面ライダーを観ていたので、歴史ある作品に出られるのがうれしくて気合いを入れてやりました!本当に家族みたいに和気あいあいとした現場で、楽しくやらせていただきました」とコメント。警察の制服を着たことについては「なかなか切る機会が無いものなので恥ずかしかったんですが、大丈夫でしたか?」と客席に問いかけると拍手が起こり、筧さんも笑顔を見せていました。

–{それぞれの思う20年後の姿とは?}–

それぞれの思う20年後の姿とは?

今作には、20年後の未来からやってきた進ノ介の息子・エイジが登場するということで、「20年後、自分はどうなっていたいか」という質問も。

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竹内さん
「結婚はしてるかなと思います。子供は男・女・男の3人欲しいです。かまって欲しいので、子供が3人もいればかまってもらえるかな、って(笑)」
内田さん
「世界が今よりも平和になっていて欲しい。私もおかあさんになっていたらうれしいですね。平和な世界で平和に暮らしていけたら幸せだなぁって。平和な世界になれるように貢献していきたいです(笑)」
上遠野さん
「仕事は続けていると思うので、チェイスとして仮面ライダーの作品のどこかに出られたらうれしいなぁと思います」
稲葉さん
「健康な体でお芝居を続けていられたらいいなと思います。健康な体で役者を続けていたら、何かついてきて、うまいこといくんじゃないかなと(笑)」
クリスさん
「技術的にAIの技術が進歩して、私はアンドロイドになってると思う。上遠野くんをコピーして、20年後の私はクリス・ペプラーなんだけれども顔が上遠野くんになってる(笑)。今より声も低音になってると思います」
筧さん
「ペアルック母ちゃんになりたいです!子供が小さい頃は息子とも仲良しで、ペアルックできちゃうくらいの仲でいたいんです。それを活かして、お母さんの役もできたらなって欲張りなことを考えてます(笑)」

予想外なものから手堅いものまで個性豊かな回答が出そろい、ひときわ盛り上がりを見せたコーナーとなっていました。

主題歌アーティスト・松岡充さんが登場!

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登壇すると「今回の映画では、スタントを使わずにアクションをやりました!真剣佑です!」と、この日は登壇していなかったキャストを名乗り、つかみからばっちり笑いを取った松岡さん。
自身の衣装を指し「主題歌を歌ってるだけの人間の格好じゃないですよね(笑)。ここは同じチームだと思う」と上遠野さんと並び、仮面ライダーと戦う敵チームっぽいと主張。上遠野くんも「(松岡さんが)一番変身してそうですよね(笑)」と同意していました。

「仮面ライダードライブ」のために結成されたユニット・Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE名義で3作目となった楽曲「re-ray」については「プロットから読み込ませていただいて作りました。「ドライブ」からまた新しいシリーズに作品を受け渡していく、今「ドライブ」を好きな人たちがまた他の人たちに仮面ライダーの世界を受け渡していくという、世代が変わっていくなかで、さよならの意味もあるけど、お互い自分自身の戦いに勝って、未来でまた会おうぜという約束の歌として作りました」と楽曲に込めた思いを披露していました。

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また松岡さんも20年後の姿を尋ねられ、「今回の「re-ray」で仮面ライダー作品の主題歌が6作目になるんですね。(「仮面ライダーW(ダブル)」で)初めてオファーを受けた時には想像もしなかったことが起こってるので、20年後はもっと想像出来ないことが起こっていると思います。5年間で6作という、このペースでいけば20年後にはおそらく東映の社長になってるんじゃないかな(笑)」と回答。客席から笑いと拍手が巻き起こっていました。

–{客席へのサプライズ!}–

客席へのサプライズも!

最後に、8月6日に開幕した甲子園と夏の公開映画が多いことを掛けて、球児へのエールと映画甲子園といえる激戦を勝ち抜く意気込みを竹内さんと筧さんがコメントしました。

筧さん
「疲れたな、って思う時があったら、この映画を観てもっと熱い気持ちを奮い立たせていただきたいです。頑張ってください!」
竹内さん
「熱い高校3年間の締めくくりを飾ってほしいです。そして、恐竜映画に勝つために「この映画よかったよ」と宣伝してほしいです。これが日本を代表する仮面ライダーの映画だと言える作品になったと思うので、ぜひ多くの人に見てほしいです!」

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舞台挨拶の締めくくりには、20年後の姿を書いたボールを登壇者たちが客席へ投げ入れ、プレゼントされました。

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ボールを投げながら客席を通って退場するというサプライズに客席は大喜び。キャストたちが会場を出るまで、手を振って見送っていました。

『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』は現在全国で公開中です。

(文・写真:大谷和美)